2024年11月28日木曜日

修士1年生の就職活動~春夏編~(水曜担当 谷尻)

みなさんこんにちは!

毎週水曜日12:30~14:00のラーニングサポートを担当する谷尻です。

皆さんのお役に立ちたいと考えております。

”機械系の授業で分からない部分がある”

”機械科の履修を相談したい”

”機械科の研究室について知りたい”

という方はお気軽にご相談ください!


2024年11月6日水曜日

分子化学専修の中間発表の様子(木曜担当 近藤)

こんにちは!

ラーニングサポート木曜担当の近藤です。
  • 化学系の授業で困っている
  • 学校生活について相談したい
という方は、是非お気軽にお声掛けください!

【毎週木曜14:00-15:30 理工学メディアセンター本館1階レファレンスデスク】

にてお待ちしております。

************************

今回の記事では、分子化学専修で7月に開かれた中間発表の様子をお届けしたいと思います。中間発表とは、修士2年の学生たちが修士論文の執筆に向けて7月時点での自分の研究状況を発表する場のことです。ちなみに、分子化学専修というのは研究領域を表す区分のことで、学部生で言うところの「数理科学科」「機械工学科」のようなものです。例えば私の場合、理工学研究科基礎理工学専攻分子化学専修の学生ということになります。

中間発表の様子をお届けするとは言ったものの、中間発表参加者には守秘義務があり、中で知った学術的な情報をお話しすることはできません。中間発表に際してどんな準備をし、当日どのように発表したか、という催し全体の流れや雰囲気を中心にお伝えします

1. 中間発表の概要

日時・場所:7月中旬
ショートプレゼンテーション
厚生棟中会議室 12:45 - 13:45
ポスター発表
創想館マルチメディアルーム 14:25 - 17:10

発表形式
ショートプレゼンテーション
発表時間:1分30秒
発表データ:スライドは2枚以内
ポスター発表
発表時間:2グループに分かれて以下のスケジュールで行いました。「教員への説明時間」には、当該グループの発表学生と教員のみが参加でき、「閲覧時間」には、分子化学専修に所属する研究室の学部四年生・修士学生・博士学生・研究員が参加できます。
グループA:14:25 - 14:55(教員への説明時間)14:55 - 15:40(閲覧時間)
グループB:15:55 - 16:25(教員への説明時間)16:25 - 17:10(閲覧時間)
ポスターサイズ:A0

2. 準備期間

発表当日までに行ったことは以下の4つです。

  1. ポスターのストーリーを考える
  2. ショートプレゼン用の資料を作る
  3. ポスターを作る
  4. ショートプレゼンの練習

一つずつ説明します。

最初に、一番楽で、一番締め切りの早いショートプレゼンの資料作りから始めようとしたのですが、研究室の先生に止められました。ショートプレゼンはポスター発表の宣伝的位置づけなので、メインのポスター発表の全体像が決まっていなければ、どの部分を抽出してアピールするべきか判断できない、と。そりゃそうだ

というわけで、ポスター発表の流れ(ストーリー)を書くことから始めました。伝えたいことを書き出し、論理的に伝わる順番で並べます。伝えたいこともそれを示すための計算結果も揃っていたので、ストーリーはスラスラ書けました。しかも、過去に学会で行ったポスター発表の内容が流用できそうだったので、新しく考えなければならないことはあまりありません。

サクッと作って先生に見せたところ、こう言われました。

このイントロじゃ伝わらない。

私が過去に参加したのは理論化学の学会で、聞き手は私と近い分野の研究者ばかりだったので、イントロを細かく必要はなかったのですが、中間発表にいらっしゃる先生方のほとんどは理論系ではなく実験系の研究者。前提知識にギャップがあるので、学会発表のポスターと同じストーリーでは伝わらないというわけです。

私は浅はかな考えを捨て、イントロ部分を厚くしたストーリーを練り直し、無事先生からOKをもらいました。

ポスターのストーリーが決まったら、次はショートプレゼンの資料作りです。スライド2枚に発表内容をまとめます。構成としては、スライド1枚目に研究背景と目的を、スライド2枚目に代表的な結果1つとそれに関する簡単な考察を載せました。

たった2枚のスライドなので、1日とかからず資料はできました。例のごとく、先生のところに持って行ってコメントを頂いたわけですが...

