2025年12月26日金曜日

実験レポートのコツ(木曜担当 山本)

こんにちは🍀

2025年度木曜14:00~15:30担当の山本です。


今回は、おすすめの勉強方法についてご紹介したいと思います!

私の出身である応用化学科では、授業に加えて実験も多いので、

今回は「実験レポート」のコツをまとめてみたいと思います!


実験の前に ……

① 実験手順の予習をしよう

実験の予習は必ずしましょう!

毎週の実験レポートに追われていると予習に時間を回すことが難しい人もいるかもしれません。しかし、どんなに時間がなくても、実験方法の一読は必須📌

時間があればフローチャートを実験ノートに書いておくとてきぱきと実験を進められます。

他にも、ペア実験での役割分担やmolからg、mLなどの単位換算などを事前にしておくと実験の手が止まらずスムーズに!


② 実験前に実験レポートに手をつけよう

実験の予習をする際、時間がある人はついでにレポートを書き始めてみましょう📄

実験目的や理論、方法などは、予習をする際にまとめられる部分もあると思うので早めに進めておくのがポイントです。

先にまとめておくことで実験への理解も深まり一石二鳥です!


実験が終わったら ……

① 様々な文献を参考にしよう

実験レポートには必ず考察が必要です。

考察内容は指定されている場合もあれば、自分自身で考える場合もあると思います。

いずれの場合においても参考文献は必須です。

インターネットから得られる情報は必ずしも正しいとは限らないため、できるだけ本や論文から情報を取得するようにしましょう。

とはいっても、どのような文献を探せばよいのかわからない方も多いと思います。

そこで、いくつか私自身が参考にしていたものをまとめてみたので活用してみてください!

❶ 書籍(メディアセンター)

実験レポートの参考になる本は大体置いてあります。

ですが、同じ実験をした人は皆探している本でもあるので、人気の本はすぐに借りられてしまうこともしばしば……

参考にしたい場合には早めに借りておくようにしましょう。

❷ Maruzen eBook Library

メディアセンターで参考になる本がなかった」「借りたかった本が借りられてしまっていた」という方には、オンラインで書籍を閲覧できるMaruzen eBook Libraryがおすすめです。

同時アクセスに制限がある場合もあるのでご注意を!

KOSMOSの検索で「オンラインで利用可」と書いてあるものを開くか、以下のリンクから直接アクセスすることも可能です。(keio.jpの認証が必要です)

https://auth.lib.keio.ac.jp/db/?key=maruzenebook

❸ 化学書資料館

実験レポートでは実験結果と文献値の比較をもとに考察を行う場合が多いと思います。

そんなときにおすすめなのが「化学書資料館」です!

丸善が出版している「化学便覧」や「実験化学講座」の電子版をまとめて見られるところで、検索だけ文献値や一般的な実験方法を調べられる便利なサイトです。

以下のリンクからアクセス可能です。(keio.jpの認証が必要です)

https://auth.lib.keio.ac.jp/db/?key=kagakusho


② テクニックを身に付けよう

最後に、実験レポートを書く時のテクニックをご紹介したいと思います。

❶ ショートカットキーを駆使

「コピー」「貼り付け」が有名なショートカットキーですが、調べてみると様々なものがあります。

特に便利だったものは「一回戻る」「上付き」「下付き」「切り取り」…など

WindowsとMacで微妙に使用するキーが違うこともあるので是非調べてみてください。

❷ Wordの機能を使いこなす

Wordには様々な機能があり、これまで手作業で行っていたことが実は短縮できた……!なんてことも。

特に便利だったものは「図表番号の挿入」です。

図などに自動で番号を振ってくれる機能で、あとから図を挟み込む場合でもいちいち番号を振り直す必要がありません。

「相対参照」と組み合わせると、文中での参照の番号も自動で振り直してくれます。

❸ 図をきれいに描く

実験レポートでは手描きの図を貼り付ける場合もありますが、特に指定がなければパソコン上での描画に挑戦してみましょう。

模式図など説明のために必要な図はPowerPointで書いてみましょう。

特に、構造式を書きたい場合にはChemDrawを使うと便利です。

以下のリンクからライセンス申請をすることで利用できるようになります。

https://secure.itc.keio.ac.jp/c/a/st/ja/software_license_chem.html

❹ 体裁を整える

内容とは直接関係はありませんが、読み手に違和感がないような体裁にすることは大切。

グラフはデフォルトのものではなく形式を揃えるようにしましょう。「グラフのテンプレート機能」を使えば毎回形を変更する必要がなくなるので便利です。

他に気にするべき所は、「違うフォントが紛れていないか」「文字サイズは一定か」「上付き・下付きを忘れていないか」などです。特に別のファイルから内容をコピーしてくると書式が変わってしまうことがあるので注意しましょう。


自分にもできそう!というところがあればぜひ参考にしてください!

詳しく説明できなかったものもあるので、気になったものは是非検索してみてください📱

直接聞きたいことがある方はぜひラーニングサポートまで🐾


山本



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理工学研究科の院生スタッフが自身の経験をもとに、学習や研究・進路に関する質問・相談に応じます。

授業の課題や試験に向けての学習相談はもちろん、学科分け、研究室選び、大学院進学、就職活動などの進路相談にも、経験豊富な院生スタッフが親身になって相談に乗ります。ぜひお気軽にご相談ください。

日吉キャンパスの1・2年生も相談できます! オンラインでも相談できます!

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2025年12月24日水曜日

研究発表の極意(水曜担当 谷尻)

みなさんこんにちは!

毎週水曜日12:30~14:00のラーニングサポートを担当する谷尻と申します。

昨年度に引き続き、よろしくお願いいたします!皆様のお役に立ちたいと考えております!

“機械系の授業で分からない部分がある”

“機械科の履修を相談したい”

“機械科の研究室について知りたい”

“機械系の就職活動を知りたい”

という方はお気軽にご相談ください!


2025年12月19日金曜日

博士課程進学への道(木曜担当 山本)

こんにちは🍀

2025年度木曜14:00~15:30担当の山本です。

春学期とは異なり、秋学期は木曜担当ですのでご注意ください!


