こんにちは!
ラーニングサポート木曜日担当の 高城 です。
・機械系の授業でわからないことがある
・研究で困っている
・学校生活に関して相談したい
という方、是非お気軽にお声掛けください!
【毎週木曜日 14:00~15:30 理工学メディアセンター本館1階 レファレンスデスク】
にてお待ちしています。
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さて、学部4年生の皆さん、卒論に向けて動き始めていますか?
私は機械工学科に所属しているため、昨年の今頃は中間発表会を乗り越えた段階でした。
(昨年の機械工学科の卒論スケジュールは、10月中旬中間ポスター発表、1月下旬卒論提出、2月上旬卒論審査会でした。)
卒論執筆を経験した先輩として、私から1点アドバイスさせてください。
「卒論は早め早めに」
言われなくてもわかってるよ!と返ってきそうですね笑。
私が4年生の時にも「早めにやらなきゃな~」と思いながらも、授業や課外活動の忙しさを言い訳にしてなかなか本腰を入れられませんでした。
結果、12月は毎日夜遅くまで実験・分析、年末年始は家族が炬燵で団らんしている横で一人論文執筆。
もっと早くできることいっぱいあった~と何度後悔したことか笑。
この記事を読んでくれている皆さんにはぜひ余裕をもって、質の高い卒論を提出してほしいです!
そこで、早めにできることと、早めにやるべき理由を体験談を交えてお伝えします。
(私は機械工学科実験系研究室所属です。
人それぞれ状況が異なると思うので、参考になるところだけ拾って読んでください。)
①参考文献を集める
私は卒論の参考文献欄に30程度の資料を載せましたが、実際に読んだのはもっと多いです。
背景や先行研究、考察の裏付けなど、参考にするべき論文はたくさんあると思います。
できるところから集めて読み進めたり、今まで読んだ文献をまとめておいたりしましょう。
また、その都度参考文献リストに整理していくことをお勧めします。
最後にまとめてやるのは大変です。
それから、卒論の参考文献欄を書く際には、書き方を揃えることも忘れずに。
(意外とチェックされるみたいです。)
心配なら指導教員や先輩に確認した方がいいです。
②実験・分析をどんどんやる
実験装置や分析装置はほかの人と共同で利用することが多いですよね。
年末には焦っている人が多く、人気の機器だとなかなか予約が取れないということも多々あります。
また、突然の装置故障などのトラブルで数週間使用不可になるケースもあります。
卒論提出直前に焦らないように、この記事を読んだ皆さんは早めに始めましょう。
③論文を書く
「いきなり書けないよ…」「まだ実験全部終わってないし…」
いえいえ!今の段階でも書ける章はたくさんありますよ。
例えば、研究の背景や目的、前提知識、評価手法の原理など。
また、論文内の挿入図は自分で作ることが多いと思いますが(少なくとも私はすべて自作しました)、意外と時間がかかります。
早めにやっておくといいですね。
さらに、卒論を書き始めて完成形を想像してみると、これからどの実験が必要になるのか、考察の補強にはどの分析をするべきなのかが明確になります。
最後の最後で「この実験やっておけばよかった」「この考察ならこのデータ必須じゃん」と後悔しないためにも、余裕を持つのは大切と言えますね。
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最後に
卒論や中間発表ポスター、卒論審査会での投影スライドでは、以下の点に特に注意してください。
・誤字脱字はないか
・図形のずれはないか(特にポスターや図内の角はあっているか、縦は揃っているか)
・同語句の表記は統一されているか(例:全て、すべて)
・回りくどい日本語になっていないか(例:△実験を行う→○実験する)
せっかく内容の濃い、画期的な研究だとしても、誤字が多いと審査員も「もういいや~」となってしまうそうです。
自分ではなかなか気づけないところもあると思うので、先輩や友達に添削をお願いして、ダブルチェック、トリプルチェックするといいです。
これから忙しくなると思いますが、ぜひ体調に気をつけて頑張ってください!
もし卒論を書くにあたり困っていることがあれば、ラーニングサポートも活用してみてくださいね。
お待ちしております😆
高城