2025年6月23日月曜日

質問を自分にも他の人にもし続ける(月曜担当 草壁)

 こんにちは!ラーニングサポート月曜前半(12:30-14:00)担当の草壁です!

入学や新学年になって早2か月が経ち、人によっては春学期前半の中間試験がある人もいるのではないでしょうか。新入生のみなさんは特に、大学の講義や試験は初めてで、高校の時の授業とはスタイルや難易度が全く異なり、どのように勉強を進めていけばよいのかわからないと思います。今回は、中間試験や期末試験に向けての勉強方法や準備・対策において押さえておきたいポイントを4つ紹介します。


ポイント(1) 難しいということを受け止める

大学で学ぶ数学や物理、化学は理解することが高校までのものと比べてとても難しく、理解するのに相当な時間を要します。みんなはわかっていて、わかっていないのは自分だけなのではないかと不安になることもあると思いますが、そんなことはないと思います。みんなにとって難しく、理解するのに時間がかかるはずです。ここで、理解する、とは、その時点で自分が疑問に思っているとが全て解決されていて、自分で説明できる状態のことです。このときに焦って、理解することに時間をかけず、中途半端な状態で次に進むと、さらに先の内容が分からなくなってしまいます。また、将来的には、研究室に入って実際に研究するときに基礎的な知識がないと苦労することになってしまいます。ですから、大学で学ぶ内容は難しくて、理解にとても時間がかかるから焦る必要はないと自覚することが必要です。


ポイント(2) 講義ではすべての内容に触れられるわけではない

高校までは、先生が教科書の隅々まで詳細に説明し、それに付随して練習問題を逐一解くというようなスタイルが多かったと思いますが、大学の講義では、時間の制約や難易度の理由から、重要な部分のみが説明される場合がほとんどです。特に演習の時間は、物理に関しては講義と演習が分かれていると思いますが、それ以外はなかなかまとまった演習の時間はありません。演習の時間も、理解の時間もたっぷりとることが肝要です。


ポイント(3) 練習問題・過去問で練習し身に付ける

多くの場合、数学や物理の試験は、過去問が公開されていたり、友達や先輩が持っていたりします。また、練習問題に関しては、どの授業においても扱われるか、少なくとも教科書には載っているはずです。理解したものを実際にアウトプットするとより理解が深まったり、意外と理解していなかったということが明らかになったりするもので、これはみなさんも経験していることではないかと思います。過去問や練習問題は試験前に必ず繰り返し解くようにしましょう。


ポイント(4) 友達や先生などに質問をたくさんする

先ほども述べた通り、大学の勉強はとても難しく、疑問点が高頻度で出てくるはずです。こんなときは、迷わず友達や先生に質問してみたり、友達に一緒に勉強することを提案してみましょう。わからないところはすぐにディスカッションできて、疑問を解決しあったり、新しい視点を与えたり、与えられたりします。もちろん、疑問点があれば、私たちラーニングサポートスタッフに尋ねに来てください!


以上、試験準備における心構えを4つ紹介しました。心構えとしては、本当に自分が理解できているのかを、その時の自分の最大限の知恵で自問自答してみることです。内容を理解し、わからないことがあったら、友達同士でディスカッションしたり、ラーニングサポートを利用したりしながら、みなさんがよりよい試験対策ができるように祈っています!


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