2023年10月6日金曜日

機械工学科の研究室選び(木曜担当 高城)

こんにちは!
ラーニングサポート木曜日担当の 高城 です。

・機械系の授業でわからないことがある

・研究活動で困っている

・学校生活に関して相談したい

という方、是非お気軽にお声掛けください!
毎週木曜日 14:00~15:30 理工学メディアセンター本館1階 レファレンスデスク
にてお待ちしています。

*****************************************

さて、秋学期が始まり、そろそろ研究室見学をしたほうがいいのかなぁと考える人も増えてきたのではないでしょうか。

そこで今回は機械工学科の研究室選びについて紹介したいと思います。

機械工学科には20以上の研究室があり、そこから第一希望を選ぶ必要があります。
途中で移動することもできますが、大体の人は研究室を変えないため

修士までなら3年、博士までなら6年

の居場所を決めることになります。

私は夏休み明けからアポを取って、合計10近くの研究室を見学しました。
以下では、そのときに重視していたポイントを紹介します。


①研究の内容

自分のやりたいことが決まっている人は、それに近い研究ができるのかという観点で相談
してみると良いと思います。

ですが、やりたいことがいまいち決まっていない人も多いと思います。
そんな人こそ、見学に行って様々な研究テーマを聞いてみると良いです。
興味が湧くものを見つけられるかもしれませんし、反対に「これは全くワクワクしない!」と判断ができる場合もあります。


②研究手法

一言で「機械工学科」と言っても、研究の手法(アプローチ)は様々です。

・理論的に式を立ててゴリゴリ計算する
・プログラムを組んで計算する
・実際に実験して分析結果を比較検討する
・モデル化してシミュレーションする             などなど

自分に合った手法はなにか考えてみてください。
ちなみに私は「とにかく手を動かして研究したい」と思い、実験系に入りました。


③コアタイム

コアタイムとは、「この時間は研究をしようね」と研究室側が時間を定めるシステムです。

生命情報学科などには多いですが、機械工学科では少ないと思います。
ただ、輪講(研究室で集まって論文や成果の発表・議論をする会)など、研究室ごとに
固定の時間があるので、そのあたりも一緒に確認しましょう。


➃教授の人柄

日々の研究や卒業論文執筆など、教授から多くのアドバイスを受けることになります。
あまりにも自分と波長の合わない教授だとしんどくなってしまうかもしれません。

一度アポを取って、お話しする機会があると安心ですね。


➄メンバーの雰囲気・相性

人って周りの環境に大きく影響されると思いませんか?

研究室でも同じで、学会発表などをみんなが当たり前にする雰囲気であれば、自然と自分も学会に出席する流れになると思いますし、企業と共同研究を多くしている研究室であれば、自然と産業的視点や社会人として必要なスキルを身に付けられると思います。

自分が何を目指して研究をしたいのか考えてみると良いですね。

また、所属メンバーとの相性も大切です。

ワイワイとグループで研究したいのか、一人でコツコツ研究したいのか、自分のタイプに
合ったところに入る方がいいと思います。

*****************************************

さいごに
いろいろな研究室の話を聞ける機会は意外と少ないです。
どんどん連絡を取って、是非様々な研究室を見学してみてください!

ではでは!


高城