2024年5月31日金曜日

オススメの本(金曜担当 江藤)

 

矢上には自由に使えるグラウンドがある。

どうも金曜担当の江藤です。

今日は私のおすすめの本を紹介していきたいと思います。

コンサルスライド作成術 : 図解表現23テクニック / 山口周著.

https://search.lib.keio.ac.jp/discovery/search?query=any,contains,9784492557204&vid=81SOKEI_KEIO:KEIO&tab=AllLibraryCatalog&search_scope=DiscoveryNetwork

まず一冊目は山口周著の「外資系コンサルのスライド作成術:図解表現23のテクニック」です。

この本はスライドの作り方を上手くなりたいと考えている初心者の人に必見の本となっています。少なすぎず多すぎない情報量から成る見やすくて理解しやすいスライドを作り出す基礎を身につけることが出来ます。

具体的な内容としては全体のスライドの構成や見やすい図や表の作り方など様々な情報がのっています。

さらに本一冊の分量もそれほど多くないため1・2時間程度で読み切ることができます。

この本を読んで身につけた知識で上手なスライドを作って、授業や研究室の発表などで周りを驚かせるような上手いプレゼンをしてください!!

コロイド・ : 基礎から応用まで / 辻井薫, 栗原和枝, 戸嶋直樹, 君塚信夫著



二冊目は辻井薫、栗原和枝、戸嶋直樹、君塚信夫著の「コロイド・界面化学:基礎から応用まで」です。
この本はこれからコロイド・界面化学を勉強したい人へ最初に読むことをおすすめします。この本を読めばコロイド・界面化学の基礎的な知識を満遍なく得ることが出来ます。
具体的な内容としてはコロイドとはそもそも何なのかといった内容から始まり、分散などの様々なコロイドの特性について書かれています。さらに、表面張力などの界面現象や電気泳動などの界面電気現象といった様々な界面化学についての基礎的な知識について書かれています。
加えて、この本も一冊目に紹介した本同様分量が少ないです。そのためあまり負担がかかることなく読み切ることが出来ます。
この本を読んでコロイド・界面化学の基礎知識を是非身につけてください!!

さいごに
実はここで紹介しきれなかったおすすめの本はまだまだあります。
気になる方は是非ともラーニングサポートを訪ねてください!!

2024年5月30日木曜日

私のおすすめの本【2024年度木曜担当 近藤】

こんにちは!ラーニングサポート木曜担当の近藤です。
この記事では、私が学部生時代の勉強に使ったおすすめの本を紹介します。

類家正稔 著、東京電機大学出版局
https://search.lib.keio.ac.jp/permalink/81SOKEI_KEIO/188bto4/alma9926616660904034

私の知る範囲で最も丁寧に量子化学について説明してくれている教科書です。
初学者が悩んだり誤解したりしないよう、曖昧さや論理の飛躍がない形で説明がされていますし、式変形の過程も省略せずに全部書いてくれています。さらには、量子化学に必要な数学的知識について解説した付録まであります。

化学Aの授業についていけなくて困っている学部1年生や量子化学の勉強をこれから始めたいという方におすすめです。

前野昌弘 著、東京図書
https://search.lib.keio.ac.jp/permalink/81SOKEI_KEIO/188bto4/alma990023811490204034

解析力学の教科書は数多く存在しますが、その中でも一番直観的な理解を得られる本だと思います。この本には他の解析力学の教科書よりも優れた三つの長所があります。

一つ目の長所は、図が豊富なところ。物理の教科書は数式が多くなりがちですが、この本はかなりの頻度で図を提示してくれるので、イメージを持ったまま式を追うことができます。

二つ目の長所は、作用についてしっかり解説してくれているところ。解析力学の教科書は、最初にいきなり「最小作用の原理」を提示し、以降この原理に則って論理展開していくものが多いですが、初学者にとっては「作用って何?」というところから疑問でしょう。この本ではいきなり最小作用の原理を押し付けることはせず、「作用とは何なのか」「作用を利用するとどんな利点があるのか」という根本的な疑問を一緒に考えてくれます。

三つ目の長所は、自習しやすい作りになっているところ。解析力学は自分で手を動かさなければ身につきません。この本は式変形が丁寧な上、数学的知識について付録で補足されているので、自分で式変形を行ってみて分からなくなったらこの本を頼る、という使い方ができます。また、この本に載っている全ての練習問題についてのヒントと解答解説がネットにあるので、解けない問題が出てきてもそのままになりません。

非常に良い本なので解析力学を勉強する方は是非読んでみて下さい。

上田顯 著、朝倉書店
https://search.lib.keio.ac.jp/permalink/81SOKEI_KEIO/188bto4/alma990022425860204034

分子動力学シミュレーションの入門書です。分子動力学シミュレーションの解説書としては「コンピュータシミュレーションの基礎(岡崎進 著、化学同人)」が有名ですが、そちらよりも内容としては簡単です。

私の経験上、シミュレーションについて勉強するときは手を動かした方が良いです。唸りながら専門書と睨めっこしていても内容はあまり身につきません。それよりも、実際に簡単なシミュレーションプログラムを作ってみる方が学習上効果的です。

自分でプログラミングしてみる際に、この本は大いに役立つと思います。具体的な計算式や計算上考慮するべきことがシンプルにまとまっているので、余計な情報に煩わされずにシミュレーションプログラムの雛形を作ることが出来ます。簡単な希ガスのシミュレーションプログラムくらいであれば、この本だけですぐに作れます。

勿論、シミュレーションの世界は奥深いので、より複雑な分子を扱う上では細かい知識も必要になります。その時は上記「コンピュータシミュレーションの基礎」も活用しましょう。

最後に

以上三冊が私のおすすめの本になります。
いかがでしたでしょうか。これらの本が少しでも皆様の学習の手助けになれば幸いです。


近藤

おすすめの本(水曜担当 能登)

 皆さんこんにちは!

