2026年6月25日木曜日

Are you 論理的 ?(木曜担当 近藤)

こんにちは!

ラーニングサポート木曜担当の近藤です。

  • 化学系の講義で困っている
  • 博士課程ってどんな感じ?
…など、気になることがあれば、お気軽にご相談ください!

【毎週木曜12:30-14:30 理工学メディアセンター本館1階レファレンスデスク】

にてお待ちしております。

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今日は私のオススメの本、『論理トレーニング101題』を紹介したいと思います。

~概要~

タイトル:論理トレーニング101題

著者:野矢茂樹

出版社:産業図書

出版年:2001年


この本は、論理的な日本語を書く力を鍛えてくれます。パズルのようなものではなく、文章を書く力に特化しているので、文系・理系問わず、日本語を使って文章を書く全ての人間に役立ちます

論理的な日本語、と言われてもピンと来ないかもしれないので、一つ例題を出したいと思います。


---- 例題 ----

以下の文章の論理的でない点を指摘せよ。

高校数学で三角関数を教える必要はない。なぜなら、多くの人間にとって三角関数は使う機会のないものだからだ。電卓やExcelを使って計算することもできる。社会人を対象としたアンケート調査では、約9割の回答者が仕事で三角関数を使用しないと答えている。しかし、工業学科系の高校に関しては、生徒が将来三角関数を使う可能性は高いので、カリキュラムに組み込んでもいいだろう。

(文章は近藤が作成。内容は完全フィクション。)

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どうでしょうか。上記の文章のおかしな点に気づけましたか?極端に変な文章というわけではないので、意識していなければさらりと読めてしまえたと思います。しかし、この文章にはおかしな点が2つあります。この下で答えを解説しますので、自分なりに結論が出たら画面をスクロールしてください。







例題の文章のおかしな点は以下の2つです。

  • 「電卓やExcelを使って計算することもできる。」という文章の位置
  • 「しかし」という接続詞の使い方


上記二点の不自然さを浮き彫りにするために、各文の役割を明文化してみます。

  1. 高校数学で三角関数を教える必要はない。(主張)
  2. なぜなら、多くの人間にとって三角関数は使う機会のないものだからだ。(主張の根拠1)
  3. 電卓やExcelを使って計算することもできる。(主張の根拠2)
  4. 社会人を対象としたアンケート調査では、約9割の回答者が仕事で三角関数を使用しないと答えている。(根拠1の説得力を高める補足)
  5. しかし、工業学科系の高校に関しては、生徒が将来三角関数を使う可能性は高いので、カリキュラムに組み込んでもいいだろう。(主張の例外についての補足)

まず一つ目のおかしな点についてですが、「三角関数を使う機会がない」ということと「知識がなくても道具の補助があれば三角関数を使える」ということは別のことです。2番目の文と4番目の文は前者について書いており、3番目の文は後者について書いています。そのせいで話が行ったり来たりしており、話の筋が追いにくくなっています。

次に二つ目のおかしな点についてですが、「ただし」という接続詞を使うべき箇所で「しかし」という接続詞を使ってしまっています。この二つの接続詞はどちらも逆接ですが、明確に役割が異なります。「しかし」の役割は論旨の転換。主張の方向性を変えたいときに使います。「○○。しかし、××。」と書いてあった場合、言いたいことは××の部分になります。一方、「ただし」の役割は情報の補足。主張の方向性は変わりません。「○○。ただし、××。」と書いてあった場合、言いたいことは○○の部分になります。例題の文章で言いたいことは1番目の文であり、5番目の文ではありません。よって、5番目の文は「しかし」ではなく「ただし」で繋ぐべきです。

以上を踏まえて例題の文章をなおすと以下のようになります。

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高校数学で三角関数を教える必要はない。なぜなら、多くの人間にとって三角関数は使う機会のないものだからだ。実際、社会人を対象としたアンケート調査では、約9割の回答者が仕事で三角関数を使用しないと答えている。また、万が一三角関数が必要になったとしても電卓やExcelを使えば計算できるのだから、やはり高校で教える必要性は薄い。ただし、工業学科系の高校に関しては、生徒が将来三角関数を使う可能性は高く、電卓に頼らず計算できた方が効率的なので、カリキュラムに組み込んでもいいだろう。