今回は、私の経験談として博士課程進学までの流れについてお話ししたいと思います。

実は、私は今年度の春学期に修士課程を早期修了し、この秋学期から博士課程へと進学しました。

そこまでの経緯や現在の生活についてご紹介したいと思います。


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目次

 ・早期修了~博士課程進学に至る経緯

 ・修士1、2年のスケジュール

 ・博士課程の生活

 ・博士課程進学を迷っている方へ

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早期修了~博士課程進学に至る経緯


修士1年になり、周囲が就活モードへと移行していくなか私自身も自分の進路について考え始めました。

最初は同期と一緒に就活サイトに登録したり、説明会に参加して企業の方のお話を聞いたりしていました。

しかし、4年生から続けていた研究をこのまま続けていきたいという気持ちもあり、入学当初から興味があった博士課程への進学にも心が揺れ動き始めました。

社会人ドクターも考えましたが、仕事との両立が大変だというをも聞くことも多く、このまま博士課程へと進学することを決意しました。


博士課程進学について指導教員に相談すると、早期修了というシステムがあることを教えてもらいました。

早期修了とは、修了要件を満たしている場合に短期間での学位取得ができるシステムです。

通常だったら2年で卒業するところを1.5年で卒業し、早い段階から博士課程へと進学することができます。


通常の流れ

 修士課程 2年 → 博士課程 3年

早期修了の流れ(今回の私の場合)

 修士課程 1.5年 → 博士課程 2~3年

 ※博士課程も要件を満たしていれば早期修了可能


もちろん、早期修了は誰でもできるものではなく、一定以上の業績が必要です。

そのため、修士1年の間は研究に専念しつつ、学会発表論文執筆のための準備を進めていくことにしました。


修士1、2年のスケジュール


博士課程を検討し始めてから修士課程修了までのおおまかなスケジュールです↓

修士1年の間は研究に専念し、修士2年は論文の執筆博士課程進学への準備修論の執筆など様々なことに追われていました。


2024年(修士1年)

6月:博士課程進学を検討

7月:自身の研究室の卒業生や他研究室の博士の学生に相談

2月:論文執筆のための準備開始


2025年度(修士2年)

5月:論文受理

   早期修了の承認

6月:修論の題目の提出

7月:学会参加(口頭発表・英語)

   学会参加(ポスター発表・日本語)

   発表会用修論提出

8月:修論発表(発表15分、討論10分)

   修論提出

9月:卒業式・修了式


博士課程の生活

10月から博士課程に進学し、現在は学部・修士と同じ研究室に所属しています。

博士課程に入ると、学部・修士よりも研究に専念することができます。

修了要件に授業による単位取得が含まれていないため、授業を取る必要はありません。(もちろん、取りたい場合は履修可能です)

学部・修士の3年間ではできなかったことをじっくりできるようになるため、興味の幅を広く深く持てることが最大のメリットだと思います。

博士課程でも早期修了をを目指しているため、今は実験や論文執筆に追われる毎日です。


博士課程進学を迷っている方へ

博士課程進学に興味があるけど迷っている、という方は実際に博士課程に進学した方にお話を聞いてみるとよいと思います。

私の場合は、指導教員の紹介で自分の研究室を卒業した博士の先輩や、同じ専修で早期修了を経験した先輩に相談していました。

また、YIL(Yagami Innovation Laboratory)での博士学生・博士に興味のある学生の交流会に顔を出して、さらに幅広い分野の人との交流を深めたりもしています。

博士・博士卒の方は人によって多種多様なバックグラウンドを持っているため、今後の進路を考えるうえでも参考になるお話がたくさん聞けます。


化学系の授業の質問だけでなく、研究室選び・教職関連の相談なども大歓迎です。

どんな疑問も気軽に相談してください🐾


山本



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理工学研究科の院生スタッフが自身の経験をもとに、学習や研究・進路に関する質問・相談に応じます。

授業の課題や試験に向けての学習相談はもちろん、学科分け、研究室選び、大学院進学、就職活動などの進路相談にも、経験豊富な院生スタッフが親身になって相談に乗ります。ぜひお気軽にご相談ください。

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2025年12月17日水曜日

学会のすすめ(水曜担当 田名網)

こんにちは!

2025年度 秋学期の毎週水曜日 14:00~15:30 を担当しています、田名網です。


「機械系の授業で困っている」

「レポートの書き方がわからない」

「研究室選び・就職活動に悩んでいる」

という方はお気軽にご相談ください🙌

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「学会」にどのような印象を持っていますか??

私は正直、研究室に所属するまで、学会にネガティブな印象がありました。
人前での発表は緊張しそう、研究内容を聞くだけで楽しいのか、などなど

でも実際に学会に参加してみると、
発表はもちろん緊張するけど達成感があったり、
研究内容を聞くだけでなく懇親会で様々な人と交流できたりと、
学会でしか経験できないものがあることに気が付きました!

そこで今回は国際会議の魅力について
今年の6月末に参加したTransducers 2025 という会議での経験を交えながら紹介します。

参加した国際会議:Transducers 2025 (https://www.transducers2025.org/)
開催期間:2025年6月29日~7月3日
開催地:アメリカ フロリダ州 オーランド
発表形式:口頭発表

魅力1:英語のスキルアップ

国際会議の開催期間はおよそ4日間です。飛行機で移動する時間も含めると1週間ほどの期間となります。
およそ1週間を海外で過ごすので、英語でコミュニケーションをとる機会が増えます。
またポスター発表にしても口頭発表にしても、英語で発表し、英語で質問に答えるので、
事前にスピーキングの練習を行います。
半ば強制的に英語を話す機会ができるので、1人では勉強を怠けてしまう人も、
英語のスキルが向上します!
実際に国際会議に参加し、様々な国の方とコミュニケーションを取ったことで、
海外の方ともっと話せるよう英語を上達させたいと感じました。

魅力2:Banquet(懇親会)

国際会議では、開催期間中に Banquet(懇親会)があります。
Banquet で参加者同士の国際的な交流が行われます。
ただの懇親会ではなく、開催国の魅力を存分に味わえるところが Banquet の特徴です。
私が参加した 
Transducers 2025 という国際会議では、会場がケネディ宇宙センターでした🚀
中に入ると大きなロケットのモデルがたくさんあり、テンションが上がりました。
ケネディ宇宙センターの中でご飯を食べたり、海外の方と交流したりと、特別な思い出となりました!

国際会議では、Banquet とは別でお昼やおやつの時間に軽食が出される場合があります。
Transducers 2025ではピザやベーグルのほか、バナナやリンゴといったフルーツが出ました。
開催国ならではの軽食を楽しめることも国際会議ならではの魅力です!

魅力3:自信がつく

国際会議に限らず、学会発表は自信がつく良い機会です。
もちろん人前で発表することは緊張します……発表直前はいつもドキドキです。
しかし、発表を聞いてくれた人から
「面白い研究だね」とか「ここを変えてみたらうまくいきそうだね」など
感想や意見をもらえると、研究をがんばってよかったと感じます。

国際会議は英語での発表となるので、英語に苦手意識のある私は
分かりやすいスライドを作成することに力を入れました。
イラストや写真を多用し視覚的に伝えることで、
英語でのコミュニケーションがうまくいかない場合でも対応できるようにしました。
学会前はスライド作りに多くの時間を費やし苦しいときもありましたが、
大きな会場で様々な国の方の前で研究発表ができたときの達成感はひとしおでした!

また学会を経験していたおかげで、就活での研究紹介が楽になりました。
特に研究職を希望する場合、面接の質問の大半は研究に関することです。
学会で自分の研究に対する質問に慣れておくと、就活の面接は楽に感じると思います。


ここまで読んでくださりありがとうございました。
「学会」に対する印象が少しでも良くなっていたら嬉しいです。
学会に参加する機会は大学・大学院を逃すとそうそうないと思いますので
ぜひチャレンジしてみてください!