ラーニングサポート水曜14:00~担当しております、能登です。

今回はおすすめ本の紹介ということで、私がこれまで勉強や研究室選びの際に参考にしてきた本を紹介したいと思います。

今回紹介する本は2冊、どちらも私が学部時代に手に取って勉強した本です。

まず紹介したい1冊目は、

ウォーレン有機化学 上・下 (東京化学同人)

https://search.lib.keio.ac.jp/permalink/81SOKEI_KEIO/188bto4/alma990024478040204034
https://search.lib.keio.ac.jp/permalink/81SOKEI_KEIO/188bto4/alma990024478050204034

です。

ウォーレン有機化学は大きめのサイズ&分厚い参考書であり、持ち歩きにはあまり向いていない辞書的な参考書になります。

有機化学についての辞書的な参考書っていっぱいあって、似たようなのばかり・・・何を読めばいいのか・・・そもそも参考書間の違いがよく分からない・・・となっている人もいるのではないでしょうか。

まず先にお伝えしておくと、学部生の有機化学の参考書としては「ボルハルト・ショアー」が一般的かなと思います。私もボルハルトは学部2年生の時に科目の教科書として指定され、上下巻そろえて購入し、勉強しました。教科書に指定されるだけあって有機化学の基礎からある程度の応用まではこの本があれば十分勉強できると思います。初めて有機化学を勉強するなら最初はボルハルトから始めるのが良いでしょう。

では、なぜウォーレン有機化学をおすすめするのかと言うと、より難易度の高い内容がまとまっているからです。

ボルハルトは読み終わってしまった…という方で、有機化学をもっと極めたい!という方には「ウォーレン有機化学」が非常にオススメです。有機化学についてより専門的かつ網羅的な内容が載っており、学部3年生・4年生になって有機化学のより発展的な内容を学びたい!という人に是非、手に取ってもらいたい参考書です。授業がハイレベルになってきて有機化学の課題ができない、考え方が分からない、そんな時はウォーレン有機化学を開いて考え方を探してみると良いと思います。


続いて、2冊目の紹介です。2冊目は、

化学の要点シリーズ (共立出版)

https://search.lib.keio.ac.jp/discovery/search?query=any,contains,%E5%8C%96%E5%AD%A6%E3%81%AE%E8%A6%81%E7%82%B9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%80%20%E5%85%B1%E7%AB%8B%E5%87%BA%E7%89%88&tab=LibraryCatalog&search_scope=MyInstitution&vid=81SOKEI_KEIO:KEIO&lang=ja&offset=0

というシリーズ本になります。

化学って、多岐に渡る分野があって研究室見学も迷いがちですよね。しかも、いくつもある研究室が行っている研究分野の詳しい内容まで調べ、理解するのは大変だし難しい。。。でも、研究室に入るからにはどんな研究をしているのかきちんと知ってから入りたいし、可能なら複数の研究室についてその研究内容、研究分野を比較して、より自分が興味をもてる分野に進みたい…って思いませんか?

研究内容の理解と言えど、そんな簡単に理解できるなら苦労しませんよね。研究内容を知る方法は論文、研究室訪問、研究室のホームページ検索…と色々ありますが、行動するまでのハードルが高かったり、論文などから自力で勉強して、研究内容の何が凄いのか、何が大事なのかというのを読み解くのは難しいんじゃないかなと思います。実際私は研究室選びに際して色々な研究室のホームページをみたり、研究室の前に貼ってあるポスターを読んだりしましたが、内容が最先端過ぎて(授業で習っている内容の先の先を行っていて)いまいちよく理解できていませんでした。。。また、研究室見学に行っても先生方や先輩方の話の全容がつかみきれず、「結局何をやっているの???」となることもしばしば。。。各研究分野の概要を何かでじっくり学べないかと感じていました。

そんな時出会ったのが「化学の要点シリーズ」でした。

「化学の要点シリーズ」は、化学の各分野・各研究テーマについて、「内容は高く、表現はできるだけやさしく」をモットーに各分野の「要点」に着目して作成されているシリーズ本です。各分野で成果を挙げられている先生方が一冊ずつ担当され、自身の分野について概要から最先端の応用までまとめています。内容は理論化学、無機化学から有機化学、生化学等、とにかく様々な分野の本があり、現時点でシリーズ本は48冊刊行されています。

私は研究室決めの際、この「化学の要点シリーズ」のうち、自分が進もうと思っている分野に近い本を幾つか選んで読み、内容を簡単に理解して自分の将来の研究内容をイメージしていました。いきたい研究室の先生が書いてる!という本もあり、非常に参考になりました。

1冊1冊は薄めの大判コミック程度の大きさで、手軽に読むにはもってこいのサイズ感です。持ち歩きも簡単なので通学時間などの移動中に読むのにもピッタリです。ものすごくレベルの高い内容がギッシリ…というわけではなく、かなり読みやすい本なので、気になった人はどんどん読んでみてほしいなと思います。

特に研究室選びを見据えて各分野についての知識を増やしたい人は是非、手に取ってみて下さい。


さて、今回は私のおすすめ本を二冊、紹介しました。1冊は有機化学に偏りがちな紹介になってしまいましたが(笑)、2冊目は化学系の方ならどなたでも手に取りやすい内容かと思います。少しでも参考にしていただけると嬉しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

能登

2024年5月24日金曜日

おすすめの本(下永:2024年度春 木曜担当)

こんにちは。ラーニングサポート木曜担当の下永です。
今回はTOEICを勉強するときにおすすめな本を2冊ご紹介させていただきます。

1.『TOEIC®L&Rテスト 究極の模試600問+』(ヒロ前田著、アルク)https://search.lib.keio.ac.jp/permalink/81SOKEI_KEIO/6iub1s/alma9926580321004034

✔ 本番と同程度の難易度の問題が600問(3回分)掲載されている。TOEIC問題集の中でもかなり多い方。とにかくたくさんの問題を解いて慣れたい人向け。
✔ すべての問題に詳細な解説付き。活字の解説だけでなく著者自身の動画の解説も見ることができる。疑問をすべて解消しながら解き進められる。
予想スコアが記載されている。ご存じの方も多いと思うがTOEICのスコアは受験者全体の正答率から統計的な処理行って算出されるため、単純計算では算出できない。本書では1500人以上のモニターに対するモニタリングテストから予想スコアを算出している。
✔ Web上で解答を入力すれば自動採点し、予想スコアまで表示してくれる。1回200問もあるため自動採点はかなり時短になる。

こちらの本は慶應生の方ならどなたでも、KOSMOSを経由してオンライン上で閲覧することができます(要keio.jp認証)。上記のURLから本書のKOSMOSのページにとび、「オンラインで見る」の項目の「KinoDen(アルク)」もしくは「Maruzen eBook Library」をクリックすればフルテキストが閲覧可能です。「TOEIC受けたことないけど、自分は何点とれるのかなぁ」という方も、本書で試してみるのをオススメします!