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このように、論理的な文章とは論理的な構成の文章のことです。論理的な文章は非常に読みやすく、読者に負担をかけません。また、論理を意識することで、自身の主張の根拠を正確に把握し、隙のない文章を書くことができます。例えば、修正前の例文の

しかし、工業学科系の高校に関しては、生徒が将来三角関数を使う可能性は高いので、カリキュラムに組み込んでもいいだろう。

という文は「三角関数を使う機会がない」という根拠の例外ではあるものの、「知識がなくても道具の補助があれば三角関数を使える」という根拠の例外ではありません。そのため、「工業学科系の高校の生徒であっても電卓を使えば済むだろう」という批判があり得ます。修正後の例文では、二つの根拠の両方をカバーしています。

ただし、工業学科系の高校に関しては、生徒が将来三角関数を使う可能性は高く、電卓に頼らず計算できた方が効率的なので、カリキュラムに組み込んでもいいだろう。

以上のように、論理を意識しながら文章を書くことは、ツッコミどころのない文章を書くことに繋がります。そのような文章を書くためのトレーニング本が「論理トレーニング101題」となります。


~この本の魅力~

ここからは、私が思うこの本の魅力を3つ紹介したいと思います。

1. 問題中心だから実践的!

「論理トレーニング101題」はその名の通り、101個の問題とその解答解説で構成されています。結局のところ、ハウツー本を読んで分かった気になっても、論理力は上がりません。実際に頭を悩ませ、手を動かす中でようやく身につくものです。勿論、問題は投げっぱなしではないのでご安心を。解説が非常に丁寧で、論理的な日本語を書く上で気を付けるべきことが自然と頭に入るようになっています。

2. 問題形式が多様で飽きにくい!

問題形式は例題に挙げたような文章のおかしな点を指摘するもののほか、文章の構成を図示するもの、接続詞の使い方の正しさを判定するもの、文章を批判するものなど多種多様。様々な角度から読者の論理力を鍛えてくれます。

3. 問題文が実在のもの!

本や新聞などから切り抜かれた文章が問題文として使われています。そのため、問題文そのものが文章として面白いです。一方で、そのような「商品として書かれた文章」ですらしばしば非論理的であることから、私たちの身の回りに非論理的な文章が溢れていることが実感できます。


~読んだ感想~

個人的に、この本を読んで印象に残ったのは「批判」のスタンスに関する話です。

この本では、「批判」を論理の欠陥を指摘する行為として位置づけています。批判は、既存の主張を否定するものではなく、あくまでも論理展開の弱点を指摘し、論理性の向上を促す行為として捉えられています。

だから、この本では主張への賛否に関係なく批判は行うべきだと述べられています。たとえ自分の考えに合致する主張であったとしても、論理に飛躍があればそれを指摘します。そして、その批判に対する回答によって論理が補われることで主張はより強固になるのです。このように、主張は批判の中で磨かれ、強くなり、確かな説得力を獲得していきます。立論者と批判者が協同して論理的な主張を作り上げていくという意味で、批判もまた一種の創造行為なのです。

この話は、批判を単なる反対意見と捉えていた私にとって目から鱗でした。反対意見と批判は全くの別物だったのです。反対意見は「主張Aが出ているときに、主張Bの方が良いと述べること」であるのに対し、批判は「主張Aが出ているときに、主張Aの論理的欠陥を指摘すること」です。反対意見は主張Aを否定したがっているのに対し、批判は必ずしも主張Aを否定したがっているわけではありません。主張Aが弱点を補うことを望んでいるだけです。

日本では、「批判をするなら対案を出すべき」という風潮があり、反対意見と批判が混同されがちです。批判の本来の目的は案を潰すことではなく、ブラッシュアップすることですから、「賛成だけど批判」「対案のない批判」という行為は十分あり得ます。この風潮のせいで批判のハードルが上がることは、論理性を突き詰める上では良くないことだと思いました。


