2016年2月1日月曜日

学生スタッフおすすめ本②


こんにちは
今回の記事では理工学部生ならではの本を紹介していきたいと思います


『フェルマーの最終定理』/サイモン・シン(412.2@S1@1


“3以上の自然数nについて
x^n+y^n=z^n
を満たす0でない自然数(x,y,z)の組は存在しない

 「この定理に関して、私は真に驚くべき証明を見つけたが、
 この余白にそれを書くには狭すぎる。」

 
いうフェルマーが書き残した一文が、360年に渡って数学者を翻弄してきた歴史を、
分かりやすくドラマチックに書き上げた名作。


数学が嫌いな人ほど読んでみてください!!

Hanc marginis exiguitas non caperet.



『PLOT 06 隈研吾:建築のプロセス/隈研吾(523.1@K2@9)

新国立競技場の共同設計者:隈研の設計プロセスを紹介


新国立競技場の共同設計者に選ばれた隈研吾の
これまでの3つの作品について設計の舞台裏に迫る。


外観・構造・インテリアの考え方や設計スケジュールなど、
隈研吾の設計を徹底解剖!




もしドラえもんのひみつ道具が実現したら/藤野英人(SS@330@F1@1)

ひみつ道具から世の中のひみつ解き明か


日本国民の誰しもが知っているドラえもん。

その中に登場するひみつ道具が存在していたらという妄想は
全国民の心の中にあることでしょう。

そんな非現実的な妄想を、経済学の視点を交えながら、
現実的な視点から説明されています。
 
筆者のリアルな妄想から、現代の社会や経済や政治などへ興味を掻き立てられる一冊です。




量子力学の解釈問題/コリン・ブルース(408@B1@1600

多世界解釈 vs コペンハーゲン解釈

量子力学において現在主流な、
「観測によって波動関数がある状態に収束する」
というコペンハーゲン解釈に対して、
「自分のコピーが無数に存在している並行世界の存在」
を唱える多世界解釈が合理的な理由を、実験例を挙げながら論証した本。


少々難解で、全てを鵜呑みにはできないが、物理の面白さを教えてくれる作品。



上記のように理工学メディアセンターには
研究のための本や資料だけではなく、
読み物としての本も多くあります

それらは数学、物理、建築など多岐にわたっており
自分の専門以外でも分かりやすく読むことができます

この春休みは皆さんの新しい世界の扉を開いてくれる「1冊」を見つけてみましょう


阿孫

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