2015年11月18日水曜日

The 14th International Conference on Nanoimprint & Nanoprint Technology (NNT 2015)

こんにちは。
学生スタッフの山田です。

今回は10月22日~24日にアメリカのカリフォルニア州ナパにて行われた、
The 14th International Conference on Nanoimprint & Nanoprint Technology
通称NNT 2015について書きたいと思います。

この学会はナノインプリントリソグラフィに関する国際会議です。

ナノインプリントリソグラフィとは、微細な立体構造を持つ型を有機物に押し付けることによって、型の反転パターンを得るという手法で、現在半導体集積回路の生産に用いられている光学露光装置に代わる技術として注目を集めています。

始まりは1995年にStephen Chou教授(当時はMinnesota大学在籍)が投稿した論文で、今年でちょうど20周年となりました。2003年にはマサチューセッツ工科大学が発表した、"近い将来に世界を変え得る10の科学技術" ("10 Emerging Technologies That Will Change the World")の一つにも選ばれています。
(http://www2.technologyreview.com/featured-story/401775/10-emerging-technologies-that-will-change-the/)

今回学会が開かれたのはカリフォルニアワインの聖地としても有名な、カリフォルニア州ナパバレーのSilverado Resort and Spa.
カリフォルニア州の北部に位置し、サンフランシスコ国際空港からバスに乗ること2時間ほどで到着します。
Silverado Resort and Spaの外観
※学会です。

専門分野に特化している学会のため、あまり規模は大きくなく、すべてのセッションが一つの部屋で行われるのですが、その分お偉い先生方や研究者方と交流するチャンスが多いです。

また、この学会は産業分野にも近いため、企業からの参加者も多く、就活にも役に立つかも...?

学会の二日目にはBanquet(宴会)が開かれたのですが、学会会場からバスで30分ほど移動したMarkham Vineyardsというワイナリーで催されました。
Markham Vineyardsの外観
ワインテイスティングカウンター
※繰り返しますが学会です。

自分の研究発表が終わり、心地よい達成感の後、おいしいワインと食事を楽しめるという素晴らしいひと時でした。


山田

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