2019年6月21日金曜日

慶應生活6年目の院生がオススメする授業 ~英語編~

こんにちは、金曜担当の菅野です。
金曜の14:00-15:30、化学と物理と英語を中心に相談を受け付けています。

さて昨今は英語ブームであり、英会話教室やインターネット講座が充実してきました。
しかし、せっかく学生をやっているのであれば、英語は授業で鍛えるのがよいと思います。

私は慶應での学生生活が5年を超え(現在修士2年生)、これまで数多くの英語の授業を履修してきましたが、授業ならではの恩恵に数多くあずかってきました。


そこで今回は、(1)英語を授業で学ぶメリットと、(2)慶應の中で特におすすめな授業の2つについてお伝えします。


1. 英語を授業で学ぶメリット

優秀な講師から学べる

 昨今話題の無料インターネット英会話などとは異なり、”英語を教える専門家”(例えばTESOL保有者や英語研究の教授など)から、追加料金不要で(授業料に含まれてる)講座を受講できます!

多様なバックグラウンドの学生とのペアワーク

 授業によっては、理系学生はもちろんのこと文系の学生、そして海外からの留学生も受講します。特に留学生は国費留学生などが多く非常に優秀で、なぜ英語の授業を受けているのか疑問なほどでした(笑)。様々なバックグラウンドを持つ学生とのプレゼンや劇を通して英語を学ぶことができるのは、授業以外ではめったに得られない機会です!!

授業外でも先生に助けてもらえる

 これが最大の強みといえるかもしれません。先生は私たち学生のことをよく理解してくれており、授業外でも助けてくれます(もちろん無料で笑)!!!。私自身、LINEやメールでアドバイスをもらったり、英語ネイティブの先生から海外派遣のための推薦状を書いてもらったり、英語面接の練習をしてもらったり、留学の相談をしたり...本当にお世話になりました。


2. 慶應のおすすめ英語授業


日吉キャンパス

英語スピーキング

 英語を「話す」ことに重点を置いた授業です。先生によって内容は異なりますが、大方はプレゼンテーションをメインで行います。話す以外にも読みものが多いため「読む力」、また授業によってはビデオを観たりもするため「聞く力」も鍛えられます。レベルは3段階あります(スピーキング1,2,3)。英語レベルの目安として、個人的にはスピーキング1と2はTOEIC~600点程度、スピーキング3は600点~くらいかなと思います(TOEICのスコアとspeakingは一般に相関がないので、あくまで参考です)。英語を始めたての学生から、さらなるレベルアップのために利用する学生にも幅広くおすすめです。

英語留学準備

 その名の通り、留学を目指す学生のための授業であり、上に述べた英語スピーキングと比べるとレベルは高めです。内容としては、留学先でまさに必要になるスキルの養成、たとえばacademic writing, group discussion, presentationなどです。担当するCollin先生は、授業外では日本人向けに英会話講師をしているため、日本人が苦手な点、留学先で困る(であろう)点を知りつくしており、そのうえで巧みなカリキュラムをつくっています。また、先生は非常にきさくでユーモアたっぷりで、課題はえぐいですが、授業の雰囲気は和やかです。留学を考えているならばぜひとも取るべき授業です。

矢上キャンパス

英語ディスカッション

 日吉の英語スピーキングの発展版です。英語スピーキングは、「伝える」という比較的一方的なものであったのに対し、こちらの授業は「議論」を重視します。パネルディスカッションなどお互いの意見をぶつけ合う機会が多いです。自分の意見を述べるのはもちろん、それに対する賛否も行い、自分の考えを主張するという力が身に付きます。話せるようにはなったけどいまいちぱっとしない。。。そのような学生に向いていると思います。

テクニカルコミュニケーション

 英語での学会発表やプロポーサルを行う学生向けの授業です。英語授業の集大成ともいえ、社会で確かに使える英語力を身に着けることができます。他の英語授業とは異なり、この授業には日本人学生よりも留学生が多く参加するため、日本にいながら留学したような刺激的な環境で学ぶことができます。



今回は英語の勉強に役立つ授業を紹介しました。
学生であることを存分に活かし、授業を通して楽しく効果的に英語を身に着けられますように!

質問コメント等いつでもお待ちしております。
オススメ授業(一般教養編)も執筆しているので、併せて読んでいただけたら幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

菅野