田名網



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理工学研究科の院生スタッフが自身の経験をもとに、学習や研究・進路に関する質問・相談に応じます。

授業の課題や試験に向けての学習相談はもちろん、学科分け、研究室選び、大学院進学、就職活動などの進路相談にも、経験豊富な院生スタッフが親身になって相談に乗ります。ぜひお気軽にご相談ください。

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2025年12月12日金曜日

国際学会(ISCNP32 & ICOB12 in シドニー)に参加してきました!(木曜担当:能登)

 みなさんこんにちは!

木曜12 : 30から14 : 00にデスクにおります、能登です。

今回は8月末に参加してきた国際学会(in シドニー)について内容を共有したいと思います!

参加した学会の詳細は以下になります↓


学会名

32nd International Symposium on the Chemistry of Natural Products and 12th International Congress on Biodiversity (ISCNP32 & ICOB12)

期間

24 Aug 2025 - 28 Aug 2025

主な発表テーマ

・Isolation & structure elucidation 

・Total synthesis & synthetic methodology 

・Biosynthesis

・Synthetic biology

・Chemical ecology

・Biologically active molecules & medicinal chemistry

・Informatics & artificial intelligence

開催地

University of New South Wales (UNSW), Kensington NSW 2052, Australia


分野は天然物化学の関連分野に限られており、比較的小さな規模の学会だったと思います。私はポスター発表で参加してきました。ちなみに高校生のころに台湾へ行って以来の人生2度目の海外で、終始ドキドキワクワクでした。

国際学会ならではの経験もいろいろあったので、そのあたりを中心にお伝えします!

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1.こまめに休憩が入る

国内の学会との違いを一番感じたのは、そのスケジュールです。

開催期間は5日間と長めで、学会はゆったりと進みます。国内の学会よりも休憩時間が長く、余裕を持った進行がされているように思いました。

基本的にはセッション(1時間30分程度)が終わるごとに長めの休憩(30分)が入ります。この休憩時間、朝は「Morning tea」、午後は「Afternoon tea」の時間となっていて、無料でコーヒーや紅茶、軽食がふるまわれます。紅茶はすごくおいしいし、軽食もミートパイが美味しくてつい食べ過ぎてしまいました……。

これまで参加してきた日本の学会は休憩なしでどんどん進んだり、休憩があっても短くせわしなく進行するイメージだったので、合間合間にのんびり休憩できるのはかなり新鮮でした。日本の学会は細かくスケジュールされていてたくさんの講演を一気に聞けるという利点がありますが、こまめに休憩が入ることで集中して一つ一つの講演に向き合えたので、休憩時間をしっかりとることも大切なんだなーと感じました。

2.海外の有名な研究者の話を聞ける

国際学会なので、当たり前ですが海外の研究者の話を聞けます。そして中には大物もいます。

今回も「天然物分野の研究をしている人で知らない人はいないだろう……」と思うような先生方が講演をしてくださいました。普段論文でしか目にできない海外の研究を直接聞くことで理解が深まりますし、興味も広がっていきます。特に天然物化学は各国の自然環境によって発見される天然物が違ったりと、国によって独自の研究をしている人々がいるのでかなり興味深かったです。

かくいう私の所属研究室も日本の沖縄県や奄美大島で発見される天然物を扱っていますし、今回の学会の開催地オーストラリアは独自の生態系・環境が保全されており、オーストラリアでしか発見できない天然物、他の国の研究者ではできない天然物研究があります。そういったユニークな研究内容について詳しく聞けるのは国際学会ならではでした。

3.様々な研究者との交流

国際学会ということで、海外の研究者との交流も大事なポイントになります。

私は恥ずかしながらあまり英語が得意ではないので、今回のポスター発表は「単語とジェスチャーでどうにか説明する」というスタンスで乗り切ってきました。それでも海外の研究者と1対1で研究について話し合うことができ、とてもいい経験ができたと思っています。

今回の学会ではポスター発表の時間、お酒を含むドリンクが提供されており、かなりフランクな雰囲気でした。それもあってか、海外の研究者の方々はすごく優しく、忍耐強くポスター発表を聞いてくれました。発表のあとは「Your work is nice!」といった言葉をいただくこともあり、ありがたかったです。

発表前はかなり不安だったポスター発表でしたが、なんだかんだ楽しく発表することができて今後の英語学習や研究に対するモチベーションも上がり、参加して良かったと思えました。

また、せっかくの機会だからと日本の学生同士で集まって夕食を食べに行ったり、飲みに行ったりしました。初めて会う他大学の人とも知り合うことができて楽しかったです。日本の学会で再会できるのが楽しみですね。

(4.観光)

これはあまり大きな声で言えませんが……学会の前後、時間のあるときに観光もしてきました。海外に行く機会なんてそう多くないですからね。その国の観光ができる、というのは国際学会の大きな魅力の一つかなと思います。

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以上、私がオーストラリアでの国際学会に参加してきて感じたことをお伝えしてきました!日本の学会とはまた違う雰囲気で総じて楽しかったので、みなさんも機会があればぜひ国際学会に参加してみてください!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

※今回の国際学会へ参加するにあたり、「KLL前期博士課程研究助成金(対象:修士)」と「小泉基金 大学院生海外渡航費補助」から渡航費・学会参加費・宿泊費などの支援をいただきました。ありがとうございました。

能登

2025年12月5日金曜日

機械工学科修士2年の学会体験記~準備編~(水曜担当 谷尻)

みなさんこんにちは!

毎週水曜日12:30~14:00のラーニングサポートを担当する谷尻と申します。

昨年度に引き続き、よろしくお願いいたします!皆様のお役に立ちたいと考えております!

“機械系の授業で分からない部分がある”

“機械科の履修を相談したい”

“機械科の研究室について知りたい”

“機械系の就職活動を知りたい”

という方はお気軽にご相談ください!


2025年12月3日水曜日

学会に参加してみよう!(金曜担当 下永)

じめに
みなさんこんにちは!
火曜12:30~14:00のラーニングサポートを担当しております、下永です。
今回は、これから学会に参加する方に向けて、学会参加の方法や必要な準備などについてお話しします!筆者が参加した学会での具体的な過ごし方もご紹介して学会の雰囲気などもお伝えしようと思っていますので、学会に参加するか迷っている方もぜひ参考にしてください!

会への参加の仕方
①会員登録
 多くの学会ではその学会の会員でないと参加登録ができません。会員登録は、基本的な個人情報を記入することと、会費を納入することで完了します。

②参加登録(演題登録)
形式選択:学会での発表カテゴリは「一般演題」と「指定演題」の2つに分かれますが、基本的に学生が参加するときは「一般演題」になります(指定演題は学会事務局が直接依頼した研究者・企業の方が行います)。そして一般演題ではポスター発表か口頭発表のどちらかの形式で発表します。ポスター発表では発表者が各々ポスターを会場に掲示し、参加者(学生・研究者・企業の方など様々)に対して説明・質疑応答します。入れ代わり立ち代わり様々なバックグラウンドを持つ方から意見をいただけるので、それまでにはなかった視点を持てるようになります。口頭発表では発表者一人ひとりに発表・質疑応答時間が与えられ、スクリーンに映されたスライドを使ってプレゼン形式で発表します。ポスター発表とは異なり、口頭発表では一度に多くの人へ自分の研究をアピールすることができます。基本的にはポスター発表よりも口頭発表のほうが難易度が高いので、初めての学会ではポスター発表をおすすめします!