2.『TOEIC®L&Rテスト990点攻略:新形式問題対応』(濵﨑潤之輔著、旺文社)
https://search.lib.keio.ac.jp/permalink/81SOKEI_KEIO/6iub1s/alma990025606220204034

✔ 本番よりも少し難易度の高い問題を掲載。800点台・900点台を目指したい方におすすめ。
✔ 構成としては
 ①TOEICのPartごとで必要な英語力をつけるための「Training」セクション
 ②実際の問題形式で演習するための「Practice Test」セクション
 ③すべてのPartを学習し終えた後に力試しするための「Final Test」セクション
となっている。Traingingセクションでは実際の問題形式とは異なる問題を扱っているが、TOEICを解くための力ではなく英語力そのものを伸ばしてくれる問題が多く載っている。個人的に、Traingingセクションのリスニング問題でかなりリスニング力が伸びたと感じている。
✔ TOEICの各Partの解き方のアプローチや英語力の鍛え方が詳細に載っている。また筆者のコラムには学習者を励ます熱い言葉があり、モチベーションが維持できる。
英米豪加の4か国のナレーターによるリスニング音源付き。TOEICのリスニング問題には英米豪加の4か国の英語が使われており、アメリカ英語以外も練習できる参考書がおすすめ。本番の音源ではアメリカ英語の割合が多めだが、本書では英米豪加の割合が均等に振られている印象。

こちらは、理工学メディアセンター本館1Fの学習支援コーナーに配架されている図書と、入口のカウンター(貸出・返却カウンター)借りられるCDが用意されています(請求記号:LA@1@eng@T-16-5-R1)。貸出状況などはKOSMOSでご確認ください!


いかがでしたでしょうか。上記の2冊以外にも理工学メディアセンターではたくさんのTOEIC対策本が配架されているので、「TOEICの対策がしたい」・「TOEICに興味がある」・「TOEIC受けなきゃなぁ」という方は本館1Fの学習支援コーナーに足を運んでみることをオススメします!(理工学メディアセンターのマップ: https://kosmos-app.lib.keio.ac.jp/info/map/riko/riko.html




2024年5月23日木曜日

私のおすすめ本(水曜担当 谷尻)

みなさんこんにちは!

毎週水曜日12:30~14:00を担当している谷尻です。

今回は二冊の本をご紹介させていただきます。一冊は学部時代に役に立った本で、もう一冊は最近使っている本です。


2024年5月20日月曜日

研究に便利なツール(月曜担当 奥土)

こんにちは、ラーニングサポートの奥土です。

今回は研究する上で便利なツールを紹介します。

後から知ると損をした気分になると思うので、チェックされることをおすすめします。

Overleaf

latex編集ができるwebサービスです。
ただ日本語化には少し手間が必要なので、困った人は次の記事を見てください。
https://qiita.com/fujino-fpu/items/d92d185da730e25743cb
良い所
    • latex環境を作るのは少し面倒なので楽ができる
    • クラウドサービスなので、端末に依存しない
    • latexサービスの中で一番メジャーなので困らない

Notion

ドキュメントやテーブルデータ、タスクの管理など色々できる優れものです。

良い所

    • 大体なんでもできる 
    • テーブルデータ管理に強い 
    •  texで数式も書ける 

DeepL

翻訳ソフトの王道ですね。最近はchatGPTの方が使われることが多くなりました。DeepLを愛用している知り合いが「〇〇君、英語上手になったね」と言われたらしく、DeepLも日に日に進歩しています。

良い所

    • アカデミックな文章の翻訳に強い
    • PDFファイルも翻訳できる

ChatGPT

知らない方の方が少ないかもしれません。Siriのハイパー強いバージョンと思えばよいです。

        良い所 

    • 壁打ちや自分の文章チェックに使える
    • texコードを入れてそのままtexコードを出力する荒業がある
    • コーディングの際は仕様を入力してコードを出力、エラーが出たらエラーも入力してデバックさせる。
    • 入力がマルチモーダル対応、画像出力もできる。

Claude

 
ChatGPTのライバル的な存在です。友達はChatGPTからClaudeに乗り換えたらしです。

        良い所 

    • ChatGPTと異なり長文を入力できる
    • ChatGPTはそれっぽい文章を生成してるイメージで、Claudeは自然な文章を生成してる感じ
    • ベンチマークにはChatGPTに勝っているらしい
    • 入力がマルチモーダル対応

Google colaboratory

pythonをgoogleのCPUやメモリGPUを使って動かせます。環境づくりとかしなくていいし、高性能なパソコンを使わなくていいので便利です。お金払ってGPUを借りてる感じです。

        良い所 

    • 環境づくり不要
    • Jupyter Notebook形式なので、使いやすい

Github copilot

コーディングする際、エディター上でコードを生成してくれます。生成されたコードから異なる部分を修正していくという書き方は、コーディングが爆速になって魔法みたいです。 

        良い所 

    • コーディングが爆速になる
    • エディター上で完結する

Paperpile

        私の指導教員が使用している有料の文献管理ソフトです。使い勝手が良いとの評判です。

        良い所

    • ブラウザ上で完結している
    • エディター上で完結する
    • MS WordやGoogle documentとの連携あり
    • デフォルトビューワからDeepLにコピペする際に、改行が送られない

Consensus

学術論文から、ユーザーが必要とする情報を抽出し、結果を要約・集計するAI搭載の検索サービスです。

        良い所

    • 査読付き論文のみを参照して検索してくれる
    • 要約や集計機能がぱっと調べるには役に立つ

Connected papers

        論文の引用の関係や引用数を有限グラフとして表示してくれるサービスです。

        良い所

    • 論文の関係がグラフとして出力され直観的に把握できる

Mathpix

切り抜き画像やPDFの数式ををtex起ししてくれるという、痒いところに手が届くサービスです。

    • 数式をtex打ちするという手間が省ける
皆さんどれほど知っていましたか? どれも便利なので知らないサービスは是非触ってみて下さい。

奥土


2024年5月16日木曜日

矢上に眠る絶品料理(金曜担当:江藤)

 矢上食堂前の自販機はコンビニよりも値段安い

金曜日担当の江藤です。

今日は矢上でのキャンパスライフをより充実して行うために必要不可欠な『美味しい学校近くの飲食店』を紹介していこうと思います。

味の好みは人それぞれなので、美味しくなくても私を責めないでくださいね(笑)

①たちばな

矢上キャンパスの前にどっしりと構えている定食屋さんです。料理の提供スピードはややゆっくり目ですが、その分出てくる料理の味は格別です!