~最後に~

今回は『論理トレーニング101題』という本を紹介しました。

正直に言うと、論理的な文章の書き方については私もまだまだ勉強中です。このブログについても、「完全に論理的な文章か?」と問われると自信がありません。それでも、この本を読んだことで、文章を書くときに注意を払い、一文一文の役割や主張の流れを意識するようになりました。

また、日常生活で文章を目にしたとき、それが「論理的か否か」を判定できる感覚が培われました。違和感のある文章には割とすぐ気づけます。書く能力よりも読む能力の方が比較的楽に身につくようです。

皆さんも是非一度この本を読んで、論理に敏感になってみてはいかがでしょうか。ただし、批判を繰り返していると煙たがられるので、論理力の使いどころはよく考えてください(笑)



近藤



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理工学研究科の院生スタッフが自身の経験をもとに、学習や研究・進路に関する質問・相談に応じます。

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2026年6月16日火曜日

学生という立場をフル活用しよう(月曜担当 小松)

こんにちは!

 今年度、ラーニングサポートを担当する小松です。

いよいよ新生活が始まりましたね。研究室選びや就職活動など、将来のことに期待と不安を膨らませている時期ではないでしょうか。


「どうしよう……」と一人で抱え込みがちですが、実は慶應には、皆さんの悩みに寄り添い、解決をサポートしてくれる心強いサービスがあります。


それがラーニングサポートです。


驚くべきことに、これ、アポなし&無料で受けられます! 毎週月曜〜金曜の12:30〜15:30に受付しているのですが……実は、このバタバタしがちな春学期に相談に来てくれる学生さんは、意外と多くありません。


……かくいう私も、この制度をしっかり知ったのは大学4年になってから。「もっと早く言ってよ!」と思わずセルフツッコミを入れました(笑)。 大学生活はまさに情報戦。あの時これを知っていたら……と思うことが多々あります。もし低学年の頃に相談していたら、今とは違う道が開けていたかもしれません。


さて、少し宣伝っぽくなってしまいましたが、慶應には他にも知らなきゃ損な制度や設備が本当にたくさんあります。


何か新しいことに挑戦したい!という意気込みを無駄にしないためにも、このブログでは大学を120%使い倒す方法を余すことなく紹介していきます。


1:ITツール


まず、最初に紹介するのは無料で使えるITツールです。


1. Gemini (Enterprise版)

今話題の生成AIですが、慶應のアカウントでログインして使うGeminiは一味違います。大学専用の契約であるため、入力したデータがAIの学習に利用されない設定になっています。セキュリティが担保された環境で、レポートの構成案を練ったり、難しい概念を要約してもらったりすることができます。


2. NotebookLM

資料やPDFを読み込ませて、その内容に特化した質問や整理ができるツールです。膨大な文献を読み解く必要があるゼミの研究や、教授の論文をリサーチする際に非常に役立ちます。これも慶應のアカウントで安全に利用可能です。


3. Notion

タスク管理やノート作成に欠かせないNotionですが、学生なら通常は有料のプランを無料で使うことができます。授業のメモ、履修状況、サークルの連絡事項などを1箇所にまとめられます。


これらのツールを使いこなせば、日々の作業量をグッと減らすことができます。

「ツールはわかったけれど、具体的にどう使いこなせばいいの?」と迷ったときは、ぜひラーニングサポートへ足を運んでみてください。


2:運動施設


次に紹介するのはキャンパス内に点在する運動施設です。

日々の課題や研究に追われ、リフレッシュしたくなる瞬間はあると思います。

そんなとき、ぜひ運動施設で体を動かしてみましょう!

デスクワークで鈍った体は軽くなり、心のモヤモヤまでスッと晴れたようになること間違いなし!


