2023年10月27日金曜日

英語学習のすゝめ ~リーディング編~(火曜担当 西出)


こんにちは!


毎週火曜日14:00~15:30を担当しています、応用化学科修士2年の西出です。

今回は英語学習のすゝめシリーズの第2弾!英語リーディングの勉強法についてお話ししていきます!


英語を学びたいと思っているけどなにからやればいいかわからない、、

内定先から英語のスキルアップを求められた、、

今後研究室で英語の論文を読むことが増えそう、、、

といった境遇の方向けの内容となっております!

リスニングの勉強法については別の記事で記載しているのでぜひそちらをご覧ください!


英語リーディングの学習方法

自分は大学3年生の時にTOEICに向けて本格的に英語の勉強を始めたのですが、その時の経験から英語リーディングの難しいポイントは主に2つあると感じました。

1つ目が英単語の語彙力について、2つ目が文章を読み、問題を解くスピードについてです。

それぞれについての解説と対策を記していきます。

単語学習について

文章に出てくる単語を知らなければ文章の意味を理解するのはなかなか難しいでしょう。誰しもそのような経験はあるはずです。そして知らない単語が多すぎることに嫌気がさし、英語学習をやめてしまう方も多いのではないでしょうか。

英語リーディングを勉強するときや、英語で論文を読む準備をしたいときは単語から勉強することをおすすめします。語彙力はリスニングをやる上でも必須になるので、英語学習のまず始めは単語学習からスタートすることがベターです。

単語学習は、できるだけ毎日決まった量を行い、習慣づけることを意識しましょう。理想的には発音まで覚えられるとベターです。自分の場合は朝起きてから20分程度、単語帳を使って決まった数だけ勉強していました。自分はTOEIC向けなどの市販の単語帳を購入し、覚えられていない単語には付箋を付けて和訳を隠しながら単語の意味を当てることを何度も繰り返し、最終的に付箋が残らなくなるまで行いました。

最初は単語帳に記載されている意味だけを覚えるだけで十分です。いずれ長い文章の中でその単語に出会ったときにこの単語はこういう時に使うのか、こういう細かいニュアンスがあるのかと本当に自分の中で定着するはずです!

TOEICなどの勉強では単語帳は数多く市販のものがありますが、研究分野のものになるとなかなか市販のものはないと思います。自分も研究室に入る前は専門用語の勉強をしましたが、その時は所属予定の研究室の先輩たちが執筆した論文を何本か読み、その中で初めて見た単語をリストアップし、自分で単語帳を作成することで同様に勉強しました。

ちなみにTOEICでおすすめの単語帳は「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」というものです。頻出単語がまとめられており、すべて覚えればTOEICのリーディングで高得点も狙えるはずです。また単語帳を自分で作成する際にはmikanというアプリの単語帳作成機能を使っていました。使い勝手がよくスマホで簡単にできるのでおすすめです。


文章を読むスピードについて

TOEICの一般的なL & Rの試験(リスニングとリーディングの試験)ではリーディングの試験時間は75分で、この時間の間に100問もの問題を解かなければなりません。つまり1問に1分も使えない状況でスタートするのです。序盤は穴埋め問題なのでここではかなりハイペースに解き進めることができますが、終盤の文章を読んで問題に答えるパートではかなり時間を使ってしまいます。自分の知り合いでも最後の文章のところが時間が足りなくなると話していた人が多かったです。

このようにTOEICなどのリーディングの試験においては文章を早く読み進める必要があります。私は、文章を早く読むコツは文章の音読をすることだと思っています。

読むという動作の中で、我々は無意識(もしくは意識的に)頭の中で文章を読み上げていると思います。この読み上げのスピードが速くなれば文章を読むスピードも上がるはずだと考えて、速くきれいな発音で話すことを意識した音読を行うようにしました。

発音の練習には以前も紹介した「Speak Buddy」というアプリを用い、実際に演習で解いたリーディングの文章も音読するようにしていました。その結果、英語の音読の速度が上がったことでリーディング問題の読むスピードも向上しました!

音読が英語の文章の読むスピードに影響するかどうかは人によって差があるかもしれません。しかし音読をすることで単語の正しい発音を意識することもできるので、音速はリスニングやスピーキングの方でも効果のある勉強法だと思っています。ぜひ試してみてください!