演題の登録:発表タイトルや抄録(研究内容を簡潔にまとめたもの、400字程度)を提出します。国内学会であれば開催日の数か月前、国際学会であれば半年以上前までに提出します。提出された演題は事務局側での審査を経て採択されます。演題の採択割合は、有名な国際学会では1~2割程度、国内学会では8~9割程度とまちまちです。

参加費の納入:演題が採択され参加が確定したのち、参加費を納入します。参加する学会によりますが、筆者が参加した学会はすべて、学会当日が納入の期日でした。また参加費の納入が確認され次第、開催地のマップや当日に自分が使用する名札などの印刷が行えるようになるので早めに済ませておくのがよいです。

要旨/予稿の提出:学会によっては演題が採択されたのちに、要旨/予稿を提出する必要があります。要旨/予稿は図表を用いて研究内容を説明するもので、抄録よりも長めになります。国内学会であれば1か月前、国際学会では数か月前までに提出することが多いです。要旨/予稿の時点でデータが間に合っていない場合やデータを全て載せないこともしばしばあります(この場合は「当日は○○についても議論する。」など書かれています)。

会当日までにやっておくこと
 ここまでの項目をこなせば基本的に学会に参加はできます!ただし学会当日までに準備しておくことはまだまだあります。

登録確認、参加費入金、名札印刷:参加登録や演題の採択通知、参加費の入金などは必ず事前に確認しておきましょう。学会の会員登録や参加登録などを行っていると学会関連のメールがたくさん送られてきて確認すべきメールがわかりづらくなりがちです。筆者も一度、学会での発表前日まで参加費を納入し忘れていたことがありました……笑。

移動手段やホテルの確保:その学会が自宅から遠方で開催され、かつ数日間にわたって参加する場合は飛行機や新幹線などの移動手段やホテルを確保する必要があります。基本的に自分で確保しなければならないのですが、裏を返せば自分で自由に観光などの予定を組むことができます。筆者が広島の学会に参加したときは、学会参加後に1日延泊して広島を観光しました!(後述)

ポスター/スライド作成:学会では自分の研究分野にあまり明るくない方も多く参加しています。よって当日の発表資料は、背景知識がない方でも伝わるような内容やデザインにしなければいけません。そこで学会初心者は特に、先輩や指導教員などの過去資料を参考にしながらポスター/スライドを作るように心がけましょう。また演題や抄録・要旨なども同様ですが、作った資料は指導教員とのディスカッションや添削を通してブラッシュアップしておきましょう。
 
ポスター印刷/ポスターデータ提出:ポスター発表の場合、ポスター会場に設置されたPCでポスターを見る形式(eポスター)と実際に紙に印刷したものを掲示する形式の2つがあります。前者の場合は事前にデータを提出するだけですが、後者の場合は自前で印刷しなければいけません。基本的にポスターはA0サイズ(841 mm×1189 mm)で印刷するため、①A0サイズまで印刷できる業務用プリンターを借りて印刷するか②ポスターを16等分してA4用紙16枚に印刷するかのいずれかを選びます。幸い慶應理工生は矢上キャンパス内で大判印刷サービスを利用できます!

PCの接続確認:口頭発表の場合は作成したスライドを当日、プロジェクターなどを用いて投影します。用意されている接続の方式(Display Port、HDMI、USB Type-Cなど)は会場によって異なるので、不安な場合は学会事務局に確認しておきましょう。基本的にはHDMIケーブルが用意されていて、さらに最新のノートPCにはHDMIポートがない場合が多いので要注意です(その場合は変換アダプタを用意する必要あり)。

発表練習:発表資料を作成し次第、実際に声に出したり時間を測ったりしながら発表練習をしましょう。口頭発表の場合は指定された時間ちょうどで発表が終わるように練習しておきましょう。時間を超過すると質疑応答時間が短くなり、また発表が短すぎても質疑応答時間で繋がなければいけなくなってしまいます...。ポスター発表の場合は短めの説明(3分くらい)と長めの説明(5~10分)など調節できるように練習しておきましょう。聞きに来てくださった方が「○分くらいで説明お願いします」や「一旦全部聞いてもいいですか」など要望する場合があるからです。

催中の過ごし方
 ここでは実際に、広島で開催された学会(日本ゾルゲル学会討論会)に参加したときの過ごし方を具体的に紹介します!

・学会の概要
日本ゾルゲル学会の討論会では、ガラスやセラミックス、有機無機複合材料など様々な材料の合成に用いられているゾル–ゲル技術に関連する研究が扱われています。私もゾル–ゲル法を用いた無機材料の研究を行っていたことから、自分の初めての学会として参加しました。この学会に参加したときは、前準備をしっかり行って当日は観光をかなり楽しみました!笑

・各日程の過ごし方
1日目:翌日の学会が朝から開始することもあり、1日目は研究室の同期と広島に前乗りをしました。昼頃から原爆ドームや縮景園など広島市周辺の観光地を回り、夜は少し飲みつつ、会場に近い東広島のホテルへチェックインしました。

2日目:10時ごろに学会の受付を済ませて招待講演やポスター発表などを17時ごろまで聴講しました。次の日には自分の初・ポスター発表が控えていたため早めにホテルに帰宅し、発表の練習をしました。

3日目:午前は招待講演を聴講し午後はポスター発表を行いました。自分の考えていなかった観点からの意見・質問をいただき、とても有意義なディスカッションをすることができました。夜は広島市内のホテルへ移動して研究室の同期や先輩と飲みを楽しみました。

4日目:1日目で回れなかった観光地へ行くために延泊しました。今度はフェリーで厳島にわたり厳島神社の見学や食べ歩きを楽しみました。


後に
 学会に参加するにあたってはたくさん準備することがありますが、計画的に臨めば有意義な知見を得たり、その土地を楽しむことができます。ぜひみなさんも積極的に学会に参加してみてください!

下永


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理工学研究科の院生スタッフが自身の経験をもとに、学習や研究・進路に関する質問・相談に応じます。

授業の課題や試験に向けての学習相談はもちろん、学科分け、研究室選び、大学院進学、就職活動などの進路相談にも、経験豊富な院生スタッフが親身になって相談に乗ります。ぜひお気軽にご相談ください。

日吉キャンパスの1・2年生も相談できます! オンラインでも相談できます!

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2025年11月28日金曜日

どの学科に入る? ~学科分けで押さえておきたいポイント3選~(水曜担当・田名網)

こんにちは!

2025年度 秋学期の毎週水曜日 14:00~15:30 を担当しています、田名網です。


「機械系の授業で困っている」

「レポートの書き方がわからない」

「研究室選び・就職活動に悩んでいる」

という方はお気軽にご相談ください🙌

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学部1年生の方はそろそろ「何学科に入ろうか」と考え始める時期になりました。
本日は学科分けで押さえておきたいポイントについてお話しします!

正直なところ、自分はあまり深く考えずに機械工学科に入りました😓
実際に機械工学科に所属して、また他学科の友達の話を聞いて、
「ここを調べておくとよかったな」というポイントが3つありましたので紹介します。
学科分けの参考になれば幸いです!