1.ジム

慶應義塾大学では日吉キャンパスに3つのジムが存在しています。

記念館・塾生会館・協生館にそれぞれありますが、この中に頭一つ抜けて優良なジムがあります。記念館のGO GB GYMです。


GO GB GYM(記念館地下1階)
慶應義塾Webサイトより)

日吉キャンパスの数あるジムのうち、この記念館ジムだけが
値段・開放時間・設備の3拍子を揃えています。

塾生会館ジムは有料、協生館は期間限定開放なのに比べ、記念館ジムは無料で利用でき、授業期間は平日10:45~18:00に開放されています。以前は予約必須でしたが、1年ほど前から予約不要なので行きたくなった時にすぐ行くこともできます。

また、記念館ジムはフリーウエイトエリアが充実していて、皆大好きベンチプレスのパワーラックが5つもあるので、マッチョと取り合いになることもありません。

さらに記念館ジムには体成分分析装置InBodyが導入されました。InBodyは、体を構成する基本成分である体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪を定量的に分析する体成分分析装置です。正確かつ簡単に体成分を把握することができます。


体成分分析装置InBody (ウエルアップ Webサイトより)

いきなりジムで筋トレなんてハードル高い、、、という方も、InBodyで体脂肪や筋肉量の測定してみましょう!自身の体調管理も研究のうちです💪


2.屋外運動場

矢上キャンパスには、日吉のような大規模な屋内ジムこそありませんが、緑豊かで開放的な屋外運動施設が充実しています。研究室にこもりがちな理工学部生にとって、最高の息抜きスポットとなる2つのエリアを紹介します。

グラウンド

テニスコートの奥に広がるグラウンドは、主に野球やソフトボール、フットサルなどで利用されています。研究室のメンバーを集めて運動すれば、親睦が深まること間違いなしです。全面に広がる青空の下、思いっきり汗を流す爽快感は、パソコンの画面と向き合う日常を忘れさせてくれます。

テニスコート

矢上キャンパス内には人工芝のテニスコートが完備されています。ラケットとボールさえ用意すれば、授業の空きコマや夕方のリフレッシュタイムに気軽にテニスを楽しむことができます。初心者から経験者まで、自分のペースでラリーを続けるだけでも良い運動になりますよ。

💡 利用時のポイント:事前の利用申請をお忘れなく! 

屋外運動場を利用する際は、学生部での事前申請が必要です。基本的には研究室単位や公認団体・サークルでの予約がスムーズですが、空き状況によっては有志のグループでも利用可能です。利用ルールや予約方法の詳細は、慶應義塾大学の学生向けポータルサイトの施設利用案内を必ず確認してください。

「実験のデータがうまく出ない」「論文の構成で行き詰まった……」 そんなときこそ、一度席を立って体を動かすチャンスです。適度な運動は、脳の血流を促し、ストレスホルモンを減少させる効果があると言われています。ジムで筋肉を追い込むのも、グラウンドで心地よい風を感じながら汗を流すのも、すべては次へのモチベーションに繋がります。

キャンパス内の充実した運動施設を賢く利用して、心も体も万全な状態でキャンパスライフ(そして研究生活!)を乗り切りましょう!


3:医療費補助(学健保)

 大学生活全体における塾生必見な制度の筆頭が、学生健康保険互助組合です。

 万が一、病気やケガで病院にかかった際、窓口で支払った医療費が、申請を行うことで後から戻ってくるという、塾生限定の医療費補助制度です。 同一の医療機関ごとに月額の自己負担が2,000円を超えた場合、その超えた分がのちに自分名義の口座へキャッシュバックされます。

制度を利用するには、病院や薬局で発行される領収書が必須です。 keio.jp から指定の申請書を印刷し、領収書を添付して各キャンパスの学生部窓口にある専用ポストに投函するだけで手続きは完了します。ただし、診療を受けた翌月末までに申請しないと無効になってしまうため、受診したらすぐに手続きする癖をつけましょう。

「病院代がもったいないから……」と無理をして体調をこじらせては、せっかくの課題や研究も滞ってしまいます。塾生に与えられた制度を賢く利用して、万全のコンディションを維持しましょう!