参考までに、実際のTOEICの長文読解では問題数×1分で問題を解くことを意識していました。1文章につき問題が3つあれば3分で全て解くペースです。そのために序盤の穴埋め問題のペースを決め、終盤の問題に備えるようにしていました。ぜひ参考にしてください。


いかがでしたでしょうか??

英語学習に興味を持っている方の助けに少しでもなれれば幸いです。リーディングはリスニングよりは苦手意識はないと思いますが、単語を覚えたり地道な努力が必要で難しい分野だと思います。毎日少しずつ頑張っていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!


西出

英語学習のすゝめ ~リスニング編~ を読む







2023年10月26日木曜日

発光に憧れて(火曜担当 浦野)

2023年度秋学期ラーニングサポート火曜日担当の浦野です。前半の12:30~14:00を担当します。(14:00~15:30は応化藤原研M2の西出さんが担当)

これから2月までの半年間よろしくお願いします。

研究内容など自己紹介をいたしますので、ぜひご覧ください。


自己紹介

学科:応用化学科(修士2年)

研究室:チッテリオ・蛭田研究室

研究内容:生物発光基質を利用した長時間イメージングの実現

趣味:サブスク(アニメが主です)・散歩(SNSで見た綺麗な景色だったり、アニメやドラマの舞台となったところなどをぶらりと回ってます)

最近の悩み:色々なサブスクを契約しすぎて毎月の請求額が…


生物発光とは?

研究について少し詳しく説明します。

皆さん、オワンクラゲはご存知でしょうか?

水族館で展示されているので、水族館好きな方はご存知かもしれません。

東京近郊の水族館でも展示されていますね。

光る生物といえばホタルですが、このオワンクラゲも実は光るんです!

簡単な原理を説明すると、発光生物の体内にはルシフェリンとルシフェラーゼというものがあって、これらが反応することによって発光が起こります。

私の研究分野は、「生物発光の光を使った生命現象のモニタリング」です。

ここで、「なんで生物発光でモニタリング?」と思われた方もいるかもしれません。当然ですが、生物発光の原理を解明した方やオワンクラゲの研究をされていた方もそのようなモチベーションで研究を行っていたわけではありません。

単なる興味でオワンクラゲについて研究していった結果、これが従来のモニタリング法の問題点を解決できるのではないかと白羽の矢が立ったわけです。

自分もこのテーマに決めたきっかけは、「生物発光が生命・医療分野に応用されているのは、面白い!」という単なる興味です。ですが、この興味があったからこそ3年間続けてこれたと思っていて、研究を何年も続けるにあたり「興味」はモチベーションを保つために不可欠なものだと思います。

学科や研究室について迷われている方は、一旦難易度や忙しさを頭の中から取り払って、「興味」ベースで考えてみると案外納得のいく進路を決められるかもしれません。

よかったら参考にしてください。


東京近郊おすすめおでかけスポットの紹介

発光にちなんで光るものに目がない私は、冬季にはイルミネーション巡りを趣味としています。冬も近いので、近場のおすすめしたいイルミネーションスポットをご紹介します。デートでもご友人とでも是非行ってみてください。

江の島シーキャンドル 2023/10/14~2023/11/5

期間はちょっとずれていますが、ろうそくを使ったイルミネーションなので風で揺れたりしてかなり神秘的です。サムエル・コッキング苑の展望塔台に登って、上から見下ろしてもかなり綺麗ですよ。クリスマス時期にはLEDを使ったイルミネーションもやっています。

よみうりランド 2023/10/19~2024/04/07

イルミネーションも遊園地も楽しめる一石二鳥なスポット。なんといっても期間が長いのがいい!クリスマスやバレンタインなど混雑している時期を避けて行くこともできます。

東京ミッドタウン(六本木)六本木ヒルズ 2023/11/16・2023/11/10~2023/12/25

ここは知らない人もそこそこいるかもしれません。歩いて行ける距離に二箇所あるのがお得でいいですね。地下鉄がいろいろ通っていて、便利なのもポイント。イルミネーションも結構豪華でここだけでも満足できると思います。

少し足を延ばすと、あしかがフラワーパークやさがみ湖イルミリオンなどもありますね。渋谷スカイ、スカイツリー、東京タワーなど展望台から見てみるのもいいと思います。


以上、簡単な自己紹介と研究内容の紹介+αでした。

所属は分析化学の研究室ですが、研究内容はむしろ有機化学や生化学に近いのでその分野のご相談は特にお答えできると思います!