特にランチセットは値段もお手頃でボリュームがあるといった学生にとって嬉しいことだらけです

ただその分人気店なのでお昼は激コミ間違いなし!授業が終わったら一目散に駆けつけないと絶品料理にたどり着けないかもしれません

➁宝来軒 三代目

矢上キャンパスから新川崎駅へ向かう途中にある中華屋さんです。

ここの名物はにんにくラーメン!これでもかってくらいニンニクが入ってます!強烈なパンチの効いた味わいで、食べれば一か月は寝ずに動けそうなくらいスタミナがつきます!ただあまりのニンニク臭なため口臭ケアは必須です(笑)

私のおすすめは麻婆丼です!圧倒的な辛さの中にしっかりとうま味の効いた本格的な麻婆丼を食べることが出来ます!

③クークリ

日吉駅前にある本格インドカレー屋さんです。数多くの種類のカレーの中から自分の好きなカレーを食べることが出来ます。様々なスパイスの香りに包まれて至福の時間を送ることが出来るお店です!

このお店の一押しポイントはナンが食べ放題な所です!ナン?カレーじゃないんかい?って思った方もいると思いますが、ここのナンめちゃくちゃ美味しいんです!

どれくらい美味しいかと・・・

『ここのナンは飲める!!!???』

と誰もが絶賛するほどです。(諸説あり)

特にチーズナンが美味しい!是非一度は行ってみてほしいお店です。

④豚星

矢上キャンパスから元住吉駅に向かって歩くとたどり着くことのできる最強のラーメン屋さんです。

ここは矢上キャンパスに通う人から「食の帝王」や「最終兵器」と呼ばれながら、昔から愛されているお店です。

圧倒的なボリュームと豚・豚・豚にデンプシーロールされる貴重な体験ができます!

矢上キャンパスに通う以上は一度は行っておきたい迷店です!


以上が私が紹介する『美味しい学校近くの飲食店』になります!

今回紹介しきれなかった美味しいお店もまだまだいっぱいあるので、是非とも探してみてください!

もっと名店を知りたいという方は是非ラーニングサポートに相談してみて下さい。

美味しいご飯を食べて、QOLを上げて、最高な矢上キャンパスライフを送ってください!

2024年5月14日火曜日

色が変わる不思議な材料(火曜担当 竹内)

みなさま はじめまして!

ラーニングサポート毎週火曜日12:30~14:00担当の竹内です。

これから1年間よろしくお願いいたします!

今回は初めての投稿で緊張しておりますが、私の自己紹介をさせていただきます。


*プロフィール*

・学年:修士1年(M1)

・学科:応用化学科

・研究室:材料化学研究室(今井・緒明研究室)

・研究内容:刺激応答性色変化材料の開発

・趣味:旅行、茶道

・好きな食べ物:みかん


*研究について*

私は応用化学科の材料化学研究室(今井・緒明研究室)に所属しています。

刺激に応答して色変化を起こす材料の開発を目指して、毎日実験しています。

使っているのは、高分子の一種であるポリジアセチレンです。

ポリジアセチレンはもともと青色ですが、温度を上げたり、特定の溶媒をかけたり、こすったりして刺激を与えると、赤色に色変化することで知られています。

この色変化の起こりやすさを化学的に工夫することで、色変化温度を調節したり、少しこすっただけで色変化するようにしたりできます。

私はこの色変化のしやすさの調節と、フィルム状のデバイス化について、実用化を視野に日々研究しています。

実験がうまくいくときれいに色変化するので、見ていて楽しいです!



*教職課程について*

学部生の間に教職課程を履修し、中高理科の教員免許を取得しました。

教員免許の取得には、通常の授業に加えて60単位ほど多く履修する必要があります。
その中に教育実習や介護実習も含むので、かなり負担は大きいですが、そのぶん身につくことも多いです。

特に理科の教員免許は、物理・化学・生物・地学すべてを教えられるようにしなければなりません。

私の専門は化学なので、他の3教科の勉強は少し大変でしたが、地学実験で城ヶ島に行って地層を観察したり、
生物系の学科の授業で発生生物学について学んだり、といった経験は、今振り返ると貴重だったと思います。

また、模擬授業を行う機会も多くありました。

模擬授業とは、実際の中学生や高校生のクラスで授業を行うことを想定して、授業内容やその構成を考え、実際に教壇に立って授業を行う、というものです。

初めは手足や声が震えるほど緊張しましたが、回数を重ねるごとに慣れていき、人前で話すことへの抵抗が薄れました。
また、どう説明したら相手にとって分かりやすいのか、よく考えるようになりました。
この点が、教職課程を履修して得られた一番大きな成果だと思っています。

理工学部で教職課程を履修するには、学科の必修科目と教職課程の必修科目が被っていたり、日吉や三田との行き来があったりと、大変なことも多くありますが、履修を迷っている方や履修中で困っている方はぜひご相談にいらしてください!


*趣味について*

長期休みの半分以上を旅行に費やすほど、遠くへ行くのが好きです。

学部生の春休みには、「青春18きっぷ」で風まかせの一人旅をしました。
横浜から出発して、5泊6日で名古屋や京都、姫路を経由して倉敷まで行きました。
途中、次の日の宿も決めずに移動したり、気に行ったところには2泊したり、とても気ままな旅でした。

また、大学から始めた茶道では、裏千家のお稽古場に通っています。

最初は和菓子と抹茶が好きで始めましたが、季節を大事にするお稽古の影響で、季節の移り変わりを意識するようになり、道端の植物などの変化を楽しむようになりました。
お茶室では時間を忘れられるところも好きです。

旅も茶道も、自然や非日常を味わえるところが共通しているなあと感じます。


*最後に*

長くなりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

何か相談事がありましたら、お気軽にラーニングサポートデスクにいらしてください!
お待ちしています!