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まとめ:充実した設備・制度を使い倒そう!

今回は、無料で使えるITツールに始まり、キャンパス内の優良な運動施設や、もしもの時に頼れる医療費補助制度まで、塾生向けの環境をご紹介しました。

日々の課題や実験、論文執筆など、塾生の毎日はとにかく多忙でタフさが求められます。だからこそ、大学が用意してくれている素晴らしい設備や制度をフルに使い倒し、心と体のメンテナンスを怠らないことが、充実した学生生活を送るための秘訣です。

(ちなみに、慶應にはこれ以外にも、財政面を強力に支えてくれる独自の奨学金制度なども非常に充実しています。これについては、また別の記事で詳しくご紹介しますね!)

まずは目の前のリフレッシュと体調管理から。使えるものは賢く使って、毎日のキャンパスライフを万全の状態で駆け抜けましょう!


小松



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2026年6月15日月曜日

リアルな1年間を大解剖!研究室1年目のスケジュールと過ごし方(月曜担当 後藤)

 みなさん、こんにちは!

毎週月曜日の 14:00〜15:30 のラーニングサポートを担当している後藤です。

「SD 学科の授業で分からないところがある」 

「SD 学科の研究室選びで迷っている」 

「電気主任技術者の要件科目について聞いてみたい」 

という方は、ぜひ気軽に相談しに来てください!


2026年6月12日金曜日

大学1年生の過ごし方(金曜担当 二階堂)

 こんにちは🐩

春学期金曜日の12:30~14:00でラーニングサポートを担当します、二階堂です!


「理工学部での生活が不安」

「何の授業を取れば良いか悩んでいる」

「学部・学科の勉強が分からない」

「生命情報学科について知りたい」


などありましたら、ぜひお話ししにきてください!


今回は春から入学した1年生向けにアドバイスを書いてみたいなと思います😊

大学1年生になったばかりの皆さんは楽しみなこと、不安なこと、色々あると思います。

でも先に言っておきたいのは、大学生活はとっても楽しいということです✨

私なりにおすすめしたい過ごし方を紹介するので、1つでも参考になれば嬉しいです♪


~大学1年生の過ごし方が大学生活を決める?!~

何のサークル/部活に入ろうかな、友だちたくさんできるかな、バイトどうしようかな、何の授業を取ろうかな、必修の授業の勉強やテスト対策どうやってやろう…

と1年生の時には所属するものを決めることや生活スタイルを決めることが多いと思います。そこで決めたことが後々ずっと仲良くいられる友だちをつくれることに繋がったり、自分の私生活を充実させるものに繋がったり、と大学生活の楽しさに繋がるかもしれません💫

実際に、私も大学1年生の時に取った授業で一緒だった友だちや所属した部活の友だちと大学院2年になった今でも、仲良く遊んでいます😚
また、大学1年生の時に勉強を頑張って希望の学科に行けたからこそ、学科の良き友だちとも仲良く遊んでいて、あの時頑張って良かったなと思っています✨

もちろんサークルやバイトは途中で変えることもできますが、最初のスタートを上手く切ることができた方が楽しく過ごせること間違いなし!なので、学生生活を満喫するために良いスタートを切ってみましょう🎵

~大学1年生の学内でのおすすめの過ごし方~

①所属する団体の決め方/所属を決めた団体での過ごし方

・自分が無理せずに楽しくいられる環境を選ぶ!
→友だちづくりのため、先輩に嫌われないため、など無理して過ごす環境ではなく、自分が素直な気持ちで心の底から楽しめる環境を選ぶと良いと思います。

・練習や活動の日にちだけでなく、楽しそうなイベントにも参加してみる!
→普段の活動日はもちろん、団体のイベント(BBQなど)にも積極的に参加してみると、普段見られない周りの人たちの様子を知ることができて、自分に合う友だちや先輩をたくさん見つけられるかもしれません✌

②バイトの決め方/過ごし方

・自分に合ったバイト先を選ぶ!
→当たり前に思うかもしれませんが、「やりたいこと=合う」わけではありません。やりたいことでも店長が厳しかったり、同僚と仲良くなれなかったり、内容だけでなくそこにいる人もよく見て選ぶと良いと思います!

