2024年5月10日金曜日

今日も研究室に行こう!(木曜担当:下永)

はじめまして!

2024年度ラーニングサポートスタッフとして毎週木曜日14:00~15:30を担当させていただく下永です。1年間よろしくお願いします!

本稿は一回目の投稿ということで、簡単な自己紹介をさせていただきます。


<プロフィール>

・学年:修士1年

・学科:応用化学科

・研究室:無機構造化学研究室(藤原研究室)

・研究内容:ナノ構造薄膜を用いたマルチなクロミック機能材料の創製

・趣味:アニメ、映画、音楽

<研究室のお話>

 今回は私が現在所属している研究室を選んだ理由についてお話しさせていただきます。

 私の所属していた応用化学科では4年生の春から研究室に配属されます。3年生の秋から配属される学科もあることを考えると、学部3年生の方は遅かれ早かれ研究室について考え始めるころでしょう。私も3年生の11月ごろから本格的に研究室選びを始めましたが、

「正直これといったやりたいこともない...」

と悩んでいました。そんなときに思い出したのが小学1年生のころの思い出でした。

教室で一人、レンチキュラー(見る方向を変えると絵柄が変わるカード,確かポケモンが描かれてました)を眺めていた自分は、当時の担任の先生に「どうして絵が変わるの?」と聞きました。先生は

「『なぜ?』と思うことはとっても良いことだよ。研究者に向いてるね」

とお話ししてくれました(今思えば、仕組みがわからなかった先生が質問をうまくかわすために言っただけのことかもしれませんね笑)。その言葉がきっかけで私は自分の疑問に思ったこと・興味を持ったことについて勉強することが楽しくなっていきました。些細な出来事でしたが、小学生のころの思い出で唯一鮮明に覚えており、現在の自分にもつながる言葉です。

 そして研究室選びの最中に藤原研究室のホームページで蛍光体薄膜の写真を見たとき、その思い出と重なり、藤原研究室を志望することを決めました。私の研究で扱っている「クロミズム」は、酸化還元や電圧印加などの外部刺激によって発光や色が変化する現象です。実験の中で薄膜の色が変わっていく様子を見ると、子供のころに見たレンチキュラーを思い出して嬉しくなります。

 私のように研究室選びの動機が思いつかない方もいらっしゃると思います。しかし、研究に対するモチベーションは案外単純なものでよいと私は思います。ご自分の興味・関心のあることを昔の思い出から探してみるのもおすすめです。


<普段のお話>

 研究室のコアタイムは学部や各研究室によって様々だと思いますが、基本的に応用化学科の研究室は平日5日間(+土曜日)の8時間がコアタイムになっていることがほとんどです。藤原研究室は平日10:00~16:00を含む8時間になります。したがって8:00~16:00に在室する方もいれば10:00~18:00に在室する方もいます。自分は4年生のころから8:00~16:00で生活するようになり、午後に起きていた学部1~3年生のころとは見違えるほど生活習慣が良くなりました笑。最近は時々、朝ジムへ行ってから研究室に向かうときもあります。「平日の〇日間も大学に行かないといけないのか...」と迫り来る研究室生活を憂鬱に思っている3年生の方は多いと思いますが、義務的にやっているうちに案外楽しくなっていくと思います。


<おわりに>

以上、簡単な自己紹介と研究室のお話でした。自分の人となりや普段の生活などが少しでもわかっていただけたなら嬉しいです。

講義や大学生活、研究室選びなど、些細なことでも構いませんのでご相談お待ちしております!

最後まで読んでいただきありがとうございました。