生命情報学科の化学寄りの授業についてもお答えできるかもしれません。

週の2日目火曜日です。お気軽にお越しください。

2023年10月23日月曜日

水分子の世界を覗く(木曜担当 近藤)

初めまして。秋学期木曜12:30-14:00を担当する近藤と申します。
今学期からラーニングサポートを務めさせて頂くので、この場をお借りして自己紹介させて頂きます。

~プロフィール~

・学年:修士1年
・学科:化学科
・研究室:畑中研究室
・研究内容:界面水の秤動運動のシミュレーション解析
・趣味:囲碁、筋トレ

~研究~

私の所属する畑中研究室では、電子状態計算・機械学習・シミュレーション・量子コンピュータによる計算など様々なアプローチを用いて化学にまつわる理論研究を幅広く行っています。その中で私は、水分子の運動をシミュレーションし、解析する研究を行っております。

水は私たちにとって最も身近な物質と言えますが、化学や工学においても重要な役割を担っています。例えば、水分子の運動は電子やイオンといった電気的物質の運搬に関わるため、電池の性能に直結します。また、水中に化学種が溶解している環境では、水和している水分子の向きが変化することで化学種の反応性が変化します。このように、様々な化学的メカニズムにおいて水分子の運動は重要な役割を果たしているため、その詳細を理解することは極めて重要です。

私が特に興味を持っているのは"界面"の水分子の"秤動運動"という運動です。界面というのは二種類の物質の「境界面」のことで、私の研究では水と空気の界面を考えています。秤動運動というのは水分子が振り子のように振れる運動で、OH伸縮振動やHOH変角振動と比べるとゆっくりとした(低波数の)振動運動です。界面の水分子の秤動運動は現在の実験技術では観測することが出来ません。そこで、コンピュータシミュレーションを行い、運動の解析を行うことになります。シミュレーションについての説明は非常に込み入ったものになってしまうので、またの機会にしたいと思います。ただ、皆さんが想像する通り、プログラムをかいて、大きな計算機に計算させて...というような研究手法です。なお、畑中研ではプログラミングを教えるところから始めるので、プログラミング経験が皆無だけどプログラミングしてみたいという人は是非来てください。毎年入ってくるメンバーの半数は完全未経験者です(かく言う私も未経験者でした)。

~趣味~

中学時代に囲碁部に所属していたので囲碁が打てます。当時はアマ二段の実力でしたが、中学卒業後めっきり打っていないので、現在はめちゃくちゃ弱くなっています...

筋トレは今年に入ってから始めました。近所のスポーツセンターのジムが3時間300円と格安だったので、そこに通っています。お腹の贅肉を落とすことが目標だったので、最初は腹筋や胸筋を鍛えていたのですが、実は下半身も同時に鍛えた方がいいということに最近気づきました。

研究もほとんど趣味と化しています。シミュレーション結果は映像化できるので、水分子が動いているところを見てよくニヤニヤしています。水分子は酸素原子1個と水素原子2個で構成されていて、折れ線形で、水素結合を形成し、振動していて...といった情報は高校の時点で習うことですが、実際にどんな運動をしているのか想像できる人はほとんどいないと思います。凄まじい数の水分子が一斉に動いている様は圧巻の一言です。

~終わりに~

大学の量子化学、物理化学は取っつきにくいと感じる人が多いと思います。それは、量子的な世界を絵で描いて表現することが難しいからです。光が粒子性と波動性をあわせ持つことや波動関数の絶対値の二乗が粒子の存在確率に比例することなどを図示することは困難です。結果として意味の分からない式ばかりが並びがちで、頭を悩ませている方もいらっしゃるかと思います。そのような方はどうか一人で悩まず、メディアセンター1階のラーニングサポートデスクまでお越しください。一緒に考えましょう!勿論、勉強に関わることだけでなく、研究室選びなど学生生活に関わるご相談も歓迎です!!

2023年10月20日金曜日

院試験における口頭試問の雰囲気 (月曜担当 奥土) 


こんにちは、ラーニングサポート月曜担当の奥土です。

口頭試問というものは皆さんご存知でしょうか?