・あまり忙しくしすぎない!
→理工学部は特に授業数が多く、授業、課題、テスト、と忙しいと思います。バイトを入れすぎたり、バイトがきつかったりすると、勉強に手が回らない・体調を崩す可能性があるので、学業や健康に支障が出ない程度に入れてみてください!

③授業の取り方/こなし方

【必修】

・分からないものをそのままにしない!
→単位を取ることが大事なのはもちろん、必修授業の内容は後々の学科の勉強にも活きてきます。「分からないな~まあいいか」、ではなくその都度解消しておくと、テスト前に苦労することもなくなりますし、学科に入ってからもあの時やった内容だな、と分かるようになります!少しでも分からないなと感じた際は、ぜひメディアセンターのラーニングサポートを活用してみてください✨大学院生の私たちがみなさんの疑問解決の手助けをします😊

・周りの友だちと協力する!
→理系だからといって、どの科目も得意なわけではないと思います。1人で抱え込まず、その科目が得意そうな友だちに聞いてみたり、逆に自分が得意な科目は友だちを助けてみたり、協力し合って乗り越えていってみてください!

【一般教養】

・学生間で関わりのある授業を選ぶ!
→必修が多い中で、授業で友だちを増やすにはこれが1番おすすめです!体育や総合教育セミナーなど、学生間でコミュニケーションを取れる授業を選ぶと友だちがたくさんできます!私が大学で1番仲良い友だちも、大学1年生の時に取った総合教育セミナーで一緒だった子です💕

・好成績が取れそうなものを選ぶ!
→学科分けの時に1年生のGPAが重要になってきます。必修で好成績を取るのも大事ですが、意外と一般教養の科目をSとAだけに抑えることでGPAが格段に上がります😂周りと差をつけたい人はここで好成績を狙ってみてはいかがでしょうか?!

~終わりに~

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました💗新しい環境に身を置くと不安なことも出てくると思いますが、ここに書いたことが少しでもお役に立てれば幸いです!

ぜひ楽しんで大学生活を送ってください🍒
そして何か困ったことがあればいつでも相談にきてください!

大学1年生のみなさんが笑顔溢れる学生生活を送ることができるよう願っています🌟

二階堂


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2026年6月11日木曜日

初手・論文を読む【今年、研究室に入ったあなたへ】(木曜担当:近藤)

こんにちは!

ラーニングサポート木曜担当の近藤です。

  • 化学系の講義で困っている
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…など、気になることがあれば、お気軽にご相談ください!

【毎週木曜12:30-14:30 理工学メディアセンター本館1階レファレンスデスク】

にてお待ちしております。

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研究室に入ってきたばかりの後輩からたまに

今のうちにやっておいた方が良いことって何ですか?

と聞かれることがあります。私はこの質問に対してはいつも

論文を読むこと

と答えています。これが、この記事で私から皆さんに伝えたいことです。

もう少し詳しく説明しますね。
「論文を読むこと」と言いましたが、闇雲に論文を読めばいいわけではありません。先行研究を読むことを強く勧めます。

先行研究を読んで、自分の研究の位置づけを把握してほしいのです。過去にその分野でどんな研究が行われ、何が分かっていて、何が分かっていないのか。今の状況下でなぜあなたの研究が重要なのか。こうしたことを皆さんは知っておく必要があります。


~なぜ論文を読む必要があるのか~

なぜなら、研究発表の場では、研究の背景知識は「当然知っているもの」として扱われるからです。背景知識があることを前提に、より高度な質問が飛んでくることがしばしばあります。そのとき、背景知識がなければ話についていけず、議論することすらできなくなります

これは背景知識を説明してくれない質問者が意地悪なわけではありません。科学者とは元来、先人たちが積み上げた知の上で仕事をし、そこに自分の知を積むものです。先人たちの仕事を知らないことはあり得ない、という世界なのです。

