2025年9月29日月曜日

機械工学科修士2年の就職活動 ~ES編~(水曜担当 谷尻)

みなさんこんにちは!

毎週水曜日12:30~14:00のラーニングサポートを担当する谷尻と申します。

昨年度に引き続き、よろしくお願いいたします!

皆様のお役に立ちたいと考えております!

”機械系の授業で分からない部分がある”

”機械科の履修を相談したい”

”機械科の研究室について知りたい”

”機械系の就職活動を知りたい”

という方はお気軽にご相談ください!


早い人はそろそろ就職活動を始め、インターンシップの選考に応募する時期だと思います。最近、就職活動に関して後輩から質問されることが多いため、私の就職活動について説明させていただきます。以前の記事で、私が面接で聞かれた質問や面接で意識すべき点、知っておくべきマナーをまとめましたが、今回はESで意識すべき点についてまとめました。ESとはエントリーシートの略称で、インターンシップや本選考で必要になります。面接官が参考資料として使う場合もあるため、ESは大変重要です。



全体の構成

・ 冒頭に端的に結論を述べる。物語のように書かない。

例えば、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を書く時、「私は、~というサークルで、~という企画を成功へ導きました。」という風に冒頭で、端的に結論を述べましょう。時系列順で物語のように書くと、最後まで何が言いたいのかが分かりません。結論から述べて、その後に詳細を書く構成の方が分かりやすいです。


・ 具体的な数字を使って定量的に表現する。

例えば、「売上は前年比の~倍の~円になりました」という風に、具体的な数字を使うとイメージがわきやすいです。


・ キーワードを強調する。

「私の強みは『チャレンジ精神』です」という風に、キーワードに鍵括弧を付けたり、文章中で複数回述べることで印象を与えることが重要です。


・ 専門用語を使用しない。

人事の社員など、専門外の方も読む場合が多いので、専門用語は使用せず、一般的な表現のみで書きましょう。


・ 斜め読みしても分かるように簡潔に書く。

面接前に、面接官が予めESを読んでくれる場合が多いので、簡潔で分かりやすい文章を心がけましょう。


・ 1文は短く書く。

1文が長いと読みづらいので、短くしましょう。



ガクチカ、自己PR

・ 具体的な経験に基づいて書く。

意見を述べるときは、自分の経験に結び付けると説得力が上がります。自己分析をする際に、自分の経験をまとめておくと便利です。


・ 他者からの評価を盛り込む。

「~から、~という評価を受けました」という他者の評価があると、説得力が増します。


・ 取り組みを始めたきっかけを書く。


・ 取り組みの目標を書く。


・ 苦労したことと、それを乗り越えた方法を書く。


・ 取り組みの成果を書く。



志望動機

・ 志望動機は、企業の取り組みに関連付ける。

ESを書く際は、予め企業研究をすることが非常に重要です。


・ 応募企業が求めている人材像をもとに書く。

企業のHPで企業理念などを熟読しておくことが重要です。


・ やりたい仕事を具体的に書く。

例えば、「私の~という強みを活かして、貴社の~という職種で、~という業務に貢献したいです」というように、志望職種とその中でやりたい業務を具体的に考えておくことが重要です。


・ 同業他社にはない部分を書く。

同業他社と比較した時の、会社独自の魅力や強みが書けるととても良いです。


・ 「貴社で成長したい」というより「貴社に貢献したい」という方向でアピールする。

企業は即戦力となる人材を求めているので、どのような点で貢献できるかを考える必要があります。



体裁

・ 文字数制限がある場合は9割以上書く。


・ 改行して段落分けを行う。


・ 一人称は「私」(「僕」は使わない)


・ 「だ、である」か「です、ます」はどっちでもいいが統一する


・ 「バイト」「コンビニ」「インターン」「就活」などの略称を使わない。


・ ESでは会社のことを「貴社」と書く。

面接などで口頭で話すときは「御社」ですが、文章で書く時は「貴社」を使います。


以上が就職活動のESで意識すべき点です。就職活動を行う人は今後、多くのESを書くと思います。最初は苦戦すると思いますが、何度も書くうちにガクチカや自己PR、就活の軸などがまとまってくるので、たくさん書くことも重要だと感じています。他にも就職活動や学校生活で不安なことがあれば、ラーニングサポートに気軽にご相談ください。



谷尻



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