こんにちは🍀
2025年度木曜14:00~15:30担当の山本です。
春学期とは異なり、秋学期は木曜担当ですのでご注意ください!
今回は、私が経験談として博士課程進学までの流れについてお話ししたいと思います。
実は、私は今年度の春学期に修士課程を早期修了し、この秋学期から博士課程へと進学しました。
そこまでの経緯や現在の生活についてご紹介したいと思います。
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目次
・早期修了~博士課程進学に至る経緯
・修士1、2年のスケジュール
・博士課程の生活
・博士課程進学を迷っている方へ
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早期修了~博士課程進学に至る経緯
修士1年になり、周囲が就活モードへと移行していくなか私自身も自分の進路について考え始めました。
最初は同期と一緒に就活サイトに登録したり、説明会に参加して企業の方のお話を聞いたりしていました。
しかし、4年生から続けていた研究をこのまま続けていきたいという気持ちもあり、入学当初から興味があった博士課程への進学にも心が揺れ動き始めました。
社会人ドクターも考えましたが、仕事との両立が大変だというをも聞くことも多く、このまま博士課程へと進学することを決意しました。
博士課程進学について指導教員に相談すると、早期修了というシステムがあることを教えてもらいました。
早期修了とは、修了要件を満たしている場合に短期間での学位取得ができるシステムです。
通常だったら2年で卒業するところを1.5年で卒業し、早い段階から博士課程へと進学することができます。
通常の流れ
修士課程 2年 → 博士課程 3年
早期修了の流れ(今回の私の場合)
修士課程 1.5年 → 博士課程 2~3年
※博士課程も要件を満たしていれば早期修了可能
もちろん、早期修了は誰でもできるものではなく、一定以上の業績が必要です。
そのため、修士1年の間は研究に専念しつつ、学会発表や論文執筆のための準備を進めていくことにしました。
修士1、2年のスケジュール
博士課程を検討し始めてから修士課程修了までのおおまかなスケジュールです↓
修士1年の間は研究に専念し、修士2年は論文の執筆や博士課程進学への準備、修論の執筆など様々なことに追われていました。
2024年(修士1年)
6月:博士課程進学を検討
7月:自身の研究室の卒業生や他研究室の博士の学生に相談
2月:論文執筆のための準備開始
2025年度(修士2年)
5月:論文受理
早期修了の承認
6月:修論の題目の提出
7月:学会参加(口頭発表・英語)
学会参加(ポスター発表・日本語)
発表会用修論提出
8月:修論発表(発表15分、討論10分)
修論提出
9月:卒業式・修了式
博士課程の生活
10月から博士課程に進学し、現在は学部・修士と同じ研究室に所属しています。
博士課程に入ると、学部・修士よりも研究に専念することができます。
修了要件に授業による単位取得が含まれていないため、授業を取る必要はありません。(もちろん、取りたい場合は履修可能です)
学部・修士の3年間ではできなかったことをじっくりできるようになるため、興味の幅を広く深く持てることが最大のメリットだと思います。
博士課程でも早期修了をを目指しているため、今は実験や論文執筆に追われる毎日です。
博士課程進学を迷っている方へ
博士課程進学に興味があるけど迷っている、という方は実際に博士課程に進学した方にお話を聞いてみるとよいと思います。
私の場合は、指導教員の紹介で自分の研究室を卒業した博士の先輩や、同じ専修で早期修了を経験した先輩に相談していました。
また、YIL(Yagami Innovation Laboratory)での博士学生・博士に興味のある学生の交流会に顔を出して、さらに幅広い分野の人との交流を深めたりもしています。
博士・博士卒の方は人によって多種多様なバックグラウンドを持っているため、今後の進路を考えるうえでも参考になるお話がたくさん聞けます。
化学系の授業の質問だけでなく、研究室選び・教職関連の相談なども大歓迎です。
どんな疑問も気軽に相談してください🐾
山本
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理工学研究科の院生スタッフが自身の経験をもとに、学習や研究・進路に関する質問・相談に応じます。
授業の課題や試験に向けての学習相談はもちろん、学科分け、研究室選び、大学院進学、就職活動などの進路相談にも、経験豊富な院生スタッフが親身になって相談に乗ります。ぜひお気軽にご相談ください。
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