2023年10月27日金曜日

英語学習のすゝめ ~リーディング編~(火曜担当 西出)


こんにちは!


毎週火曜日14:00~15:30を担当しています、応用化学科修士2年の西出です。

今回は英語学習のすゝめシリーズの第2弾!英語リーディングの勉強法についてお話ししていきます!


英語を学びたいと思っているけどなにからやればいいかわからない、、

内定先から英語のスキルアップを求められた、、

今後研究室で英語の論文を読むことが増えそう、、、

といった境遇の方向けの内容となっております!

リスニングの勉強法については別の記事で記載しているのでぜひそちらをご覧ください!


英語リーディングの学習方法

自分は大学3年生の時にTOEICに向けて本格的に英語の勉強を始めたのですが、その時の経験から英語リーディングの難しいポイントは主に2つあると感じました。

1つ目が英単語の語彙力について、2つ目が文章を読み、問題を解くスピードについてです。

それぞれについての解説と対策を記していきます。

単語学習について

文章に出てくる単語を知らなければ文章の意味を理解するのはなかなか難しいでしょう。誰しもそのような経験はあるはずです。そして知らない単語が多すぎることに嫌気がさし、英語学習をやめてしまう方も多いのではないでしょうか。

英語リーディングを勉強するときや、英語で論文を読む準備をしたいときは単語から勉強することをおすすめします。語彙力はリスニングをやる上でも必須になるので、英語学習のまず始めは単語学習からスタートすることがベターです。

単語学習は、できるだけ毎日決まった量を行い、習慣づけることを意識しましょう。理想的には発音まで覚えられるとベターです。自分の場合は朝起きてから20分程度、単語帳を使って決まった数だけ勉強していました。自分はTOEIC向けなどの市販の単語帳を購入し、覚えられていない単語には付箋を付けて和訳を隠しながら単語の意味を当てることを何度も繰り返し、最終的に付箋が残らなくなるまで行いました。

最初は単語帳に記載されている意味だけを覚えるだけで十分です。いずれ長い文章の中でその単語に出会ったときにこの単語はこういう時に使うのか、こういう細かいニュアンスがあるのかと本当に自分の中で定着するはずです!

TOEICなどの勉強では単語帳は数多く市販のものがありますが、研究分野のものになるとなかなか市販のものはないと思います。自分も研究室に入る前は専門用語の勉強をしましたが、その時は所属予定の研究室の先輩たちが執筆した論文を何本か読み、その中で初めて見た単語をリストアップし、自分で単語帳を作成することで同様に勉強しました。

ちなみにTOEICでおすすめの単語帳は「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」というものです。頻出単語がまとめられており、すべて覚えればTOEICのリーディングで高得点も狙えるはずです。また単語帳を自分で作成する際にはmikanというアプリの単語帳作成機能を使っていました。使い勝手がよくスマホで簡単にできるのでおすすめです。


文章を読むスピードについて

TOEICの一般的なL & Rの試験(リスニングとリーディングの試験)ではリーディングの試験時間は75分で、この時間の間に100問もの問題を解かなければなりません。つまり1問に1分も使えない状況でスタートするのです。序盤は穴埋め問題なのでここではかなりハイペースに解き進めることができますが、終盤の文章を読んで問題に答えるパートではかなり時間を使ってしまいます。自分の知り合いでも最後の文章のところが時間が足りなくなると話していた人が多かったです。

このようにTOEICなどのリーディングの試験においては文章を早く読み進める必要があります。私は、文章を早く読むコツは文章の音読をすることだと思っています。

読むという動作の中で、我々は無意識(もしくは意識的に)頭の中で文章を読み上げていると思います。この読み上げのスピードが速くなれば文章を読むスピードも上がるはずだと考えて、速くきれいな発音で話すことを意識した音読を行うようにしました。

発音の練習には以前も紹介した「Speak Buddy」というアプリを用い、実際に演習で解いたリーディングの文章も音読するようにしていました。その結果、英語の音読の速度が上がったことでリーディング問題の読むスピードも向上しました!

音読が英語の文章の読むスピードに影響するかどうかは人によって差があるかもしれません。しかし音読をすることで単語の正しい発音を意識することもできるので、音速はリスニングやスピーキングの方でも効果のある勉強法だと思っています。ぜひ試してみてください!

参考までに、実際のTOEICの長文読解では問題数×1分で問題を解くことを意識していました。1文章につき問題が3つあれば3分で全て解くペースです。そのために序盤の穴埋め問題のペースを決め、終盤の問題に備えるようにしていました。ぜひ参考にしてください。


いかがでしたでしょうか??

英語学習に興味を持っている方の助けに少しでもなれれば幸いです。リーディングはリスニングよりは苦手意識はないと思いますが、単語を覚えたり地道な努力が必要で難しい分野だと思います。毎日少しずつ頑張っていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!


西出

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