口頭試問とは院試験の際に課せられることがある、多くの教授の前で、問題を出されて激詰めされるというイベントです。結構レアなイベントなので、受ける際は存分に噛みしめて味わいましょう。

今回、そんな口頭試問の雰囲気を味わえる数学の問題を2問ほど作ってきました。高校数学の中から出題しているので、数学に自身のある方はぜひチャレンジしてください。記事後半には解答解説を付けています。

問題文中の会話は、私の中のいじわるな教授のイデアと典型的な受験生のイデアによるものです。完全フィクションであり、面白くするために誇張されております。実際の口頭試問では教授はもっと優しいです。


【問題Ⅰ】
以下の文章を読んで後の問いに答えなさい。

教授「オイラーの多面体定理を知っていますか?」
受験生「はい、知っています!」
教授「では、定理の主張を教えてください。」
受験生「任意の多面体に対して、(頂点の数)-(辺の数)+(面の数)=2となります。」
教授「なるほど、君はドーナッツを食べたことがないのかな。」
受験生「?????」

問1 オイラーの多面体定理の主張を答えなさい。
問2 受験生がドーナッツを食べたことがないと教授が思ったのは何故か、答えなさい。


【問題Ⅱ】
以下の文章を読んで後の問いに答えなさい。

教授「x^2=2, x>0を解いてください。」
受験生「√2です。」
教授「√2とは何ですか?」
受験生「2乗すると2になる正の実数です...」
教授「なるほど、ある正なる・実数xが存在して、x^2=2となる。そのようなxを√2と呼ぶということですね。」
受験生「はい...」
教授「√2が存在することを示してください。」
受験生「...」

問1 √2の存在を主張する際に用いる定理の名前を答えなさい。
問2 問題1を踏まえたうえで、√2が無理数なことを示しなさい。


【解答・解説】
問題Ⅰ-1
解答 :
球面に同相な(穴の開いていない)任意の多面体に対して
(頂点の数)-(辺の数)+(面の数)=2となる。
解説 :
中学校でオイラーの多面体定理を初めて習ったときは、正多面体5種類を列挙して、(頂点の数)-(辺の数)+(面の数)=2となることを確認していたと思います。つまり、知識レベルに応じてこの解答は変わってきます。任意の正多面体に対してと制限を付けても、この問題は正解になります。では、任意の多面体に対してはどうなるのかというと、計算の値はオイラー標数という多面体の穴の数に依存した値になります。球面に同相な多面体の場合、その値は2となります。この場合のオイラーの多面体定理の証明は割と簡単なので調べてみるとよいでしょう。キーワードは平面への展開と三角形分割です。

問題Ⅰ-2
解答 :
球面に同相でない図形を認識したことがないのかと思ったから。
解説 : 
トーラス体(ドーナッツ)と同相な多面体のオイラー標数は0であり、(頂点の数)-(辺の数)+(面の数)=2が成り立たちません。(頂点の数)-(辺の数)+(面の数)=0であることは、トーラスの任意の筒のくびれを辺に従って二つに切ることを考えると、面の数は2つ新たにできた球面に同相な多面体ができることを考えれば分かります。

問題Ⅱ-1
解答 : 
中間値の定理
解説 : 
中学校から√2という値は使いますが、その値の存在は高校の数学Ⅲの中間値の定理まで先延ばしにされます。中間値の定理を使うと、y=x^2-2のグラフの[0,2]区間にて、0=x^2-2なる正の実数xが存在することが分かり、中学生からの長年の謎である無理数って存在するのという疑問が解消されるのです。ちなみに、中間値の定理自体の証明や関数の連続性は大学1年の解析の授業まで先延ばしにされます。

問題Ⅱ-2
解答 : 
√2が有理数であると仮定する。するとなんやかんやあって素因数分解の一意性が崩れる。√2は中間地の定理より実数であって、背理法より有理数ではないので、√2は無理数である。
解説 : 
背理法を習った際、√2が無理数であることを証明したと思います。その際に呪文のように「√2が無理数でない、つまり有理数であると仮定する。」と唱えていたと思います。これって正しいのでしょうか?例えば、虚数単位は有理数でないことはすぐに示すことができます。このロジックで言うと虚数単位iが無理数になってしまいます。一度無理数の定義に戻りましょう。無理数とは実数のうち有理数でないもとして定義されます。つまり、√2が実数であることを言及しなければならないのです。これを認識していないと、「有理数でないならば無理数」という呪文は「虚数だったらどうなるの」という素朴な質問にやられます。