学科分けで押さえておきたいポイント3選

ポイント1:学科特有の授業

当たり前ではありますが、学部1年生の時とは異なり学科ごとで授業の内容が大きく変わります。
特に必修授業はそれぞれの学科ならではの内容となっているので、
インターネットで調べてみたり、身近な先輩やラーニングサポートスタッフに話を聞いてみたりするのを
おすすめします。


ここでは機械工学科の必修授業で印象的だった授業について紹介します!
機械工学科ではものづくりに関する授業が多く、
理論や実験というよりも、理論を使ってデザインを考えたりものを作ったりと工学的な内容を扱います。

創造演習

学部2年生の必修授業です。自由なテーマで、研究をしたり、ものづくりをしたりします。
テニスが好きでテニスラケットに新しい機能を加えてみたり、
環境問題に興味があるから梱包資源の削減方法を考えたりと
自分の好きなテーマ・興味のあるテーマで研究やものづくりができるので楽しい授業でした!
最初は自分ひとりで研究ができるのか不安でしたが、
機械工学科の先生や大学院の先輩からのサポートがあるため心配なく研究に取り組むことができました。

工場見学

学部2年次の春休みに実施される必修授業です。
いくつかのグループに分かれて工場見学をします。
親しみのある日本企業から、アメリカやアジアといった海外の企業まで
グループごとで工場見学を行う場所は様々です。
自分が参加したグループでは、電子機器やエネルギーを取り扱う日本企業を3社ほど見学しました。
学部2年生のときに社会人の方と接する機会は少ないので、貴重な経験となりました。
企業についてはもちろんのこと、企業で働いている方の雰囲気もわかり、先取りの就活ができて良かったです。

ポイント2:研究室

研究室に所属されるのは学部4年生からのため、
学部1年生の方は研究室に対してあまり馴染みがないと思います。
ですが、学科分けの前にぜひ各学科の研究室について調べておくと良いと思います◎
大学院に進学するか今の段階で決めるのは難しいかもしれませんが、誰しもが1年間は必ず研究を行うので
自分の興味のある分野の研究室があるか確認しておきましょう。
自分が何に興味があるか分からないという方も、
学科ごとにどのような分野の研究室が多いのか見ておくといいでしょう。

自分の体験談ですが、ロボット系に興味があり、
機械工学科であればロボットを扱っているだろうとあまり調べずに選んだのですが、
機械工学科ではいわゆるロボット分野(自律移動やロボット工学など)を扱う研究室はほとんどありませんでした。
今では、自分の興味のある分野が環境系のセンサに変わり楽しく研究を進めることができていますが、
名前で決めつけてしまうのは要注意です!!!

慶應理工.tvhttps://www.st.keio.ac.jp/rikou-tv/)では、
動画で各学科が扱っている研究について簡単に知ることができますので、ぜひチェックしてみてください👀


ポイント3:学門越え

学科分けには学問越えと言う制度があることをご存知でしょうか。

学門超えとは、以下のとおりです。
「2020年度入学者から、各学科で約5名まで『学門を越えた学科配属』(学門越え)が認められます。配属は学生の希望に基づき、1年次の成績と書類審査により決定します。」

大学に入る前と入った後で自分の興味ある分野が変わった方もいるかもしれません。
興味のある分野が大きく変わった場合は、学門越えを検討してみてはいかがでしょうか。

私の周りには学門越えに挑戦した知り合いが2人いました。
ひとりの方は、化学系に興味があり学門Eで入学したものの、
大学で物理系に興味を持ち物理情報学科に学問越えをしました。
もうひとりの方は、学門Dで入学したものの、
プログラミングが好きで情報工学科にいきたいと学門越えの制度を利用しました。
残念ながら情報工学科に進むことはできなかったのですが、
学門越えに挑戦することができて良かったと話していました。

学問越えは人数が制限されているため高い評価の成績が必要となることが多いですが、
少しでも気になった場合は一度先輩や先生に相談してみてください。
学科によって必要となる成績は異なります。
意外と「学問越えできるかも!」となる可能性もあります👍



大学院に進学しなかったとしても、少なくとも残り3年間は大学で学びます。
ぜひ悔いのない学科選びを!
学科分けに悩んだ際はお気軽にラーニングサポートをご利用ください😊

田名網


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理工学研究科の院生スタッフが自身の経験をもとに、学習や研究・進路に関する質問・相談に応じます。

授業の課題や試験に向けての学習相談はもちろん、学科分け、研究室選び、大学院進学、就職活動などの進路相談にも、経験豊富な院生スタッフが親身になって相談に乗ります。ぜひお気軽にご相談ください。

日吉キャンパスの1・2年生も相談できます! オンラインでも相談できます!

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2025年11月11日火曜日

研究室選びのコツ(火曜担当 跡部)

 皆さん、こんにちは!


毎週火曜日14:00~15:30にラーニングサポートをしている跡部(あとべ)です。

「大学の勉強」「部活動やサークル活動」「資格試験」「就職活動」「研究」等、
迷うことが合ったら気軽に話しかけて下さい!

2025年11月5日水曜日

化学英語の勉強 (木曜担当 能登)

みなさんこんにちは!

木曜12:30-14:00にラーニングサポートを担当しております、能登です。

今日は化学分野の英語の勉強についてお話ししていきます。

私は英語が苦手で、これまで英語の勉強を後回しにしてきました。そして今、化学英語を習得しようと苦労しています……。今回は、これから専門分野の英語を学習したいけどどうすればいいのか分からないという方、研究室配属前にやっておくべき英語勉強を知りたい方などに向けて、私が実際にやっている化学英語の勉強法、学部時代にやっておけばよかったと思うこと、化学英語の難しさについてお話ししていきます。

まだまだ英語が苦手な私ですが、苦手なりにお伝えできることもあるかと思いますので、興味のある方は覗いていってください。

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はじめに~化学英語の必要性

みなさんは英語、得意でしょうか。

先述したとおり私は英語に対する苦手意識が強く、英語を勉強する必要があった高校生の頃はともかく、大学に入ってからは必修の授業以外で英語に全く触れてきませんでした。そのせいか気が付けば英語を見ると身構えるようになってしまいました……。

しかし、研究室に入って早2年。研究をしていると、英語に触れる機会は多くあります。英語論文や、海外研究者の講演などなど。そのたびに身構えていたらストレスが半端じゃありません。実際、英語論文を見るたびに、「うわ英語かあ……読みたくない」という気持ちで翻訳ツールを頼り、また、せっかく海外の研究者の方の講演を聞いても、英語が分からないばかりに内容が全く理解できないという経験もしました。

これらの経験から皆さんにお伝えしたいのは、研究をする際には多かれ少なかれ専門的な英語の知識が必要になるということです。そして当たり前ですが英語への苦手意識は早いうちになくしておいた方がいいです。

翻訳ツールがあるとはいえ、学会に参加する際、発表要旨を日本語と英語の両方で書かなくてはいけないこともあります。ある程度自分自身で英語が理解でき、英語で発表内容が表現できるようになっておくことが必要になるのです。


