皆さんこんにちは!
月曜 14:00~15:30 にラーニングサポートのデスクにおります、能登です。
日々様々な授業を受けている皆さんは、試験の時期が近くなり試験勉強を意識し始める頃かと思います。新入生の方は初めての試験で戸惑うこともあるかもしれません。
今日は試験勉強について、私が試験に向けて大切だと思うポイント、実践してみて効率が上がったポイントをいくつか挙げていきます。
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ポイント① 過去問は可能な限りすべて確認しよう
試験勉強を意識したときにまずやること、それは、「過去問を解くこと、試験の傾向を知ること」です。過去問を実際に解いたり、傾向を知ることで効率よく勉強することができます。
授業によっては過去問を公開してくれるものもありますが、先生が過去問を公開していない場合、先輩を頼ってどのような問題が出たか傾向を教えてもらいましょう。あるいは過去問や傾向を知っていそうな友達に教えてもらうのもいいでしょう。
過去問の傾向を知れば、重要な用語を覚えることが大事なのか、用語よりも現象のメカニズムなどを論述できることが大事なのかといった点がわかってきて、何を重視して勉強するべきなのかが明確になります。そういったポイントを押さえて授業資料を何度も見返しましょう。
ポイント② 疑問点はすぐに解消しよう
日々の授業で浮かんだ疑問点は早々に解決したほうがいいです。授業中に「あれ?」と引っかかることがあればそのままにせず、メモしておいて誰かに聞いてみましょう。
授業後、先生に直接聞きに行ってもいいですし、先生によってはメールで質問対応をしてくださる場合もあります。理工学部の授業なら、理工学メディアセンターのラーニングサポートを頼ってもらっても大丈夫です。
人に質問することで授業内容が頭に残りやすくなったり、内容への理解度が深まったりと良いことばかりなので、疑問はたくさん持ってどんどん解消していきましょう。
ポイント③ 教えあいも効果的
友達と勉強するのも、お互いに教えあうことで理解が深まるいい方法だと思います。
友達相手に教えるとき、自分が理解しきれていない所はうまく教えられないので、自分の弱点が浮き彫りになってきます。浮き彫りになった弱点は、自分が人に教えられるようになるまで確認します。
また友達から質問してもらうと、自分が着目していなかった疑問点が出てきたりして勉強に深みが出るので面白いですよ。
授業内容を「わかったつもり」になっている、というあるあるな状況から脱却できるので、是非一度お友達同士で試してみてください。
ちなみに、、、友達相手に教えるのが気恥ずかしい人は、ぬいぐるみに向かって話しても同じような効果が得られるそうですよ。誰もいないところでぬいぐるみ相手に授業、こっそりやってみてもいいかもしれません。
ポイント④ 勉強は基本、講義資料や板書で!参考書は辞書!
勉強するときは基本的に講義資料や、講義内の板書を使って勉強するのがいいでしょう。
たまに授業で先生が紹介する参考書や教科書がありますが、それらの書籍はしばしば情報が多すぎることがあります。授業範囲ではない内容も載っているため、理解しきれずに逆に混乱を招くことも。特に参考書の専門性が上がってくると文章もかたくなってきて、読むだけで一苦労、、、なんてこともあります。
そのため参考書を読む前にしっかりと講義資料を読み込むことが大切です。先生が学生に理解してほしいと思っている内容は講義資料に凝集されています。もし参考書を使って勉強したい場合は、索引から用語を引くという辞書的な使い方をすることをオススメします。
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期末が近づいてきた今日この頃、何をどうやって勉強しようか悩んだり、効率的な勉強方法を模索したりする時期かと思います。効率的に勉強するために、①過去問の活用、②疑問の解消、③人に教える、④講義資料の読み込み、の4点を是非、意識してみてほしいなと思います。
今回の話が少しでも勉強の参考になれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました!
能登
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