2018年6月25日月曜日

ダブルディグリープログラムのお話(第二話: イタリア生活悲喜こもごも)

こんにちは。管理工学科修士二年の櫻井です。 中間試験が終わり手ごたえを感じた方もいれば危機感を持ち始めた方も現れるころでしょうか。無理せず気楽に頑張って、分からないことがあったら賢くラーニングサポートを利用しましょう!!

前回に引き続きダブルディグリープログラムについて、今回はイタリア生活の面白かったことや大変だったことについて紹介します。

これまでの記事
第一回: ダブルディグリーとは?

参考URL: https://www.st.keio.ac.jp/students/ic/dd/

1. ミラノについて
イタリアの北側にあります。首都ではありませんがビジネスの街です。夏は暑いですが湿度がないため過ごしやすいです。雪は数年に一度程度です。すぐにスイスへ行ける場所で遠くに奇麗な山々を眺められる場所です。

2. イタリア人の面白いところ、不思議なところ
会話が大好きです。特にスマートフォンで「通話」している人が非常に多いことも驚きました。夫婦や家族、友達と一緒に始終楽しそうに笑っています。
また犬を飼っている家庭も多いですが、広い公園でリードを外して遊ばせている人が多く悠然と犬が駆け回る姿を見るのは爽快です。(犬が苦手な人にとっては怖いかもしれません。)

3. イタリアの食
イメージ通りスパゲッティやピザを多く食べます。そして非常においしいです。様々な種類のパスタがスーパーには壁一面に並んでおりとても安いです。ピザは例えばSpontiniというお店のものが絶品でした(Spontini)。トマト味の料理が多いですが案外味は薄くアメリカ系統の食事と比べると日本食寄りです。近年はグルテンフリーが流行っているようでよく見かけました。

4. 大変だったところ
公的機関(特に警察)は対応が遅く雑であり広い心をもつことが必要です。これは現地イタリア人にとっても笑い話であり大多数のイタリア人は正常な感覚を持っているので安心してくださいね。
留学生や外国から来た人は「滞在許可証」というものを到着してすぐ警察に提出しなければなりません。警察から呼び出され数時間(私の住んでいた地区では外で)待たされて指紋を取られます。運悪く必要な書類がそろっていなければ出直してまた数時間待ちなおすことを強いられます。大変でしたが、顔写真入りの許可証をもらうとイタリア人の仲間入りができたような気持ちにもなりました。

次回予告: 勉強の話。慶應と違う視点で同じ学問に取り組むことの面白さ

それでは~

櫻井

2018年6月5日火曜日

私が参加したインターンシップ

こんにちは。月曜担当の寺田です。
前回の「就職活動の流れとインターンシップの参加について」に引き続き、
今回は私が参加したインターンシップの内容について書きます。
前回にも書きましたが、インターンシップの内容は企業によって違いますので、
参考程度に読んでください。

始めに。インターンシップには長期インターンシップ短期インターンシップの2種類があります。
この二つは、実施期間の長さが違うだけでなく、内容も大きく違います。
具体的には、
長期は自分も社員の一人のように就業して企業の仕事を経験することができて、
短期は他の参加者とのグループワークを通して企業の仕事内容の一端を知ることができます。

これから私が説明するのは短期インターンシップの内容です。
長期インターンシップの内容について知りたいという方は、
こちら(リンク先はこのブログのラベル「インターンシップ」のページです)をクリックして、
他のスタッフの記事を読んでみてください。

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参加した短期インターンシップの内容
1.銀行(理系向け・1dayインターンシップ)
銀行のリスク管理を行う部署のインターンシップに参加しました。
その部署の仕事は、過去の統計から銀行の損失を予測することです。
4人でグループを作って、銀行の収益と与えられた資料(日経平均株価や為替レートなど)についてエクセルを用いて回帰分析を行い、銀行の損失を予測した結果を参加者全員の前で発表しました。
単に計算するだけでなく、膨大なデータから予測に必要なものだけを抽出したり、予測した結果から未来の経済状況はどうなっているかを具体的に説明できるかなどの力を求められる仕事でした。

2.商社(文系向け・2daysインターンシップ)
電子部品を扱う企業のインターンシップに参加しました。
6人でグループを作って、一日目は取引先企業(インターンシップ実施企業の人事部の人が役を演じています)と商談をして情報(価格や要求スペックなど)を引き出し、
二日目は用意された複数の商品の中から取引先企業が納得してくれそうな商品を選択して、参加者全員の前でその商品を売り込むプレゼンをしました。
実は、用意された商品の中に取引先企業の要求をすべて満たすものはありません。
そのため相手企業の価値観と照らし合わせて妥協してもらう要素を選び、発表のときには相手を説得するプレゼン能力が求められました。

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冒頭にも書きましたが、インターンシップの内容は企業によって異なります。
私が参加したものとは違うインターンシップもあります。
身の回りにインターンシップに参加したことのある先輩がいたら、
体験談を聞いてみてはいかがでしょうか?