学部4年生の皆さんは先生から研究テーマを与えられた人がほとんどだと思います。そのため、研究を始める前にあるはずの「先行研究調査」の過程をスキップしています。これは研究の世界においては本来あり得ない、ということを肝に銘じておきましょう。

ここまで読んだ方の中には、「議論に背景知識が必要なら、発表の前に論文を読んでおこう」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、発表直前に詰め込むことはオススメしません。なぜなら、卒論をまとめる段階はとても忙しいからです。先行研究を読み漁っている余裕などないと思います。だから、時間のあるうちに先行研究を読んでおくことをオススメします。


~どうやって論文を読むのか~

論文を探す上では、「Web of Science」「Scopus」「Google Scholar」といった論文データベースを活用するのが効率的です。また、Google GeminiのDeep Research機能を使って特定分野の論文を集めさせるのもアリでしょう。

一つ注意しなければならないのは、慶應の外で論文を読む場合、K-Supportの「リモートアクセス(KOSMOS/データベースナビ)」経由でアクセスしないと論文を読めないことがある、ということです。

オープンアクセスというインターネット上で無料公開されている論文であれば誰でも読めますが、大多数の論文は、その学術誌の購読者しか読めないようになっています。幸い、慶應は数多くの学術誌を購読しているので、慶應の学生であることを示せば大体の論文は読めます。その手段がK-Supportの「リモートアクセス(KOSMOS/データベースナビ)」経由でアクセスすることです。ちなみに、慶應のキャンパス内ネットワークからのアクセスであれば、上記のような手段をとらなくても慶應の学生として認識されます。

Database NAVIからScopusへアクセス。Scopus内で論文を探そう(Database NAVIを通っていないとオープンアクセス以外の論文は読めない)。

論文データベースの使い方を知りたい方は、メディアセンターが開催した文献探索セミナーの録画をご利用ください。
https://www.lib.keio.ac.jp/scitech/services/seminar.html#A01


いざ論文を探してみると、その数に圧倒されると思います。「え?これ、全部読むの?」と。そんなときはあなたの研究テーマのReview論文を探してみてください。Review論文とは、特定のテーマの論文をまとめたものです。複数の研究者の論文がまとめられており、その研究界隈の動向を振り返ることができます。Review論文だけでも、あなたの研究の位置づけを大まかに把握できると思います。

Review論文を読んでいく中で、気になる研究やあなたのやりたいことに近い研究と出会うことがあると思います。そうした研究を見つけたら、どんどんアクセスして元論文を読んでみましょう。その論文の中で気になる別の研究が引用されていたら、さらに遡りましょう。そうやって、Review論文を出発点にして、気になる論文をどんどん遡っていくのが先行研究調査の主な流れです。


~最後に~

かなりざっくりとですが、論文を読む上での基礎事項についてお伝えしました。

先行研究調査は複数の論文を読むことになるので時間がかかります。慣れないうちはなおさらでしょう。ですから、早いうちから先行研究調査を進めておくことをオススメします。この記事がその一助となれば幸いです。


近藤


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2026年6月10日水曜日

矢上オススメスポット(水曜担当:渋谷)

 こんにちは!


水曜日12:30~14:00にラーニングサポートを担当させていただく 渋谷 と申します。

「数学や物理が難しい」

「おすすめの授業を教えて」

「SD科の課題を教えてほしい」

「SD科の資格取得制度ってなんなの?」

などなど、数学・物理から制御工学・生産工学などの専門的な分野まで

なんでも気軽に相談してください!!