1枚目のスライドの字が多い(by 先生)

ついつい文字で説明したくなってしまう癖が私にはあります。以前にも同じことを指摘されたので、今回は気を付けて図も使っていたのですが、それでもまだ字が多かったようです。スライド1枚目はイントロにあたるので、研究対象を映像的にイメージ出来るようにスライドを作らないといけない、とのことでした。

私の研究対象は「水-空気界面の水分子の運動」なので、水面の写真(ネットで公開されている利用許諾のいらない写真)と水分子のモデルが運動している画像(こちらは自作)を組み合わせて利用しました。水面の写真が綺麗だったので、研究対象をイメージしやすくなったのは勿論のこと、スライドの見栄えが大変良くなりました

ショートプレゼン資料に載せた図.
水面の写真の著作者:rawpixel.com 出典:Freepik


ショートプレゼンの資料が完成し、いよいよメインとなるポスター作りに入ったのですが、こちらは意外と苦労しませんでした。既にストーリーが固まっているので書くことがはっきりしていましたし、研究結果や考察の部分については以前作ったポスターの資料を流用することも出来ました。

ポスターが完成した後、ショートプレゼンの練習を始めました。「メインのポスター発表の練習をしなくていいの?」と思われたかもしれませんが、私は自分の研究に関する話であれば、そこそこ出来る自信がありましたし、学会で行った発表と内容が被る部分もあったので、ポスター発表については不安視していませんでした。

逆に、ショートプレゼンについてはメチャクチャ不安でした。というのも、発表時間が1分半しかないのです。1分半という時間はかなり短く、言葉に詰まってしまうと、言いたいことを言い切る前に発表時間が終わってしまいます。つまり、ショートプレゼンは台本丸覚えが前提となる発表なのです。

私は台本を覚えるためにシャドーイングを行いました。シャドーイングとは、簡単に言えば、聞こえてくる音を復唱することです。具体的には、以下のような流れです。
  1. 台本を読み上げる自分の声をスマホで録音
  2. 録音音声を聞きながら、台本を読み上げる
  3. 慣れてきたら台本を見ずに、録音音声を追いかけるように復唱
シャドーイングができない時にも録音音声は聞き続けるようにしていました。とにかく、「聞いて」「声を出す」ことで音を自分の頭に沁み込ませます。

この練習法の良いところは、単に台本を覚えやすいというだけでなく、音のテンポも覚えられるところです。この手の発表でありがちなのが、緊張して早口になること。シャドーイングでは台本を文字ではなく音で覚えるので、緊張しても元の録音音声に近いスピードで発表が行えます。

その分、録音音声の作成には気を遣いました。スライドのページを切り替えるタイミングの「次のページお願いします」という掛け声も録音しました(ショートプレゼンでは、スライドの操作は自分で行うのではなく、係の先生にやってもらう)。

英語学習において効果的と謳われるシャドーイングですが、日本語を覚える上でも有効で、数日で台本をそらんじられるようになりました。ちなみに、発表後も1カ月くらいは台本が頭から離れませんでした(笑)

3. 発表当日

ショートプレゼンは昼の12:45から厚生棟中会議室で行われました。院と学部では分野の区分が異なっているので、分子化学専修には化学科の先生と応用化学科の先生がいらっしゃいます。化学科出身の私は応用化学科の先生や学生のことをほとんど存じていないので、会場に来ている人の半分くらいとは面識がありませんでした。そのような状況下で、丸暗記した発表台本をミスなくそらんじなければならなかったので、めちゃくちゃ緊張しました。

ショートプレゼンの発表自体は多分上手くいったと思います。"多分"という曖昧な表現になっているのは、緊張で細かい記憶がないからです。ただ、そんな状態にあっても、口が勝手に動いていたことは覚えています。これぞシャドーイングパワー。それから、もう一つ覚えているのは、レーザーポインターの電池が途中で切れたことです。レーザーポインターは自前で用意する必要があったので、研究室のポインターを借りて持ってきていたのですが、どうやら電池がギリギリだったようです。途中でポインターを使うことを諦めました(幸い、ポインターがなくても何とかなる内容だったので致命傷は避けられました)。皆さんも大事な発表前にはポインターの電池を交換しておきましょう。何はともあれ、同じ研究室のメンバーから「発表良かったよ」と言ってもらえたので、表面上はつつがなく発表できていたようです。

全員(約30人)のショートプレゼンが終わった後、ポスター発表のセクションに切り替わります。ポスター発表はグループAとグループBに分かれて行われますが、私はグループAだったのであまり時間がなく、すぐ会場にポスターを貼りに行きました。創想館マルチメディアルームがどこか分からず迷子になるというトラブルはありつつも、発表時間前にポスターを貼り終え、先生方がいらっしゃるのをドキドキしながら待つことになりました(ちなみに、創想館マルチメディアルームはメディアセンターがある棟の地下2階でした)。