2024年5月13日月曜日

大学生活を振り返って~自己紹介~(月曜担当 利光)

初めまして。

システムデザイン工学科修士2年の利光です。

ラーニングサポート月曜の14:00~15:30を担当しています。

ラーニングサポートでは学習の相談や学生生活に関する相談を幅広く受け付けています。
どの担当者も真剣に相談に乗ってくれると思いますが、一方で、それぞれ得意分野やこれまでの経験、考え方が違うのも事実であり、誰に相談するかで回答も異なります。

そこで、今回は私の自己紹介を通して私がどんな経験をしてきてどんな考え方をしているのかを知っていただき、誰に相談するか迷ったときの参考になればと思います。


経歴
 慶應義塾大学理工学部学門4入学(ロボットに興味があり機械系の学科に進みたい&音楽イベントに参加するため首都圏に住みたいと考えた。)

 学科分けでシステムデザイン工学科(SD)へ(機械系の学科かつ幅広い研究が行われていておもしろそうだと思った。)

 研究配属で飯盛研究室へ(いろいろと迷ったが、パソコン1つで研究できることに魅力を感じ選択。)

 慶應義塾大学大学院へ進学(1年の研究生活では研究がどんなものか十分に経験できないと考えた。)

 ソフトウェア系の会社に就職予定(働きやすさ重視で就活。)

授業について
 基本的に全ての授業に出席し、提出物を提出していました。しかし、勉強がすごい好きというわけではなかった(そこそこですね...)ので、出席しても集中していないこともありました。それに伴って成績も興味があるものは良く、それほど興味が無いものはぼちぼちでした。
 選択科目の選び方は興味のある授業を最優先で取ったうえで、制御系の授業(SDは大きく分けて制御系の授業と建築系の授業があり、将来の進路に関係なく両方まんべんなくとることが推奨されています。)、成績評価方法、開講日時等を基準として選んでいました。

研究について
 実は、飯盛先生の授業は1つも受けたことがなく、研究室見学で初めて研究内容を知りました。配属後に先生と相談しつつ、音楽が好きだったので音の研究をすることになりました。具体的には、音波が無限に広がる空間でどのように伝播するのかをシミュレーションしていて、応用例としてはスピーカーや音楽ホールの設計が挙げられます。しかし、かなり物理寄りな研究で応用までは先が長いです。もともと興味があった音楽や音響とは離れてしまいましたが、次第にこの研究の難しさや面白さが分かり、そこそこ楽しく研究しています。

アルバイトについて
 「働くこと」=「自分の時間を切り売りする」と考え、大学生の貴重な時間を1000円程度で売ってしまうのはもったいないと思っていました。そのため、学部4年間はほぼアルバイトをしていません。
 大学院に入ってから、TAや外部での実験補助、レポート採点といった仕事をしました。初めはアルバイトも経験しておこうぐらいの気持ちでしたが、実際に働いてみると、自分がこれまで経験してきたことや知識を他の人に役立てるというのは非常に自分の性に合っていました。その結果、現在ラーニングサポートで勤務しています。

趣味
 ゲーム、読書、漫画、アニメ、映画、音楽鑑賞、楽器演奏等インドア趣味全般。やりたいことがたくさんあるのでローテーションしています。最近はギターが弾けるように練習しています。

まとめの言葉
 以上の自己紹介を読んで、何となく私がどんな考えをして、どんな選択をしてきたかが伝わっていると幸いです。もっと真面目に授業に取り組むべきであると考える人もいると思いますが、私としては非常に楽しく充実した日々だったと思っています。

最後になりましたが、1年間よろしくお願いいたします。


私=数理+機械学習+ボードゲーム(月曜担当 奥土)

 ~はじめまして~

2024年度ラーニングサポートの月曜日を担当いたします、奥土です。

昨年度もラーニングサポートをしておりました。今年度もよろしくお願いします。

~プロフィール~

  • 学年:修士2年
  • 学科:数理科学科
  • 研究室:小林研究室
  • 研究テーマ:ロバストな良性過適合
  • 趣味:ボードゲーム

~研究:統計学と機械学習~

「数理科学科なのに機械学習?」と疑問に感じる方もおられると思います。
機械学習はその実、数式によって記述されるので、統計学との結びつきが非常に強いです。私は機械学習の理論づけの研究をしております。

理論づけがなぜ必要かを説明するにあたり機械学習の面白い現象について紹介します。

機械学習では入力(例えば、勉強時間、睡眠時間等)から出力(テストの点数)を予測するのに関数を用います。この関数を複雑にしていくと、予測したい関数を表せるようになるので、最初のうちは予測精度が良くなります。しかし、複雑にしすぎると逆に予測精度が悪くなります。この現象は過適合と呼ばれ、関数を複雑にすればするほど学習に使うトレーニングデータの影響を強く受け、未知のデータに対応できなくなるからと説明されます。

しかし、深層学習の世界においては、さらに関数を複雑にするとまた予測精度が良くなっていくという現象があります。これは良性過適合と呼ばれ、なぜ予測精度が良くなっているのかという理論は発展途上にあります。良性過適合がどういう状況下で、どのようなメカニズムで発生するのかを解明できれば、機械学習の予測精度を高めることができるでしょう。現在、私は良性過適合の理論づけの研究をしております。

昨今はChat GPTの登場により機械学習が身近になっております。AIや機械学習を学びたい方は、数学が重要であることを心にとどめておいてください。学部1年生で習う線形代数や微積はこの分野では必須なので、怪しい方は是非ラーニングサポートをご利用ください。

~趣味:ボードゲーム~

皆さん、ボードゲームと聞いて一番先に何が思いつきますか?
人生ゲーム、将棋と答えた方が多いと思います。
それは非常にもったいない!
世界には面白いボードゲームがたくさんあります。
特にボードゲームの本場ドイツを中心とするユーロゲームは、実力と運とコミュニケーションの塩梅がよく、一生の趣味になりえるでしょう。

好きなゲーム

アグリコラ : 技術はそこまで発達しておらず、農耕が厳しい中世の時代で農業に励むワーカープレイスメント。新版と旧版がありますが、旧版推しです。

ボーナンザ : プレイヤーは豆商人となり、プレイヤー間で豆を交換し、出荷してお金に変えていきます。カードゲームなのに、手札の順番を入れ替えることが禁止で、そこがこのゲームを面白くしています。


~おわりに~

長くなりましたが、最後まで私の小話に付き合って下さりありがとうございます。話し好きなので気軽に声をかけてください。

奥土

2024年5月10日金曜日

今日も研究室に行こう!(木曜担当:下永)

はじめまして!

2024年度ラーニングサポートスタッフとして毎週木曜日14:00~15:30を担当させていただく下永です。1年間よろしくお願いします!

