2021年7月21日水曜日

22卒 オンライン就職活動および役に立つ機材

  こんにちは。ラーサポ月曜担当の田中です!

今回は私が先日まで行っていたオンラインでの就職活動、特に役に立つ機材についてお話します!


22 卒の就活とは 

まず前提として私の就活のスケジュールを示します。主に日系企業を想定したものです。

新型コロナウイルスの流行に伴い、私はほぼ対面で選考を受けることはなく、インターネットを介したオンライン面接によって就職活動をこなしました。

     ・インターン1)はM1(3年生)の6月から申し込み開始。

     ・会社説明会はインターンと称して8月ごろから活発になる。

     ・OB訪問2)時期を選ばず行われる。

     ・M1(3年生)の3月からプレエントリー3)開始。(いわゆる就活解禁)

     ・エントリーシート4)やWEBテスト5)を行い、本エントリー6)を進めてる。

     ・早い企業は1月頃から面接するところもあり。

     ・M2(4年生)の3月から面接ラッシュ。


1) インターン                …理想的には就業体験。私が参加したものはオンラインGD(グループディスカッション)と会社説明会がセットになったものばかりでした。会社によって本選考に関わるものとそうでないものがあります。オンラインということもあり会社によっては例年の時期、内容と異なる可能性が多々あります。そのため就活情報サイトの情報だけに頼らず、自分で会社の情報をキャッチしていくことが重要です。

2) OB訪問       …学校のOBOGに話を聞きに行くこと。受ける会社の内情や選考のアドバイスなど伺うのがスタンダードです。

3) プレエントリー   …本エントリー前の情報を登録するだけの段階。選考に関する情報が得られるようになるので大事です。

4) エントリーシート  …履歴書のこと。「志望動機」「学生時代頑張ったこと」がメイン。別途、研究概要書の提出も求められます。形式は会社によって千差万別なので要チェック。

5) WEBテスト      …プレエントリー後にパソコンから受けるテスト。足切りとして機能します。感染症対策のため例年はテスト会場で試験を受ける企業も、今年は家で受けるものに変更していたところが多かったです。

6) 本エントリー               …採用面接に申し込むこと。


ンライン就活用機材

面接やGDをオンラインで行う、といったこと以外には特段例年の就活との違いはなかったと思います。そのため今回はオンラインでの就活を進める上で必要な機材を紹介します。私が使ってみて良かったと感じたもの順に挙げます。


・照明

    カメラに付随して照明も用意するとカメラ映りが明るくなります。化粧用のLEDリングライトが3000円ほどで購入できます。

・24インチほどのモニター

    面接やGDでは相手の顔を見たり、資料を見る機会が多々あります。そういった緊張する場面においてノートパソコンの小さな画面で作業等すると単純に疲れますし、小さな情報を読み取るためにしかめっ面になってしまいます。特に理系の就活の場合、研究概要書を見ながら面接官に研究内容を紹介する機会が多いので、画面は大きいものである必要があります。私は24インチのHPのモニターを利用しました。

・webカメラ

    オンライン面接では顔出しでテレビ電話を行うため必須です。またラップトップパソコン、デスクトップパソコン問わず、カメラの高さを自分の目線に合わせると印象が良いので別途スタンド等があると良いです。

    私は古いiPhoneをwebカメラとして代用し、スマホスタンドで位置を固定していました。webカメラアプリにはReincubate Camoを使い、Macに接続して利用していました。画質も良く、細かい光度の設定もできます。

・マイク

    イヤホンに備え付けのマイクでも良いですが、別途スタンドマイクを買うことをおすすめします。雑音が入るとそれだけで印象が良くない可能性があると思われるからです。私はFIFINE製の指向性コンデンサマイクを使っていました。自分の周囲の音を拾わずに声だけを拾ってくれました。3000円で購入できます。

・イヤホン

    特段派手なものでなければ問題ないと思います。ノイズキャンセリング機能があると面接の音声に集中できるので、その機能があるものを使うのがおすすめです。


以上が私のおすすめする機材です。これとは別に安定した通信をするための有線環境やある程度のスペックのPCも用意できると安心だと思います。また、パソコンの機能を通して、オンライン模擬面接の様子を録画などして見返すと、それをダイレクトに面接に活かすことができることもオンライン面接の利点だと思います。


いごに

今年度以降もオンラインでの面接は継続されると思いますが、その環境を整えることでオンライン面接の難易度も下げることができると思います。そして面接の基本となる、明るい笑顔を絶やさないこと、チームでの活動経験をアピールすること、自分の研究内容をストーリーを持って話すことを意識すれば就職活動も恐るるに足りません。頑張ってください。


田中

2021年7月6日火曜日

オンライン国際学会体験記

こんにちは。ラーサポ月曜担当の田中です!

今回は私が先日参加したオンラインでの国際学会についてお話します!


際学会とは 

国内外から研究者や学生が集まって各々の研究内容について発表や議論をし合う場です。

発表の形式には、研究内容を1枚の紙にまとめたポスター発表と複数枚のスライドにまとめた口頭発表があります。

主に大学院生以上の方が参加することが多いですが、大学問わず研究室によっては学部生の頃から参加する人もいるようです。

私はB4の卒論を終えた直後から学会の準備を始め、プロシーディング(学会用の論文)を書きました。


初の予定

私の場合、元々は昨年の秋頃にベルギーに行って、ポスター発表をする予定でした。

しかしコロナによって学会は半年以上延期になり、最終的にはオンラインで実施することとなりました。

(ベルギーで本場のワッフルを食べたかった...)


ンライン国際学会

満を持して、修士二年の春にオンラインの国際学会に参加することとなりました。

私が参加した学会は、事前に録画した研究発表動画をオンライン上で流して、並行して質疑応答をチャットで行う、といったものでした。

発表動画の録画は、まるでYouTuberになったようで面白かったです。加えてオンラインながらも、英語でのポスター作成は私にとって初めての経験ではありましたが、必要な情報を盛り込むと同時に見やすさを意識したりと勉強になりました。得るものは大きかったと思います。


いごに

論文の執筆やポスターの作成、その後の発表方法などたとえオンラインでも学べる点は多くあったので、みなさんも奮って国際学会での発表に挑戦して欲しいです!

田中