ポスター発表には「教員への説明時間」が設けられているので、先生が一人も聞きに来ないということはあり得ません。空いているポスターがあったら、先生も気を遣って聞きに来てくれます。私としては、先生方からどんなツッコミが飛んでくるか分からなかったので戦々恐々としていましたが、実際には思ったほど怖くありませんでした

ツッコミ以前の問題として、私の発表があまり伝わっていなかったということもあると思います。物理化学系の先生からは色々と質問を頂きましたが、有機化学系の先生はあまりピンと来ていない様子でした。先生からOKが出るくらいにはイントロを厚く作ったつもりでしたが、それでもまだ十分ではなかったようです。色々と反省が残りました。

一方で、研究が伝わった時の嬉しさったらありません。これは個人的な事情ですが、研究室内に私と近いテーマの人がほとんどいないので、私の研究の話は同じ研究室のメンバーにすらあまり伝わりません。これまで一人で黙々と研究を進めてきたのですが、やはり自分の研究を他人と共有できないのは寂しいものです。そんな状況でしたから、表面化学の先生に興味を持って頂いたときには、嬉しすぎてポスターに書いていない裏の工夫や苦労話までしてしまいました。

結果的に私のポスターには先生4人、学生3人が来てくれました。なかなか盛況で発表し甲斐があり、楽しかったです。ポスター発表で舞い上がっていたのは私だけではなく、発表者は皆生き生きとしていました。先生方も興味深そうに聞いていて、会場全体に活気がありました。一方で、私と同様に、研究分野の違いによるディスコミュニケーションは色々なところで起こっていたようでした。

ただ、今思い返してみると、研究分野が違うからこそ発表しやすかったのかもしれません。なぜなら、質疑応答において、発表学生が主導権を握れるからです。学会では、発表学生よりも聞き手の先生の方がその分野に詳しいということはよくあるので、非常に高度な質問が飛んできて学生側がついていけなくなる、ということが結構あります。中間発表は、そういった事故が起きにくい環境だったので、学生が伸び伸び発表しやすい雰囲気がありました。

4. 最後に

中間発表は準備が大変でしたし、ショートプレゼンも緊張しましたが、全体を通して見ると楽しかったです。そんな中間発表の雰囲気が少しでも皆さんに伝わっていたら幸いです。

また、中間発表は修論執筆前に他の研究室の先生からご意見を頂く貴重な機会です。私の場合、実験系の先生がどんなことに興味を持ち、どれくらい理論研究について理解しているかを肌で感じることができました。

私にとって中間発表は、他分野の研究者との交流が如何に重要であるか実感できる機会となりました。


近藤


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2024年11月5日火曜日

初心者向けMATLABの使い方(水曜担当 谷尻)

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2024年11月4日月曜日

教職課程のすゝめ (水曜担当:能登)

皆さんこんにちは!

毎週水曜 14:00~15:30 でラーニングサポートを担当している能登です。

今日は教職課程について書きたいと思います。

私は学部4年間で教職課程を履修し、卒業時に中学と高校の教員免許の申請資格を得ました。実は昨年、免許の申請をすっかり忘れ、まだ免許が手元にないのですが……(泣) 今は申請さえすれば免許が手に入る状態です。

教職課程って、具体的にいつどんな勉強をするの?周りに教職を取っている人が少ないので、履修したときの時間割などがイメージしにくい。教職課程と学部・学科の勉強と両立できるのか不安………。

こういったことに悩んで、教職に興味はあるけれど教職課程の履修を迷っている人もいるのではないかなと思います。

そこで今回は、私自身が学部時代に教職課程を履修していた経験を踏まえ、教職課程の概要や勉強の内容・実習などについて簡単にお伝えしたいと思います。

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1.教職課程とは

 教職課程とは、中学または高校の教員になるために必要な「教員免許」を取得するために履修する課程のことを言います。学校の先生になるためには教職課程で指定された単位を取っていることが必須であり、その単位には実習も含まれます。

 「小学校の先生にはなれないの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、小学校の教員免許を取得するにはより専門的な学びが必要になります。今のところ慶應義塾の教職課程で小学校教諭の免許を取得することはできません。

2.教員免許について

 一口に「教員免許」と言っても、その種類は多岐に渡ります。

 まずは学校の種別です。中学の免許なのか、高校の免許なのか、どちらの免許が取れるかは履修した単位数によって異なります。ただ、どちらの免許も必要な単位の大部分が被っているので、両方まとめて取得する人が多い印象です。