終わりに...
私の代まで数理科学専攻希望は口頭試問が必須でした(どうやら今は違うらしい)。後輩のためにアドバイスを残しておきます。
  • 口頭試問はメンタルゲーです!
    • 怖い顔をして座っている教授10人の前で、問題を出され、即座に解答を求められるのはかなり圧迫感を感じます。
    • ペーパーテストではわからないものを後回しにして、ゆっくり考えることができますが、口頭試問ではそうはいきません。
    • 少し慣れるために、同期や先輩に頼んで口頭試問を練習させてもらいましょう。
  • 聞かれることは基本の基本を聞かれます。
    • 特に線形代数と解析は絶対聞かれます。学部で3AB, 4ABの教科書を読みなおして、そこにある問題を解けるようになっていると安心です。
    • 学部の共通科目の数理科学基礎第1、第2、第3のプリントは残しておきましょう。知っておかなければならない情報がリストアップされているので便利です。
    • 口頭試問のみであっても、筆記試験問題に目を通しておくと良いでしょう。
  • 分からなかったら、助けてくれることもある。
    • 分からなかったときは、助け船を貰えることがあります。焦って頭真っ白になるのが一番まずいです。
    • ごまかそうとすると、絶対質問が飛んでくるので、やめておいた方が良いです。
数理科学専攻の口頭試問に関する相談も対応しておりますので、お気軽にラーニングサポートまでおこし下さい。

奥土

2023年10月6日金曜日

機械工学科の研究室選び(木曜担当 高城)

こんにちは!
ラーニングサポート木曜日担当の 高城 です。

・機械系の授業でわからないことがある

・研究活動で困っている

・学校生活に関して相談したい

という方、是非お気軽にお声掛けください!
毎週木曜日 14:00~15:30 理工学メディアセンター本館1階 レファレンスデスク
にてお待ちしています。

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さて、秋学期が始まり、そろそろ研究室見学をしたほうがいいのかなぁと考える人も増えてきたのではないでしょうか。

そこで今回は機械工学科の研究室選びについて紹介したいと思います。

機械工学科には20以上の研究室があり、そこから第一希望を選ぶ必要があります。
途中で移動することもできますが、大体の人は研究室を変えないため

修士までなら3年、博士までなら6年

の居場所を決めることになります。

私は夏休み明けからアポを取って、合計10近くの研究室を見学しました。
以下では、そのときに重視していたポイントを紹介します。


①研究の内容

自分のやりたいことが決まっている人は、それに近い研究ができるのかという観点で相談
してみると良いと思います。

ですが、やりたいことがいまいち決まっていない人も多いと思います。
そんな人こそ、見学に行って様々な研究テーマを聞いてみると良いです。
興味が湧くものを見つけられるかもしれませんし、反対に「これは全くワクワクしない!」と判断ができる場合もあります。


②研究手法

一言で「機械工学科」と言っても、研究の手法(アプローチ)は様々です。

・理論的に式を立ててゴリゴリ計算する
・プログラムを組んで計算する
・実際に実験して分析結果を比較検討する
・モデル化してシミュレーションする             などなど

自分に合った手法はなにか考えてみてください。
ちなみに私は「とにかく手を動かして研究したい」と思い、実験系に入りました。


③コアタイム

コアタイムとは、「この時間は研究をしようね」と研究室側が時間を定めるシステムです。

生命情報学科などには多いですが、機械工学科では少ないと思います。
ただ、輪講(研究室で集まって論文や成果の発表・議論をする会)など、研究室ごとに
固定の時間があるので、そのあたりも一緒に確認しましょう。


➃教授の人柄

日々の研究や卒業論文執筆など、教授から多くのアドバイスを受けることになります。
あまりにも自分と波長の合わない教授だとしんどくなってしまうかもしれません。

一度アポを取って、お話しする機会があると安心ですね。


➄メンバーの雰囲気・相性

人って周りの環境に大きく影響されると思いませんか?