化学英語の勉強法~学部生(3, 4年生)

では、学部生のうちに専門英語を身につけるためにやっておくべきことは何でしょうか。私が大学院に上がってから、やっておけばよかったなと後悔したことを2点挙げていきます。

1.自分が知っている化学用語の英語の発音を確認する

化学英語を勉強するうえで突き当たる壁の一つが発音です。そもそも化学用語は「ケトン」「アルカン」など、英語に由来する用語が多く存在します。しかしながら、英語圏の人に「ケトン」と言っても伝わりにくいです。ケトンは英語で「ketone」。そのまま「ケトン」と読んでしまいそうですが、それは間違いで、どちらかというと「キートン」に近い発音になります。アルカンも英語で書くと「alkane」。油断すると「アルカン」と言ってしまいそうですが、ネイティブの研究者は「アルケィン」などといった感じで発音します。

いきなり「アルケィン」と聞くと、一瞬「ん?アルケン?」と思うかもしれませんが、アルケンは英語で「alkene」。発音はむしろ「アルキーン」に近くなります。そうなると、日本語でいうアルキン、つまり「alkyne」と間違えそうですよね。「alkyne」の発音は「アルカィン」なので、今度は「ん?アルカンと言っているように聞こえる……」となり、かなり混乱しやすい発音をしています。アルカン(alkane)・アルケン(alkene)・アルキン(alkyne)の発音は本当に間違えやすいので、要チェックです。

いつも使うような簡単な用語こそ混乱を招きやすいので、ぜひ発音を確認してみてほしいなと思います。

2.化学特有の英単語を覚える

次の大きな壁、それは化学特有の英単語です。例えば「conjugation」。意味は「共役」です。「conjugated olefin」で「共役オレフィン」ですね。私はこのあたりの単語の意味を覚えるのが本当に苦手で、論文などでこういった単語が出てくるたびに調べてしまいます。

もっと早くこういう単語に慣れておけば、もう少し楽に論文を読めたのかな。。。と思うこの頃です。

専門用語の英訳が載っている参考書(『ボルハルト・ショアー現代有機化学』など)もあるので、そういった書籍を見て早いうちから「この用語は英語だとこういう風に言うんだ!」と意識しておきたかったですね。


化学英語の勉強法~修士

さて、これまでは「やっておけばよかった」と後悔したことを紹介しましたが、こちらでは私が修士に上がってから行った勉強について4点ほどご紹介します。

1.翻訳ツールの使用を制限する

何でもかんでも翻訳ツール……そんな感じで日々論文を読んでいましたが、それでは英語は身につかない(当たり前)と思い使用をやめようと思い立ちました。とはいえ全く使わないといつまでたっても論文が読み切れないので、合成ルートや反応機構などについて書かれているところは翻訳を使わない、研究背景やバイオロジー系の記述は知らない単語が多すぎるので翻訳に入れてもよし、といったように自分なりに制限して使うようにしました。また、翻訳を使うのは一回自分で訳してみてから、といった制限も理解が深まって勉強になりました。

同じ分野の論文だとある程度表現方法が似通ってくるため、知らず知らず同じフレーズを何度も目にして覚えていることがあります。以前より単語が頭に入りやすくなりましたし、ネイティブが使う言い回し、コロケーションなどもなんとなく理解できるようになりました。

2.参考書を使って勉強する

化学英語を効率的に勉強するにはやっぱり参考書が必須です。試しにKOSMOSの資料検索で「化学英語」と入れてみてください。たくさんの化学英語の参考書が出てくると思います。

私は発音やリスニングまで学べる参考書が欲しかったので、『化学英語101:リスニングとスピーキングで効率的に学ぶ』という本を購入して勉強しました。この参考書は音声が録音されたCDがついているためシャドーイングなどの学習も可能であり、発音→単語→短文→長文……といった具合に段階的な学習ができる構成になっているため、化学英語についていろいろ勉強したいけど、何から手をつけよう……となっている人にもおすすめできます。内容は有機化学的なものがやや多い印象を受けました。

どんな参考書が自分に合っているか、調べたり、メディアセンターで実際に手に取ったりしたうえで勉強を始められると良いですね!

3.英語論文の音読

これはできる時しかやっていませんが、英語論文の音読をたまにするようにしています。単語の正しい発音をチェックしたうえで読みたいところだけ声に出して読む感じです。

本当は全文さらっと音読してみたいのですが、まだそのレベルに達していない(発音を調べるだけで長時間費える)ために少しずつ少しずつ進めています。「これなら興味持って読めそう!」という論文をちょっとずつ読むだけでも英語に慣れた感じがするのでオススメです。

4.英語の講演を聞きに行く

これは日々の勉強とは少し違う話ですが、普段から英語の講演を聞く機会ができたら率先して聞きに行こうと意識しています。矢上キャンパスでもたまに海外の研究者の方が英語で講演してくださる機会がありますし、学会などで英語講演のセッションへ足を運ぶこともありました。

英語の講演を聞きに行くことで、自分のリスニング能力が今どのくらいあるのかを確かめることができます。かつては「英語だしどうせ内容は分からないだろう」と英語の講演を聞きに行くことに消極的でしたが、いざ聞きに行ってみると、スライドなどの資料もあるため意外と内容が理解できるだけでなく単語の正しい発音なども確認できることに気づき、専門分野の英語講演は積極的に聞きに行くようになりました。