本稿は一回目の投稿ということで、簡単な自己紹介をさせていただきます。


<プロフィール>

・学年:修士1年

・学科:応用化学科

・研究室:無機構造化学研究室(藤原研究室)

・研究内容:ナノ構造薄膜を用いたマルチなクロミック機能材料の創製

・趣味:アニメ、映画、音楽

<研究室のお話>

 今回は私が現在所属している研究室を選んだ理由についてお話しさせていただきます。

 私の所属していた応用化学科では4年生の春から研究室に配属されます。3年生の秋から配属される学科もあることを考えると、学部3年生の方は遅かれ早かれ研究室について考え始めるころでしょう。私も3年生の11月ごろから本格的に研究室選びを始めましたが、

「正直これといったやりたいこともない...」

と悩んでいました。そんなときに思い出したのが小学1年生のころの思い出でした。

教室で一人、レンチキュラー(見る方向を変えると絵柄が変わるカード,確かポケモンが描かれてました)を眺めていた自分は、当時の担任の先生に「どうして絵が変わるの?」と聞きました。先生は

「『なぜ?』と思うことはとっても良いことだよ。研究者に向いてるね」

とお話ししてくれました(今思えば、仕組みがわからなかった先生が質問をうまくかわすために言っただけのことかもしれませんね笑)。その言葉がきっかけで私は自分の疑問に思ったこと・興味を持ったことについて勉強することが楽しくなっていきました。些細な出来事でしたが、小学生のころの思い出で唯一鮮明に覚えており、現在の自分にもつながる言葉です。

 そして研究室選びの最中に藤原研究室のホームページで蛍光体薄膜の写真を見たとき、その思い出と重なり、藤原研究室を志望することを決めました。私の研究で扱っている「クロミズム」は、酸化還元や電圧印加などの外部刺激によって発光や色が変化する現象です。実験の中で薄膜の色が変わっていく様子を見ると、子供のころに見たレンチキュラーを思い出して嬉しくなります。

 私のように研究室選びの動機が思いつかない方もいらっしゃると思います。しかし、研究に対するモチベーションは案外単純なものでよいと私は思います。ご自分の興味・関心のあることを昔の思い出から探してみるのもおすすめです。


<普段のお話>

 研究室のコアタイムは学部や各研究室によって様々だと思いますが、基本的に応用化学科の研究室は平日5日間(+土曜日)の8時間がコアタイムになっていることがほとんどです。藤原研究室は平日10:00~16:00を含む8時間になります。したがって8:00~16:00に在室する方もいれば10:00~18:00に在室する方もいます。自分は4年生のころから8:00~16:00で生活するようになり、午後に起きていた学部1~3年生のころとは見違えるほど生活習慣が良くなりました笑。最近は時々、朝ジムへ行ってから研究室に向かうときもあります。「平日の〇日間も大学に行かないといけないのか...」と迫り来る研究室生活を憂鬱に思っている3年生の方は多いと思いますが、義務的にやっているうちに案外楽しくなっていくと思います。


<おわりに>

以上、簡単な自己紹介と研究室のお話でした。自分の人となりや普段の生活などが少しでもわかっていただけたなら嬉しいです。

講義や大学生活、研究室選びなど、些細なことでも構いませんのでご相談お待ちしております!

最後まで読んでいただきありがとうございました。



2024年5月9日木曜日

薬になる物質を作りたい(水曜担当 能登)

はじめまして。

水曜14:00~15:30でラーニングサポートを担当します、能登と申します。

よろしくお願いします!

さて、今回初めてのブログ投稿ということで、まずは自己紹介をしたいと思います。

自己紹介

学科・学年:化学科 修士1年

所属研究室:天然物化学研究室(末永研究室)

研究テーマ:天然有機化合物の全合成

得意分野:有機化学、教職課程

サークル:竹之会

趣味:御朱印集め、読書

大まかな自己紹介はこんな感じでしょうか。

今回は私の行っている研究の内容を詳しく紹介させて下さい。

「全合成」って何?

皆さんは「全合成」という言葉をご存知でしょうか。「全合成」とは、自然界に存在する有機分子を、市販の試薬を原料として有機合成し、完全に再現することを言います。自然界に存在する有機分子のことは「天然物」と呼んだりします。

全合成の言葉の意味を聞いて、(天然物を合成って…わざわざ合成する必要あるの?自然界にあるなら試薬から合成する必要はないんじゃない?)と思う方もいるのではないでしょうか。

確かに天然物は自然界に存在していますが、その量はごくごく微量であることが多いため、大量に手に入れるためには人工的に合成する必要があります。また天然物には様々な機能を持った化合物が存在しており、これまでに発見されている物の中には、病気を媒介する寄生虫やがん細胞、菌やウイルスを殺す作用があるものが存在しています。しかし、天然物のそういった機能を明らかにしたり、機能を発現するメカニズムを調べるにはある程度の量の化合物が必要になります。そのため全合成研究を行って安定して化合物を供給できるようにしているのです。

また、全合成は天然物の構造の解明にも役立ちます。新しく発見された天然物の構造が分からないとき、全合成を行って合成した分子のデータと天然物のデータを比較することでその構造を明らかにすることが出来るのです。

全合成の魅力

全合成の難易度は天然物の構造によって様々ですが、たいていの場合研究の途中で何か問題にぶつかり、悩むことになります(これはどの研究分野でも同じだと思いますが…)。化合物の構造や大きさによっては、何十反応もステップを積んでやっっっと全合成が達成されるため、天然物が出来上がった時の達成感は本当に大きいです。

しかも、ただ天然物が合成できればいいわけではなく、より無駄がなく短工程で、美しい合成経路を生み出せるかどうかが研究者の腕の見せ所になります。そのためにこれまで知られていなかった新しい反応を生み出し、それを天然物の全合成に応用する研究グループもあります。いかにして天然物を合成するか、全合成研究者は皆美しい合成経路を目指して頭を悩ませているのですね。

天然物が秘める可能性

天然物が生物にどんな影響を及ぼすのか、どのように働いて生物に影響が出るのかが分かれば、より強力に病気を治療できる薬の開発に役立ちます。例えば、ある特定の病気に効く薬を作ろうと思っても、人間が考え、生み出すデザインには限界があります。そもそもどんなものを作れば薬ができるのかをゼロから考えるのは難しいですよね。でも、新しく発見された天然物が何か特定の病気に強力に効くことが分かれば、その天然物の構造をヒントに新しい薬の設計をすることが出来ます。合成研究を経て天然物のどんなところが病気の治療に重要なのかを明らかにすることで、それを模倣して新しい薬を開発することが出来るのです。ちなみにこれまでに発見されている天然物の中には、がん細胞を殺す作用があることが分かり、研究の末にその天然物を模倣したがん治療薬が開発され、実用化されている例もあります。