研究室でも同じで、学会発表などをみんなが当たり前にする雰囲気であれば、自然と自分も学会に出席する流れになると思いますし、企業と共同研究を多くしている研究室であれば、自然と産業的視点や社会人として必要なスキルを身に付けられると思います。

自分が何を目指して研究をしたいのか考えてみると良いですね。

また、所属メンバーとの相性も大切です。

ワイワイとグループで研究したいのか、一人でコツコツ研究したいのか、自分のタイプに
合ったところに入る方がいいと思います。

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さいごに
いろいろな研究室の話を聞ける機会は意外と少ないです。
どんどん連絡を取って、是非様々な研究室を見学してみてください!

ではでは!


高城

2023年8月1日火曜日

IT業界の就職活動について(火曜担当 西出)

 こんにちは!


毎週火曜日12:30~14:00を担当しています、応用化学科修士2年の西出です。

今回は、昨年度自分が行っていた就職活動、特に”インターン”についてお話ししていきたいと思います。

就職活動を始めた人もこれからの人も、ぜひぜひ読んでみてください!


インターンとは?参加する理由とは?

インターン(インターンシップ)とは短期的に会社での業務内容を体験する就業体験プログラムのことです。期間も1日から数カ月のものまで幅広く、オンラインから対面のものまで、また有償のインターンもあったりと数多くの種類が存在します。最近では公にインターンシップの結果を採用選考に結びつけることが認められ、その重要性がますます高まっていくと思われます。

インターンシップに参加するメリットは主に2つあります。

1つ目はその会社や業界に対する情報収集です。多くのインターンでは就業体験の他にも社員の方、時には年次が上の方と話す機会が設けられており、会社の内側から会社や業界についての情報を得ることができます。また社員の方の人柄などを知ることで、会社の中でやっていけそうかどうかなどについても理解が深まります!

2つ目は先にも述べた採用選考での優遇です。多くの企業がインターンシップ参加者向けに採用選考での選考免除や特別コースでの採用選考を用意しています。行きたい企業のインターンシップに参加することで、その会社に入りやすくなるということですね!

このようにインターン参加にはメリットが多く、インターンに参加して損をすることはほとんどないと思っています!ぜひぜひインターンに申し込んで会社の様子を肌で感じてみてください!


インターン前に意識していたこと

今年も夏インターンの申し込みがすでに始まっていると思います。ここでは、インターンの申し込みから選考までを実体験をもとに記載しています。

インターン前に行っていたことは、業界を絞る、インターンに応募する、選考を受けるの3つでした。それぞれについて詳しくお話ししていきます。

業界を絞る

日本にはどんな業界がある?と聞かれてぱっと思いつく業界は3つか4つぐらいではないでしょうか?またIT業界、金融業界といってもその中でもいろいろなことをしている会社があります。そこでまず私はどんな業界があるのか、また業界の中でもどのような仕事があって会社がどのような分類をされるのかを詳しく調べました。これは自分がある程度興味ある分野で構わないと思います。

おそらく、多くの人が自分が想像している会社の事業内容と実際の事業内容でギャップがあると感じることでしょう。学生なのですからこれは至極当然のことだと思います。そのようなギャップを解消しつつ、自分がやりたいことを確実に選別して業界を絞っていくことができれば良いと思います!

ここでのポイントは決して業界を1つに絞る必要はないことです。インターンを通してわかることもたくさんあると思いますし、就職活動を進めていく中で考えが変わることも必ずあるので、選択肢を広げすぎず狭めすぎず、自分の興味に従って決めていきましょう!!

インターンに応募する

業界を絞った後は夏インターンに応募していました。自分はここで30社以上とかなりの数の会社に応募しました。先ほども記載したように、自分が持っているイメージと実際の会社にはギャップがあることがほとんどです。できるだけそのようなギャップを取り除くためにも、また夏休みを暇にしないためにも多くの会社に応募することをオススメします。

多くの会社に出すことのメリットは他にもあります。最も大きなものは、ES(エントリーシート)やWebテスト、また次に記す選考の経験が多く積めることです。これは非常に重要で、インターン後の就職活動において、インターンの選考を受けた人とそうでない人で大きな差が現れます。もし内定が出ても行く可能性が低い会社でも、インターンだけでも応募することをオススメします。

また自分は対面のインターンシップにこだわって参加していました。実際にオフィスの中で社員の方々の雰囲気を感じることができることは、自分の就職活動において最もプラスになったことの1つでした。対面で社員の方々とお話しできることから社員の方々との距離もぐっと縮まりやすく、会社への理解が非常に深まりました!