今はまだ化学英語勉強中ですが、勉強中なりに「前よりも講演の内容が理解できた!」といった感じで自分の成長を実感しやすいので楽しく講演を聞くことができています。

~~~~~~~~

以上、私の化学英語勉強についてお伝えしてきました。まだまだ勉強中の身ですが、ゆくゆくはリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングすべて不自由なくできるようになって、国際学会に参加したり、英語論文をサラサラ書いたりしてみたいなと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました!


能登


───── メディアセンターからのお知らせ ─────

理工学メディアセンターでは、2025年11月に「科学英語論文の書き方セミナー(基礎編)」「英語プレゼンテーションの心得セミナー」を開催します。

元 理化学研究所 創発物性科学研究センターの小野 義正氏を講師に迎え、英語の発想法や英語での論文執筆・口頭発表の鉄則についてレクチャーしていただきます。初めて英語論文を執筆する、英語でプレゼンテーションを行うという方におすすめです。

Zoomウェビナーを使用したオンライン開催のため、矢上キャンパスに所属していない方でも気軽に参加できます。参加申し込みをお待ちしています!

「英語論文の書き方セミナー(基礎編)」2025年11月12日(水)15:00-16:40(予定)
「英語プレゼンテーションの心得セミナー」2025年11月26日(水)15:00-16:40(予定)

(※どちらか片方のみの参加も可能です)

【詳細・申し込みはこちらから】https://www.lib.keio.ac.jp/scitech/services/seminar.html#A07

(慶應義塾所属者のみ対象:申し込みには慶應IDが必要です)

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2025年10月22日水曜日

留学のすすめ(月曜担当 草壁)

こんにちは、ラーニングサポート月曜後半(14:00-15:30)担当の草壁です。

以前 自己紹介の際に少し書いた通り、私は修士1年の秋学期から1年半、大学院のダブルディグリー制度を利用して、ドイツのアーヘン工科大学に留学していました。今回は、留学に興味がある人向けに体験談を書きたいと思います。

大きく分けて、以下のことについて書きます。

- アーヘンの街・アーヘン工科大学について

- 事前準備

- 現地での日常生活・大学での生活


1. アーヘンについて

アーヘンは、ドイツのNRW(Nordrhein-Westfalen)州にある、人口25万人ほどの少し規模の小さい都市で、ベルギーとオランダの国境に接しており、ドイツの最西端に位置します。かつてカール大帝(Karl der Große, Charlemagne)が戴冠した街として有名で、歴史的な意味を持った都市です。こうした歴史を鑑み、アーヘンは毎年、ヨーロッパの統一に貢献した人物に対してカール大帝賞(Karlspreis)という賞を授与しています。アーヘンという名前はドイツ語のAachenに由来しますが、実はフランス語・オランダ語・イタリア語の名前もあり、それぞれAix-la-Chapelle、Aken、Aquisgranaと呼ばれています。

アーヘンは、観光という観点からはあまり見るものが多いわけではありませんが、世界初の世界遺産のひとつであるアーヘン大聖堂(Aachener Dom)、市役所庁舎(Rathaus)、温泉が湧き出ているエリゼンブルネン(Elisenbrunnen)、3か国の国境が1点にあつまるポイント(Dreiländereck)などが有名です。また、アーヘン工科大学(RWTH Aachen)には大きなキャンパス(Campus Melaten)が1つありますが、基本的には街の中に大学の建物が点在しており、大学の歴史も長いことから、大学の建物も観光名所と言えるかもしれません。大学の建物で有名なものには、メインビルディング(Hauptgebäude)、SuperC、カルマン門(Kármántor)などがあります。なお、このカルマン門は、通り抜けると一生アーヘン工科大学から卒業できなくなるという迷信があるので、私自身通り抜けたことはありませんし、通り抜けた強者のうわさなども耳にしたことはありません(笑)。



アーヘン工科大学は世界的にとても有名な工科大学で、特に機械工学の教育・研究に定評があります。名前は工科大学(Rheinisch-Westfaelische Technische Hochschule)となっていますが、実は医学部や社会学部、文学部、経済学部なども存在します。慶應からは、理工学系だけでなく、それ以外の学部にも交換留学制度で留学することができます。慶應の理工学研究科とアーヘン工科大学の機械工学部や電気工学部は、ダブルディグリープログラムの協定を結んでおり、このプログラムで私は留学しました。


アーヘン大聖堂(Aachener Dom)

市役所(Aachener Rathaus)

SuperC(奥の白い建物)

アーヘンの街並み


2. 事前準備

私にとっては初めての留学ということで、事前準備では様々なことを行いましたが、主に(1) 奨学金の申し込みと(2)ドイツ語の勉強の2点を重点的に行いました。

(1) 奨学金の申し込み

留学で一番気になる・どうにかしなければならないこととして、金銭面の問題が挙げられると思います。私が留学した時(現在もそうですが……)は1ユーロ170円前後と歴史的な対ユーロの円安で、なるべくなら奨学金をユーロでもらいたいなと思っていましたが、幸いにもドイツ学術交流会(DAAD)の修士奨学生として採用していただきました。このDAAD奨学金はとても好待遇の奨学金で、月額1,000ユーロの支給があり、保険やドイツ語試験の検定料補助、往復航空券などの支給が別にある上、少額ですが研究費も支給されたり、ミュンヘンなどの賃貸物件の相場が高い都市に留学する学生には、家賃補助も出たりします。ほかにも、留学前に2か月間のドイツ語研修を現地の語学学校で受講できます。ダブルディグリープログラムの修士課程で渡独を考えている方には、このDAAD奨学金を強くお勧めします。なお、他に応募した奨学金などの情報は、私の留学報告書(閲覧にはkeio.jpのGoogleアカウントが必要です)の方に詳しく記載しているので、興味のある方はぜひのぞいてみてください!

(2)ドイツ語の勉強

ドイツに留学する以上、普段ドイツ語を使って生活することになるので、ドイツ語を学び始めました。私はダブルディグリープログラムでドイツを選びましたが、第二外国語としてはフランス語を選択していたため、ドイツ語を学び始めたのは渡航の1年半前からでした。また、アーヘン工科大学の修士課程では、近年より多くの授業が英語開講になっている傾向にあります(電気工学部はすべて英語開講)が、機械工学部などではいまだにドイツ語開講という授業がいくつか存在しています。実際、流体力学とレオロジーの授業と試験や、境界層理論の講義で使用するテキストがすべてドイツ語でした。ドイツ語の勉強法なども留学報告書に詳しく記載しているので、興味がある方は読んでみてください!


3. 現地での日常生活・大学での生活

(1)生活面

アーヘンは人口25万人のうち5万人が学生のため、れっきとした学生街です。アーヘンの街自体こじんまりとしていて比較的小さいので、学生にとってはとても住みやすい街だと思います。例えば、食生活に関しては学生向けにレストランなども比較的低価格で(日本円にすると依然高いですが……)提供してくれています。ドイツの「名物料理」Doener(「ドュナー」、ケバブをパンにはさんだもの)はアーヘンでは高くても7ユーロくらいで、とても美味しいのに加えて量が多いので、時間のないときや自炊が面倒くさいときに学生がテイクアウトで買う食べ物として親しまれています。余談ですが、ドイツのレストランでは、水の注文にもお金がかかります(水道水を頼めば無料です)が、ビールの方が水より安いので、ビールをちゃっかり頼んでしまいます。飲みすぎには注意してください。なお、レストランで食べるとお金がかかりますが、自炊をすると食費は結構節約できます。特に、フルーツや野菜は日本の相場に比べて安いので、その点は助かりました。

生活面で大変な点は2つあります。1つ目は行政系の手続きです。特に、ビザの発行や住民票登録などはオンラインでアポイントメントを取る必要がありますが、全然空いていないので取れません。また、担当者によって言うことがかなり違うため、あっちの部署に行ってくれと言われて該当の部署に行ったら、それはうちではやってないと言われて最初の部署に行って振出しに戻るなどといった事象が多々発生します。フラストレーションがたまりますが、こればっかりは我慢するしかありません。2つ目は電車です。ドイツ鉄道(Deutsche Bahn、通称DB)は遅刻魔としてその名をヨーロッパ全土にとどろかせています。1時間や2時間の遅刻は当たり前、事前通告なしの運休も日常茶飯事です。みんな苛立ちを覚えているので、飲み会では、少なくとも1回はDBの話題になります。ドイツ鉄道を使ってどこかに旅行する際は、目的地に1時間か2時間前には着くように予定を立てましょう。


