木曜担当ラーニングサポートの山岸です!
私のブログでは、国際交流でのお役立ちグッズ等を紹介しています。
国際交流で日本らしいお土産の持参は定石!
ということで、
前回の連載1回目では、「渡すお土産」ベスト3を発表しました。
いずれも、安く、かさばらず、軽く、
もらっても困らない形で渡せるものを考えました。
今回は、「見せるお土産」ベスト3です。
*****
①
ハンコ
日本ではハンコ文化は深い馴染みがありますが、外国では珍しいようです!(*)
ハンコをプレゼントにするのではなく、
持っているハンコを何かに押してあげたり、お手紙の最後に押したりするだけで、
日本らしい文化を伝えることができると思います。
消費されるのはインクのみ。多くの人に無理なく贈れるプレゼントです!
―シャチハタ
実印や銀行印を持っていって失くしても困るし、
安く簡単に手に入るのでオススメです!朱肉も不要◎
普段ローマ字で書かれている苗字の漢字を見てもらう機会にもなり、
漢字トークにもつながります(各漢字の意味を説明するなど!)
―消しゴムハンコ
機会があれば、消しゴムとカッターを使って
現地の方と一緒に作るのも楽しいでしょう!
☝絵手紙の作品に押すために消しゴム印鑑を作りました(最近)
※絵手紙も日本の文化ですから、メッセージカードなどにしたら喜んでもらえると思います!
起源は意外にも新しいらしく、驚きました
(40年ほど前に日本の書道家、池田邦夫氏が大量に発表したことで始まったそうだ**)。
起源は意外にも新しいらしく、驚きました
(40年ほど前に日本の書道家、池田邦夫氏が大量に発表したことで始まったそうだ**)。
ゴム印のいいところは、消しゴムとカッターさえあれば作れるところです。
印鑑としてだけでなく、モチーフを彫って絵のように使うこともできます◎
絵葉書などの大量生産にも向きますし、インクを変えれば趣も異なり、押し方で一つ一
異なるのもまた味があってよいと思います!
*印鑑登録制度は10年ほど前までアジア他国には存在していたが、今となっては日本だけとのこと(参考文献http://news.livedoor.com/article/detail/11785307/ 参照2017-07-13)。
②
浴衣
半年以上などの長期滞在経験者が口をそろえて言うのが、浴衣の必要性です!
何らかの交流会やハロウィンパーティーで着たり、
奨学金団体が現地にある場合、集会に呼ばれて自己紹介や研究計画等のプレゼンをする機会に浴衣を着て発表をした友人もいました。
ですが、浴衣を買っていくのって、
―高いんじゃないか?
―着られるかな?
という不安もつきまとうと思いますが、大丈夫です!
その1.浴衣にも古着がある!
浴衣の古着屋さんもいろいろあります。
私が行ってみて楽しかったのは大江戸骨董市です。
https://www.antique-market.jp/
参照2017-07-13
参照2017-07-13
1000円均一や500円着物など、破格でたくさんの品ぞろえです。
たくさんの古着着物屋さんを一気に回れるのも良し◎
私が行ったときは、半分くらいは着物屋だったと思います。
その2.セパレート式に直せる!
セパレートのほうが着るのが難しいという説もありますが…
着付けに自信がない場合は、着物屋さんに持っていくと直してもらえるようです。
着付け経験がなかった私は、先日着物屋さんで習いました。ガンバリマス!
③
家や家庭料理の写真/縦書きの小説や漫画
いまや、観光名所などは画像検索すれば、いとも容易くオンラインで見ることができるようになりました。
そんな今日に一番手に入らないのが、
―自宅の自分の部屋の写真
―近所の様子
などです!
自分にとっては当たり前の生活感あふれる風景が、
文化を異にする方々にとっては刺激的に映るようです。
「Google画像検索で出てこない身の回りのものって何だろう?」
と考えたものをカメラに収めてから旅立たれてはいかがでしょうか?!
また、アルファベットなどの横書きの言語圏に行くなら、
縦書きの小説なども興味を持ってもらえるでしょう。
プレゼントしなくても、持っていると良いかもしれません。
以上、「見せるお土産」ベスト3でした!
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「渡さないお土産」とは、必ずしも物である必要はありません。
折り紙の折り方、水引の結び方、着物の帯の結び方、etc.
こうした技術も立派なお土産であり、文化を表すものです。
こうした技術も立派なお土産であり、文化を表すものです。
これらは、受け取る側も体験できるし、かさばりません!
渡航前に、いままで当たり前だった身の回りの芸術に目を向け、
折り紙の新しい折り方を勉強してみたり、工芸にチャレンジしてみたりしてはいかがでしょうか??
以上、連載第2回「見せるお土産」ベスト3でした!渡航前に、いままで当たり前だった身の回りの芸術に目を向け、
折り紙の新しい折り方を勉強してみたり、工芸にチャレンジしてみたりしてはいかがでしょうか??
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