新規天然物の発見と合成の研究は、創薬に大きく貢献する可能性を秘めているのです。

「天然物化学」のすゝめ

私の所属する天然物研究室では、沖縄や奄美大島などの地域で採集してきた海洋シアノバクテリアから、新しい天然物を発見するチームと、発見された天然物の全合成に取り組むチームに分かれ、日々研究を行っています。私はこのうちの全合成に取り組む方のチームにいる感じですね。一人一つずつ、自分が合成するべき天然物を与えられており、その全合成研究に取り組んでいます。

新しい天然物の発見は宝探しのようなもので、薬になる可能性を秘めた物質を様々な方法で追い求めます。自分が発見した・合成した物質が薬になるかも!なんて、夢があってワクワクしますよね。

全合成まで達成できた後は、その天然物の生物活性とそのメカニズムまで研究することもあります。天然物と生体内の物質の相互作用を……と、研究についてはまだまだ語れますが、これ以上は止まらなくなるのでまたの機会にしようと思います。

これまで語ってきたように、天然物化学、天然物の全合成には魅力がいっぱいあります。皆さんが服用している薬も、もしかしたら天然物を模倣して作られたものかもしれません。興味が出た方は是非、調べてみてください(*'▽')

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

能登

2024年5月8日水曜日

機械科のすすめ(水曜担当:谷尻)

みなさんこんにちは!

2024年度の毎週水曜日12:30~14:00を担当する谷尻です。

皆さんのお役に立ちたいと考えております。

”機械系の授業で分からない部分がある”

”機械科の履修を相談したい”

”機械科の研究室について知りたい”

という方はお気軽にご相談ください!

まずは私のことを知っていただくために自己紹介をさせていただきます。


電池材料でドローンの性能を向上させる(火曜担当 山本)

はじめまして!

2024年度火曜14:00~15:30担当の山本です。

よろしくお願いいたします。

初めての投稿なので、今回は自己紹介をさせていただきたいと思います💬


【自己紹介】

・学年:修士1年(M1)

・学科:応用化学科

・研究室:今井・緒明研究室(材料化学研究室)

・研究内容:リチウムイオン二次電池有機正極

・サークル:慶應塾生新聞会、スローフードクラブ

・趣味:文房具収集、ガチャガチャめぐり

・得意分野:化学A~D, マテリアル合成, 有機化学, 高分子化学, 電気化学, 基礎・応用化学実験, 教職課程


【研究について】

今井・緒明研究室(材料化学研究室)では、電極、強化材料、センシングなどの材料化学に関する研究を幅広く取り扱っています。


私の研究内容はリチウムイオン二次電池についてです。

リチウムイオン二次電池は、皆さんが普段使用しているスマートフォンやノートパソコン、モバイルバッテリーにも組み込まれているなくてはならない電池のひとつです。

近年注目が集まっているドローンにもリチウムイオン電池は用いられています。

高性能な電池材料を見つけるために日々実験を行い、一回の充電で長く使用することができるようになることを目指しています。

2024年5月2日木曜日

新しいリターンの源泉を探す(金曜担当:高桑)

皆さんはじめまして!

2024年度の毎週金曜日 14:00~15:30 にラーニングサポートを担当しています、高桑です。1年間よろしくおねがいします。

この記事では簡単に自己紹介をさせていただきます。


◎プロフィール

学年:修士1年

学科:管理工学科

研究室:山本研究室

専攻:金融工学

趣味:ロードバイク


◎研究について

私は金融、とくに資産運用をテーマに研究しています。「今あるお金をもっと増やす」ことがこの分野の目的です。

皆さんは「積み立てNISA」とか「日経平均株価」というワードを聞いたことありませんか?

最近、ニュースで話題になっていましたよね。

銀行や証券会社では、皆さんから預かったお金を元に株式や債券を買って収益を得ています。市場は24時間あいていて、億や兆という信じられない金額が動いており、その成果は景気みたいに私たちの生活に影響しています。

毎年利益を獲得できれば嬉しいですが、金融市場はつねに変化しており、絶対とか永遠に儲かる商品はありません。次々かわっていく相場の中で、それでも利益を伸ばすために、金融工学に基づく"作戦"が活躍しているんです。

そのポイントの1つに、「皆の気づいていない儲けの種」を探すことがあり、これを私は研究しています。例えば、

皆がみていない情報源から企業の将来を予想する

ことが考えられます。

株式市場では、会社の状態を表す財務諸表がよく知られていますが、これ以外にも会社の特徴を表現できるデータは存在します。

・社風・経営理念を記したHPの文章

・企業の取引関係を意味する入出金データ

などです。こうしたデータを使うと、新しい根拠で企業の良し悪しを判断でき、他の人と違う資産運用ができそうです。

皆と違う作戦で動いていると、持っている資産構成が違うので、不況の中でも影響が少なくすむ、安定的に収益をあげられる可能性があるんです。

こうした研究の延長に「クオンツ」という職業があります。証券会社やヘッジファンドに多く、毎日マーケットの情報を調べたり、私のように投資戦略の研究をしている方々です。私は将来このクオンツになって、金融工学で社会に役立てるような人になりたいと思っています。


◎趣味について

私は趣味でロードバイクに乗っています。

ロードバイクとはママチャリよりずっと速い自転車のことで、ハンドルが羊の角みたいになっているのが特徴です。

たまたま自宅から大学まで鶴見川で繋がっているので、通学にも使えて便利です。

実は自転車はカロリー消費の激しいスポーツで、ちゃんと走りこめば1,000kcal以上使える魅力があります。研究と授業だけだと運動不足になりがちなので、私はこれで解消するようにしています。


◎おわりに

長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。

もし授業、学生生活、研究室、就活のことなどで相談がありましたら、なんでも気軽にお声がけください!


歩けワタシ(金曜担当:江藤)

 みなさんはじめまして。

今年度、毎週金曜日にラーニングサポートを担当することになりました、M2の江藤です。

どうぞよろしくお願いします。

初めての投稿ということでがくがくブルブル緊張していますが、頑張って自己紹介したいと思います。

……自己紹介……

学年:修士2年

学科:電気情報工学科

研究室:斎木研究室

研究テーマ:相変化浮遊電極による液中マイクロ粒子の電気的運動制御

趣味:歩くこと、e-sports

……研究内容……

みなさんはマイクロ流体デバイスというものを聞いたことはありますか?