 また、教科でも免許は分かれています。取得可能な免許の教科は、自身が所属する学部学科で決まります。例えば私が所属する理工学部化学科だと「理科」の免許しか取れません。複数の教科に挑戦できる学科もあるみたいなので、興味があれば調べてみて下さい。

3.教職課程の流れ

 慶應義塾では、学部2年生から教職課程を履修できるようになります(一部科目は1年生で先取り可)。教職課程の履修はまず教職課程の登録から始まります。この登録が済んでいないと、教職課程の科目を履修することはできません(一部科目を除く)。

 教職課程の履修の完了には、学部学科が設置する科目とは別に、教職課程センターが設置する科目の単位を履修する必要があります。また、法学や体育などの総合教育科目も一部履修している必要があります。かなり細かいので、この辺りは履修案内を参照してください。

 実習などを除き、どの科目をいつ履修するかは特に指定されません。自分のペースで必要な単位を取り切りましょう。

 教職課程修了1年前(多くは3年生)に介護等体験を行い、教職課程の最終年度(多くは4年生)に教育実習に行きます。実習については後で詳しく述べます。

 全ての単位が修得できれば無事に教職課程履修完了です。免許の申請を忘れなければ、卒業と同時に教員免許を取得することが出来ます。

 教職課程に登録し、始める時期は人によって異なります。2年生で教職課程に登録する人が大半かと思いますが、1年生の時から早期登録をし、一部科目を受け始める人もいます。また、3年生で教職課程に登録する人、4年生や院生で登録する人ももちろんいますし、卒業後に通信過程で教職を履修しているという方にもお会いしたことがあります。ただ、教職課程の履修に必要な期間は最短で2年であり、取らなければいけない科目は割と多いです。油断しているとかなりタイトなスケジュールになってしまうので、登録時期はなるべく早く、余裕を持つことをおすすめします。

4.教職課程の科目について

 教員免許の申請のために履修が必要な科目群は、「教職に関する科目」「教科に関する科目」「教科教育法」「大学が独自に設定する科目」「総合教育科目」と5つに分類されています。それぞれ修了に必要な単位数など、詳しいことを知りたい方は↓こちらを参照してください。

教職課程センターHP [教職課程の科目の履修]

https://www.ttc.keio.ac.jp/curriculum/22a/222a/

 主要な分類についてざっくりと説明すると、下のようになります。

「教職に関する科目」:教科に依らず指導を求められる内容(道徳や生徒指導、特別支援等)や、教師の在り方、教育の方法論などについて学ぶ科目群です。他学部の人とディスカッションする授業や、「教育」について深く考える授業が多いです。

「教科に関する科目」:その教科についてより正確な、専門的な知識を得るための科目群です。学部学科専門科目もいくつかここに含まれています。私は理科に関する科目を取っていたので、学部学科専門科目(物理学A~Dや化学科の設置科目)の他に生物や地学の授業を履修する必要がありました。

「教科教育法」:具体的にどのように授業を展開するのか、指導案の作成や模擬授業を通して学び、身につける授業です。実験や校外学習での注意点や授業展開について考える場面もありました。

教職課程の科目は全体的にディスカッションが多く、様々な人の意見に触れることが出来ます。一口に教育と言ってもその形は様々であり、考えさせられることがたくさんあります。今まで当たり前のように受けていた学校教育ですが、そこには様々な工夫があったのだと気づく機会にもなりました。色々な科目が設置されていますので、余裕があれば多めに授業を受けてみても良いかもしれません。

5.実習について

 教職課程で行う実習は2つあります。「介護等体験」と「教育実習」です。

 介護等体験は、特別支援学校や社会福祉施設などで7日間体験するものです。通常は教育実習に行く前年(大半は3年生)に体験へ行きます(理工学部など、実験や学科の科目で余裕がない人は4年生で行くことを勧められます)。私の時はコロナの影響でオンラインでの代替措置が取られていました。今はどのようになっているのか分からないので、教職課程センターのホームページで確認してみて下さい。

 教育実習は、教職課程最終年度に行う実習のことです。自分の母校を訪問して実習許可を取り、受け入れてもらうことが殆どです。稀に許可を貰えず公立の学校へ行くことになったり、慶應の中高へお邪魔するという話も聞きます。実施する時期は春~夏が多い印象ですが、実習校によって異なるので早めに確認することが必要です。中学の免許取得を目指す人は3週間以上、高校の免許取得を目指す人は2週間以上実習へ行きます。

