2024年5月14日火曜日

色が変わる不思議な材料(火曜担当 竹内)

みなさま はじめまして!

ラーニングサポート毎週火曜日12:30~14:00担当の竹内です。

これから1年間よろしくお願いいたします!

今回は初めての投稿で緊張しておりますが、私の自己紹介をさせていただきます。


*プロフィール*

・学年:修士1年(M1)

・学科:応用化学科

・研究室:材料化学研究室(今井・緒明研究室)

・研究内容:刺激応答性色変化材料の開発

・趣味:旅行、茶道

・好きな食べ物:みかん


*研究について*

私は応用化学科の材料化学研究室(今井・緒明研究室)に所属しています。

刺激に応答して色変化を起こす材料の開発を目指して、毎日実験しています。

使っているのは、高分子の一種であるポリジアセチレンです。

ポリジアセチレンはもともと青色ですが、温度を上げたり、特定の溶媒をかけたり、こすったりして刺激を与えると、赤色に色変化することで知られています。

この色変化の起こりやすさを化学的に工夫することで、色変化温度を調節したり、少しこすっただけで色変化するようにしたりできます。

私はこの色変化のしやすさの調節と、フィルム状のデバイス化について、実用化を視野に日々研究しています。

実験がうまくいくときれいに色変化するので、見ていて楽しいです!



*教職課程について*

学部生の間に教職課程を履修し、中高理科の教員免許を取得しました。

教員免許の取得には、通常の授業に加えて60単位ほど多く履修する必要があります。
その中に教育実習や介護実習も含むので、かなり負担は大きいですが、そのぶん身につくことも多いです。

特に理科の教員免許は、物理・化学・生物・地学すべてを教えられるようにしなければなりません。

私の専門は化学なので、他の3教科の勉強は少し大変でしたが、地学実験で城ヶ島に行って地層を観察したり、
生物系の学科の授業で発生生物学について学んだり、といった経験は、今振り返ると貴重だったと思います。

また、模擬授業を行う機会も多くありました。

模擬授業とは、実際の中学生や高校生のクラスで授業を行うことを想定して、授業内容やその構成を考え、実際に教壇に立って授業を行う、というものです。

初めは手足や声が震えるほど緊張しましたが、回数を重ねるごとに慣れていき、人前で話すことへの抵抗が薄れました。
また、どう説明したら相手にとって分かりやすいのか、よく考えるようになりました。
この点が、教職課程を履修して得られた一番大きな成果だと思っています。

理工学部で教職課程を履修するには、学科の必修科目と教職課程の必修科目が被っていたり、日吉や三田との行き来があったりと、大変なことも多くありますが、履修を迷っている方や履修中で困っている方はぜひご相談にいらしてください!


*趣味について*

長期休みの半分以上を旅行に費やすほど、遠くへ行くのが好きです。

学部生の春休みには、「青春18きっぷ」で風まかせの一人旅をしました。
横浜から出発して、5泊6日で名古屋や京都、姫路を経由して倉敷まで行きました。
途中、次の日の宿も決めずに移動したり、気に行ったところには2泊したり、とても気ままな旅でした。

また、大学から始めた茶道では、裏千家のお稽古場に通っています。

最初は和菓子と抹茶が好きで始めましたが、季節を大事にするお稽古の影響で、季節の移り変わりを意識するようになり、道端の植物などの変化を楽しむようになりました。
お茶室では時間を忘れられるところも好きです。

旅も茶道も、自然や非日常を味わえるところが共通しているなあと感じます。


*最後に*

長くなりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

何か相談事がありましたら、お気軽にラーニングサポートデスクにいらしてください!
お待ちしています!