多分ないですよね(笑)

安心してください❕

私も研究を始めるまでは存在すら知りませんでした┐(´д`)┌ヤレヤレ

マイクロ流体デバイスはバイオ分野や創薬分野などで使われている小型の装置です。

なんと、抗がん剤の研究やコロナの検査キットにも使われているらしいですよ❕

(意外と身近に存在しています)

私の研究は従来のデバイスには使われていなかった新しい物質を用いて、これまでより複雑な処理を行うことのできる高性能なデバイスの開発を目指しています!

高性能なデバイスによって抗がん剤の研究を促進させて、将来世の中からガンを消したいですね❕

……歩くこと……

みなさんの周りには歩くことが趣味だと言い張る人はいますか❔

少なくとも私は自分以外に見たことがありません。なので今日、みなさんには私が感じる歩くことの魅力をたっぷりと知ってもらいたいと思います。

歩くことの魅力①

気軽に冒険気分を味わえる❕

みなさんは普段移動するときに、電車やバスの中でスマホをつついたり、友達と話したりとあまり周りの景色を見ていないことはないですか❔
それは非常にもったいない❕

普段通いなれた場所にもまだ知らない店、景色といった未知が眠っています❕

そういった場所を是非とも歩いてみてください。今まで出会ったことのないものに出会うことができます。

歩くことの魅力②

健康にいい❕

これは言わずもがなですね。研究や授業などで運動不足になりやすい大学生ライフにとってこの趣味は最適解ですよね❕

……さいごに……

ここまでお付き合いいただきありがとうございました❕

今後も有益❔な情報をどしどし発信していくので、一年間よろしくお願いします🙇🙇



水の制御によって拓かれる可能性(木曜担当 近藤)

初めまして!

春学期木曜12:30-14:00を担当するラーニングサポートの近藤と申します。
昨年の秋学期から引き続き、今学期もラーニングサポートを務めさせて頂きます。

  • 化学系の授業で困っている
  • 学校生活について相談したい
という方は、是非お気軽にお声掛けください!

【毎週木曜12:30-14:00 理工学メディアセンター本館1階レファレンスデスク】

にてお待ちしております。

今回は新年度1本目の記事ということで、改めて自己紹介をさせてください。

~プロフィール~

学科:化学科
学年:修士2年
研究室:理論化学研究室(畑中研)
研究内容:界面水の分子間振動の分子動力学シミュレーション解析
趣味:囲碁、筋トレ
得意分野:化学A~D、量子化学、物理化学、化学実験、Fortran

~研究~

突然ですが、水って重要な物質ですよね?

多くの方がこの質問に「YES」と答えてくれると思います。何せ、水がなければ人間は生きられませんから。ただ、水は「生きるために重要」であると同時に「化学的にも重要」な物質です。なぜなら、多くの化学反応は水中で起こっているからです

人体の大部分が水分で構成されていることを考えると、体内での化学反応は水中での反応と言えます。実験の授業で何度となく水溶液を調製したと思いますが、実験で扱った反応の多くも水中における反応です。これ以外にも、数えきれないほど多くの水中における反応が存在します。

では、これらの反応において水はどのような役割を果たしているのでしょうか?
溶質を取り囲む溶媒として何となく周りにいるだけ?

いいえ、違います。
水は溶質の反応性を変化させる役割を担っています。つまり、水分子が水中での反応を引き起こしています。

より具体的には、溶質の周りに水分子が「どの向きで」「どのくらいの距離に」存在するかによって溶質の反応性は変化します。

図1. 分子A(青丸)を水分子(V字型の分子)が取り囲んでいる様子。左と右の配置ではAの反応性が変わってくる。



じゃあ、水分子の運動を制御できたら、意図的に化学反応を起こしやすくできるのでは?

...と思った方は素晴らしいセンスをお持ちです。是非畑中研に来てください。
冗談はさておき、水分子の運動を制御できたら、水中でのあらゆる化学反応を加速(もしくは減速)させられるようになり、素晴らしい可能性が拓けるわけですが、話は簡単ではありません。

というのも、水分子の運動については分かっていないことが多いのです。偉大な先人たちのおかげで、水分子の運動に水素結合(水分子間での引き合う力)が関わっていることは分かっていますが、その関係性については簡単なことしか分かっていません。

例えば、空気と水の境界面にいる水分子は、空気側に水分子がいない分、水素結合本数が減るわけですが、それによって運動がどう変化するかは十分に分かっていません。

図2. 水分子の配置。左が一般的な水分子の配置。右が境界付近の水分子の配置。青い点線は水素結合を表す。一般的な水分子は周囲を四個の水分子に囲まれているが(水素結合本数4本)、境界付近の水分子は空気側に他の水分子がいない(水素結合本数2本)。



こうした背景があり、私は界面(例えば、空気と水の境界面)の水分子の運動について、シミュレーションを使って調べています。様々な環境での水分子の運動を調べることで、水分子の運動制御の方法を模索し、将来的には水中での化学反応を制御できるようにしたいです。

~趣味~

  • 囲碁
  • 筋トレ
  • アニメ鑑賞

囲碁に関しては、中学のときに囲碁部だったので一応アマチュア二段を持っていたりします。ただ、中学卒業後めっきり打たなくなってしまったので、現在の実力は初心者に毛が生えた程度のレベルまで落ちています。

筋トレは昨年から変わらず続けています。今も近所のスポーツセンターのトレーニングルーム(3時間300円)に通っています。

アニメに関してはミーハーなので、特定のジャンルが好きというよりは、人気作品をとりあえず観る感じです。アニメそのものを楽しむのは勿論ですが、人気になりそうなアニメを当てるのも楽しんでいます。今期は「怪獣8号」か「ガールズバンドクライ」が覇権を握るのではと睨んでいます。ちなみに、覇権アニメ予測は割と外します。

~終わりに~

楽しんで頂けたでしょうか。少しでも私のことが伝わっていたら嬉しいです。
大学の勉強は専門性が高く、頭を悩ませている方も多いと思います。よろしければ、一人で悩まず、メディアセンター本館1階のラーニングサポートデスクまでお越しください。一緒に考えましょう!勿論、勉強だけでなく学生生活に関する相談も歓迎です!!
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。


近藤