 実習の内容は人によって様々ですが、指導教員のもとで指導案を作成し、実際に授業をし、その反省をしてまた次の授業の指導案を作る…という流れです。クラス担任の代行を任せられ、朝礼や終礼、給食や掃除を生徒と一緒にやる場合も多いです。

 教育実習は、実際の学校現場に触れられ、現職の先生方の経験、指導のコツなどをたくさん聞けるチャンスです。私は自分の母校へ行き、1カ月間化学の実習をしてきました。指導教員の先生にはいろいろとご指導いただき、実習期間中に開催された文化祭には教員側として参加させてもらうことも出来ました。慣れないことばかりで大変でしたが、自分が高校生だったころには意識できなかった学校の仕組みや教員の仕事が垣間見え、とてもいい経験ができたと思っています。

 もしこれから教育実習に行く人がいたら、全力で頑張ってきてください!

番外編.専修免許

 皆さんは「専修免許」をご存じでしょうか?

 専修免許とは、「通常の教員免許(一種免許と呼ばれるもの)の取得に必要な単位を修得している人が、大学院修士課程の科目のうち教職課程センターに指定されている科目を24単位以上取得した状態で修士の学位を取得した場合」に得られる免許のことです。つまり簡単に言うと、「学部時代に教職課程を修了した人が大学院に入って指定された科目を履修すれば、教員免許のグレードアップが叶う」という感じですね。実習などは必要なく、座学の必要な単位が足りていれば取れる免許です。

 専修免許は教科に対して専門性の高い知識や経験を持っているという証拠になります。教職課程も大学院進学も両方考えている人は是非チャレンジしてみて下さい。研究との両立が大変な面もありますが、授業自体も自分の研究に近い専門科目をとるようにすればかなり勉強になります。ただ、単位数が多いので無理はせず、研究室との兼ね合いを見ながら取得を検討するのが良いでしょう。

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 以上が、教職課程についてのお話になります。これまでのお話に出てきた内容でも、これら以外の内容でも、「教職課程について悩み・不安がある」「もっと詳しい内容が知りたい・相談したい」という場合は、是非ラーニングサポートのデスクまでお越しください(*^^)

 長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!


能登



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2024年11月1日金曜日

GD最強攻略 ~就活編~(書記:前半)(金曜担当 江藤)

 新川崎駅は全く川崎駅に近くない!

どうも金曜担当の江藤です。

今日は就活の本番でグループディスカッション(GD)を全勝した私が、各役割ごとのGDの極意を語っていこうと思います。

③書記

自分の議事録作成能力を面接官にアピールできる、仕事内容がわかりやすいので取っ掛かりやすいといった理由でGDにおいて就活生に人気な役職である書記。

書記として議事録を作ることは簡単だと思っていませんか?

社会人最初に身につける仕事といわれる議事録作成。就活をこえた先の社会人が最初に行う仕事である議事録作成はそもそも簡単なわけないですよね。というわけで今回はなぜ書記の難易度が高いのかについて解説していきます。

Ⅰ 議事録をつくることは難易度が高い

議事録を作ることはそもそもとても難しいです。なぜなら議事録を作成するには次の三つの能力が必要だからです。

1.理解力

書記は議論の内容を正確に理解する必要があります。今どういった話で議論が進行しているのか?発言者は何を言っているのか?このような問いに対して議論をリアルタイムかつ正確に理解する能力が求められます。

2. 文章作成力

書記はGDに参加している誰もが見ても内容が理解できるような文章を作成しないといけません。議事録は議論を振り返るときなどに用いられるので、内容を理解できない文章を書いてしまうと、メンバー全員を困らせる結果になってしまいます。さらに、この文章作成は普通に作文を作るよりもはるかに難易度が高いです。作文はいくらでも時間をかけてつくることができますが、議事録には時間との戦いがあります。そのため常に時間に追われながら文章を作成しなければなりません。

3.マルチタスク力

書記の仕事はただただ議事録を作るわけではありません。議事録を作りながら他のメンバーと同様に議論を進めるための話し合いをする必要があります。そのため高度なマルチタスク力が求められるのです。

Ⅱ 書記はアピールがしにくい

企業によってはせっかく作った議事録を提出できない場合があります。つまり自分がGDで時間をかけて作った成果物が評価されない事態になってしまいます!そうすると他のメンバーと同様の評価になってしまいます。

以上の記事を読んだあなたはきっとこう思ったにちがいありません。書記はやるのやめとこうと。その考えは早計です。実は書記には他の役割ではできない最強の立ち回りがあります。その最強の立ち回りを後半のブログで伝授したいと思います。


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