今年からの担当で至らない部分も多くあると思いますが

一年間よろしくお願いします!<(_ _)>


今回は矢上キャンパスオススメスポットの紹介をさせていただきます✋

2026年6月9日火曜日

B4の春学期は如何様だったのか(火曜担当:西澤)


みなさま毎日お疲れ様です。

毎週火曜14:00~15:30 担当のM1西澤です。

応用化学科の授業・研究室・大学生活・雑談

などなど、気軽にお話ししに来てくださいね。


このごろ暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

最近はコーヒー豆を挽いて、ホットココアに注ぎ、自家製カフェモカもどきを飲むのを楽しんでいますが、氷とかをいれたらいい感じにアイスカフェモカができるんでしょうか(笑)

研究室生活が始まったB4の方々も適度に息抜きして、リズムを作っていくのが良いと思います^^


今回は、

【B4の春学期は如何様だったのか】

です。よろしくお願いいたします。


4月

測定装置の分析(所属研究室の恒例イベント)

 所属研究室では自分の実験系に関わりの深い測定機械を一つピックアップして勉強し、発表して、理解を深めるという洗礼行事があります。私が担当したのは、透過型電子顕微鏡(TEM)でした。いろいろと面白いので、今年度から使うぞ!というB4のみなさまでTEMについて話したいということがあればお話ししに来てくださいね。


合成

 そして、同時進行でおこなっていたのは合成です。ナノサイズのキューブ型半導体を合成していた(今もしている)のですが、反応時間が長いということで、毎週金曜日に実験を仕掛けて、翌週の月曜日に回収するというのを繰り返していました。合成できているかどうかは、TEMによる撮影で初めて明らかになります。(ナノサイズなので(笑))


論文調べ

 テーマの新規性について大量の論文を調べる必要があるので、やはり調べ学習の時間をしっかり確保するのは大事です。


5月

合成

 中央試験所の装置は、研究の考察を深めるのに重要なデータを集めることができるので、初回講習を受けて積極的に活用するのが良いと思います。測定帰りにYILでココアを買って帰るのもいいんじゃないでしょうか(笑)


中間発表1

 実験結果をまとめるという作業は非常に大事なので、ここもしっかり時間を確保してやるのが良いと思います。


6

合成(できた)

 結果に納得できる合成ができたのは6月になってからでした。その合成物に対して何かしらの特性を付与してはじめて機能性が発現するというテーマなので、ここからが本番でした。


7月

合成

物性測定

 廊下を挟んで向かい側の物理情報学科の方にいきなり押しかけで物性測定をお願いしてみたところ、快く受け入れてくださり、大変貴重な測定をすることができました。他学科の人とお話しするのは、すごく楽しいし、自分の考察の視野を広げてくれるので、ぜひ学科を越えた繋がりを持つのが良いと思います。


論文紹介

 日々論文を読んでいると思いますが、漏れなく一つの論文を理解する心意気で読むのは大変ですよね。知らない測定手法や考え方やアプローチが自分の系で活かすことができると、研究に深みがでますね。


中間発表2

 実験がうまくいっていてもいなくても、一度内容を整理して、秋学期の方針まで立てておきます。



8月 夏休み

・しっかりと遊ぶ(と秋学期頑張れますよ!)


春学期はこのような過ごし方でした。春学期を振り返ると、もっと調べ学習ができたんじゃないかと思いました。結局、研究がグッと進んだのは、秋学期に論文調べで測定手法を発見した瞬間でしたので(機会があれば秋学期も書きます)、夏までに発見していればよかったなということがあったからです。ですが、調べ学習+実験三昧で疲れてしまった時期もありましたので、みなさんは体調には気を付けてくださいね。


一年間、同期と切磋琢磨してきましたが、研究の進行具合は、研究室の滞在時間や、テーマの難しさとは関係がないと思います。研究はいつでもどこでもできるので、考えることが一番大切なのだと思います。私は家が大学から遠いので、通学時間にWeb of Scienceをよく開いて考えたりしていました。土日には作業を一切しないように終わらせておくと、リズムが安定します。


頑張りすぎないように頑張りましょう~

最後まで読んでいただきありがとうございました。



西澤



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理工学研究科の院生スタッフが自身の経験をもとに、学習や研究・進路に関する質問・相談に応じます。

授業の課題や試験に向けての学習相談はもちろん、学科分け、研究室選び、大学院進学、就職活動などの進路相談にも、経験豊富な院生スタッフが親身になって相談に乗ります。ぜひお気軽にご相談ください。

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