選考を受ける

多くの会社がインターンシップ応募の際に、ESやWebテストを課します。その結果が届いてからグループディスカッションや面接などの選考がスタートしていきます。(厳密にいえばESやWebテストも勿論選考ですが、応募の際に同時に提出することがほとんどなので、今回はこの2つは応募の中に組み込んであります。ご了承ください。)

ほとんどの選考は平日にあることが多いので、授業や研究室との生活に支障をきたさないように日程をうまくやりくりする必要があります。自分は研究室をあまり休みたくなかったので、朝の早い時間か夕方の一番遅い時間で選考を受けていました。

面接やグループディスカッションはとにかく緊張します。面接官や就活生との相性もありますし、どれだけ準備してもイレギュラーが起こることは想定しておいた方がいいです。準備を重ねることも非常に重要ですが、選考において最も重要なことは、イレギュラーなことが起こったとしても、慌てず平静を保って相手とうまくコミュニケーションを重ねることだと思います。

面接官からの面接後のフィードバックで印象に残っていることとして、”面接官も緊張している”と言われたことがあります。自分は面接中は基本的に自分のことばかりで、相手のことを考える余裕などありませんでしたが、面接官からしても初対面の学生の内面を限られた時間の中で把握する必要があり、面接官も同じくらい緊張するよと言われたことは非常に印象的でした。これを知ってからは、面接官を過度に恐れすぎることはなく、選考に臨めるようになったと感じています!


いかがでしたでしょうか。

就職活動は先が見えず不安なことの方が多いですが、社員の方や学生との出会いは自分にとっては非常に楽しいものでした。新卒での採用は人生の中で1度しかない機会ですので、悔いなく頑張っていきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


西出




2023年6月13日火曜日

“理論”研究室…?(火曜担当 武田)

ご覧いただきありがとうございます!

火曜14:00~15:30にデスク(メディアセンター本館の自動ドアを過ぎた先すぐ)におります、武田です。

この記事では、物理学科の理論研究室とは何か、説明させていただきます。これを読んで、少しでも学科選択や研究室選択の参考になれば嬉しいです。

何かありましたら、遠慮なくお聞きください。お待ちしております!

◎ちょっと変わった仕組み

私は現在、物理学科の“理論”研究室に所属しています。ほとんどの学科では、“山田”研究室などのように、指導教員の先生の名前が、研究室名になっているかと思います。

しかし、物理学科には、“山田”研究室といった他の学科と同じ仕組みの研究室に加え、理論研究室が存在します。この理論研究室の中には、複数の指導教員の先生が所属し、各指導教員の先生を中心にグループが構成されています。上の図を参考にしてください。

何故このような仕組みになっているのでしょうか?実は、このような仕組みのおかげで、次の理論研究室ならではの利点が産まれているのです。

◎理論研究室ならでは…


様々な物理分野の話を聞ける

理論研究室の1番の特徴は、様々な専門分野の話を聞くことができる点です。週に1度コロキウムを行っており(学部生は自由参加)、理論研究室に所属する多くの先生やポスドク、院生が発表し議論しています。1つの研究室の中に多くのグループがあるからこそ、可能である活動でしょう。

実際、私は冷却フェルミガスを用いたBCS-BEC領域の物性研究をしていますが、素粒子や原子核、量子ドット、第一原理計算など、自身の研究内容と異なる分野の話も聞けています。とても貴重な機会です。

学生に対し指導教員の先生が多い

こちらは理論研究室だけでなく、物理学科全体の特徴でもあります。

各学年の人数にもよりますが、指導教員の先生1人に対し、同学年の学生は1人から3人まで、各グループに所属することになります。つまり、指導教員の先生と学生の割合が、ほとんど1対1になるのです。他の学科に比べ、先生と学生の距離が近く、色々相談をしやすい環境であると思います(少なくとも私は、指導教員の先生や他の先生方に色々なお話を聞けております)。

◎読んでいただきありがとうございました。

学科や研究室選択の際には、興味のある分野や指導教員の先生との相性なども大切になってくると思います。これをきっかけに、様々調べてみてください。

また、ラーニングサポートでは、研究室選びの相談などもお答えしております。何かお困りのことがございましたら、遠慮なくおいでください。お待ちしております。

※少し補足

そもそも、“理論研究”とは、解析計算や数値計算などで行う研究のことです。「理論と実験」という対比構造で説明されることも多いです。


武田