2024年5月23日木曜日

私のおすすめ本(水曜担当 谷尻)

みなさんこんにちは!

毎週水曜日12:30~14:00を担当している谷尻です。

今回は二冊の本をご紹介させていただきます。一冊は学部時代に役に立った本で、もう一冊は最近使っている本です。


1. Fluid Mechanics in SI Units (Frank M. White)


機械工学科の方は、学部3年生の「流体力学」でこの本を薦められると思います。この本は、学部2年生の「流体力学の基礎」、学部3年生の「流体力学」「応用流体力学」などの流体系の授業に役立つと思います。この本の魅力は以下の通りです。

  • 流体力学について詳しく説明されている
  • 練習問題が充実している
  • 最後の方に物性値がまとめられている
この本は、ページ数が800ページ弱もあり、とにかく詳しいです。学部での流体力学の勉強はこの一冊でほぼ網羅できるボリュームがあります。

また、練習問題が多く、テスト勉強にも有用です。私はこの本のおかげで、流体力学の知識が深まり、現在の研究に活かせています。

最後の方に、物性値がまとめられており、論文を書く時にも非常に有用です。

この本は、学部2年生の「流体力学の基礎」の授業で、流体力学に少しでも興味を持った方にお薦めの1冊です。


2.  新定番 プレゼンの英語フレーズ 1000 (有元美津世)

https://search.lib.keio.ac.jp/permalink/81SOKEI_KEIO/188bto4/alma9926820965304034

私の研究室では、修士1年生から、毎週行われる4研究室合同の研究会に参加する必要があります。そこでは、プレゼンや質疑応答を英語で行わなければなりません。年4回発表する必要がありますが、私は初回のプレゼンで失敗してしまいました。英語のプレゼンは英会話とは全然異なり、緊張して質問に上手く答えられませんでした。

そこで私は、最近この本を購入してプレゼンで使える英語フレーズを頭に入れています。この本の魅力は以下の通りです。

  • プレゼンの構成ではなく、英語表現に重点を置いているので読みやすい
  • 音声付きで隙間時間に有効活用できる
英会話の経験はあっても、英語のプレゼンの経験が無い人はたくさんいると思います。私は対策するのが遅かったと後悔しています。研究室に入ると学会発表などで、英語でプレゼンをする機会があるので、早めのうちから対策を講じることをおすすめします。


今回ご紹介した本が、皆さんのお役に立てれば光栄でございます。


谷尻