みなさんこんにちは!
毎週水曜日12:30~14:00のラーニングサポートを担当する谷尻です。
皆さんのお役に立ちたいと考えております。
”機械系の授業で分からない部分がある”
”機械科の履修を相談したい”
”機械科の研究室について知りたい”
という方はお気軽にご相談ください!
今回は、MATLABの使い方について説明させていただきます。
私は研究で数値計算をほとんど行っていないので、あくまで授業レベルであることをご承知おきください。MATLABは「コンピュータシミュレーションの基礎」などの機械工学科の多くの授業で使われます。
・ MATLABとは
MATLAB(マトラボ)とは、MathWorks社が開発した数値解析ソフトです。使用するプログラミング言語自体もMATLABと呼びます。慶應ではMathWorks社とライセンス契約をしているので、KICやメディアセンターのPCで使用することができます。また、学生自身のPCでもインストールして使用することができます。インストールや利用方法は、以下のリンクを参照してください。
https://secure.itc.keio.ac.jp/c/a/st/ja/software_matlab_individual.html
・ 使い方
MATLABは、データ整理やグラフの作成などExcelと同様の使い方ができます。それに加えて、微積分や行列などを使う多くの数値計算が可能です。例えば、以下のような常微分方程式を、組み込みのソルバー(ode45やode15sなど)を使って簡単に数値的に解くことができます。
・ 練習方法
MATLABのオンライン学習を受講すると、練習ができます、入門コースは2時間ほどでMATLABの基本が学べるのでおすすめです。それ以外にも色々なコースが準備されており、実験解析、実験結果とモデルの比較・フィッティング、データの可視化、画像処理などが学べます。
https://matlabacademy.mathworks.com/jp?page=1&sort=featured
MATLABは機械工学科の授業で使うことが多く、研究室でも数値計算で使うことがあります。さらに、私のように数値計算をしなくても、実験データの整理やグラフの作成で利用できます。Excelよりできることが多いので、慣れると非常に便利です。私は研究室に入ってから初めてMATLABに触れましたが、2,3年生のうちに練習することをおすすめします。
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