(2)勉強面

ドイツの大学は、1年が講義期間(Vorlesungszeit)と講義なし期間(Vorlesungsfreie Zeit)に分かれており、3か月の講義期間と3か月の講義なし期間が1セットで1セメスターとなります。講義なし期間は何があるかというと、日本ではこの部分が夏休みや春休みになりますが、ドイツの大学ではこの期間はKlausurphase(試験期間)で、試験がぎっしり詰まっています。お察しの通り、〇〇休みというものは大学にはなく、講義期間・講義なし期間ともに勉強する形になります。僕の印象では、日本の大学に比べ試験がとても難しく、十分な準備時間がなければ試験に合格することはできません。試験期間は特に、1日中勉強だけするといった生活スタイルになります。

このように書くと余暇はないのかと思われるかもしれませんが、ちゃんとあります。たとえば、講義期間の週末や講義終わりなどには、友達と会ったり、旅行に行ったりすることができます。また、試験は夏学期であれば7月の後半から8月の前半にかけてと9月の後半に集中しているため、たとえば8月前半に4つ、9月後半に2つの試験があるという場合は、8月の中旬に4日くらいは暇な時間がとれるので、そういった期間に少し遠い場所に旅行できます。実際、僕はそのような「すきま時間」を見つけて、いろいろな場所に旅行に行きました。


ここでは生活面と勉強面についてのみ書きましたが、私の留学報告書では、どのようなことを普段していたか、どのような勉強スケジュールだったのかなど詳しく書いているので、こちらもぜひのぞいてみてください!


アーヘンの近郊にある小さな町・モンシャウ(Monschau)


もちろん学問的にも多くのことを学びましたが、異文化・異言語で暮らすということがどのような感じなのかということを体感しました。また、多種多様なバックグラウンドをもつ人たちと交流することで、日本では「当たり前」と思われているキャリアパスや人生観を良い意味で見つめ直すことができ、自分が今どんな立ち位置にいるのか、自分のやりたいことは何かを自分でも気づいていなかった偏見にとらわれずに再考できたと実感しています。留学を考えている方はぜひチャレンジしてほしいと思います!

草壁



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2025年10月10日金曜日

数学の授業の乗り越え方3選(金曜担当 市川)

 こんにちは!

2025年度、毎週金曜日14:00~15:30担当の市川です。

今回は私が学部生だった時の数学の勉強事情についてお伝えしたいと思います。

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📚数学に苦しめられた思い出📚

私は 理工学部 学門C (数学系) の出身です。

しかし、学部時代、私はあまり数学が得意ではなく、

数学の必修科目には毎回怯えて出席していました。

「授業を聞いても、先生が何を言っているのかわからない……」

「レポートが難しすぎる……」

「なんでこんなに難しい科目が必修なんだ……」

などなど、数学には何度も心を折られました。

そんな私が、数学の授業を乗り越えるためにやっていたことを、この記事にまとめます。

🔢数学の授業の乗り越え方🔢

私がおすすめする数学の授業の乗り越え方3選をご紹介いたします。

~その1~

授業の教科書や配布プリント以外でこれならわかる!という本を一冊手に入れる。

数学は教科書との相性が非常に大事です。「教科書に書いてあることが、何度読み返してもわからない……」。そんな時は、一度自分とその教科書との相性を疑い、さらに自分に合った教科書はないか、探してみるのもひとつの手です。実際に、私はこの方法に何度も助けられました。「授業でわからなかった内容も、この本の説明を合わせれば理解できる」。そんな本が一冊でも見つけられれば、心に余裕を持った状態で数学の授業に臨むことができます。

私がお世話になったのは、マセマ出版の“キャンパス・ゼミ”という数学の参考書シリーズです。教科書では言葉でしか説明されないような内容も、例題や練習問題を使って具体的にわかりやすく説明してくれるのでおすすめです。


~その2~

授業中の"わかった"をそのままにしない

数学の授業の内容をノートにまとめる時、皆さんはどのようにしていますか。

・後で考え直すために授業中理解できなかったところをまとめる。

・テストやレポートに出ると言われたところをピックアップする。

など、いろいろなやり方があると思います。その中でも、私が特におすすめするのは、

「授業中に自分が理解したところをまとめる」

というやり方です。なぜなら、数学の勉強においては、一度理解したことを忘れてしまった時に、すぐ思い出せる状況を作ることがとても重要だからです。大学の数学の勉強ともなると、解き方が複雑で一度覚えた解き方もすぐに忘れてしまうということがよく起こります。だからこそ、授業中にわかったことはそのままにせず、たとえ後でレポートを解く際に忘れてしまったとしても、すぐに思い出せるようにノートにまとめておきましょう。理解して、忘れて、また理解して……このサイクルをどれだけ早く回せるかが、数学の勉強において大きなカギとなります。


~その3~

どうしてもわからない問題は、検索するか、生成AIに聞く

どうしてもわからない問題に出会ってしまったときは、ネットの力を借りてみましょう。しかし、答えをそのまま得ようとしてはいけません。重要なのは、解法を理解するためにネットの力を借りるということです。

「検索した結果、なんだかよくわからないけど、答えが〇〇になることだけはわかった。」

これが一番危険です。当然ですが、ネットに書かれた情報は間違っている可能性が高いです。加えて、答えだけわかったとしても、テストで似たような問題が出たときに対応することができません。ですので、ネットの力を借りる時は、答えだけでなく解法までしっかりと理解するようにしましょう。

解法まで含めて正しいと判断できれば、その情報が間違っている可能性は低くなります。加えて、解法まで理解することができれば、テストで似たような問題が出てきても対応することができます。

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どうでしたか?当然、わからない箇所を友達や先輩に聞く、過去問を解くなど勉強の仕方にはさまざまなやり方があります。是非、自分に合った勉強方法を探してみてください。

この記事が、少しでもそのお役に立てていれば幸いです。

市川


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理工学研究科の院生スタッフが自身の経験をもとに、学習や研究・進路に関する質問・相談に応じます。

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2025年9月30日火曜日

交換留学Blog ~準備編~(金曜担当 斯波)

みなさんこんにちは😊💙

毎週金曜日14:00~15:30のラーニングサポートを担当している斯波です。

「管理工学の授業で困っている」

「研究室選びで相談がある」

「留学を考えている」

という方はお気軽にご相談ください!

些細な質問や相談もウェルカムです🙂 ぜひ遊びに来てください!


2025年9月29日月曜日

機械工学科修士2年の就職活動 ~ES編~(水曜担当 谷尻)

みなさんこんにちは!

毎週水曜日12:30~14:00のラーニングサポートを担当する谷尻と申します。

昨年度に引き続き、よろしくお願いいたします!

皆様のお役に立ちたいと考えております!

”機械系の授業で分からない部分がある”

”機械科の履修を相談したい”

”機械科の研究室について知りたい”

”機械系の就職活動を知りたい”

という方はお気軽にご相談ください!


2025年9月26日金曜日

機械工学科修士2年の就職活動 ~マナー編~(水曜担当 谷尻)

みなさんこんにちは!

毎週水曜日12:30~14:00のラーニングサポートを担当する谷尻と申します。

昨年度に引き続き、よろしくお願いいたします!

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”機械系の授業で分からない部分がある”

”機械科の履修を相談したい”

”機械科の研究室について知りたい”

”機械系の就職活動を知りたい”

という方は気軽にご相談ください!


2025年9月25日木曜日

機械工学科修士2年の就職活動 ~面接編~(水曜担当 谷尻)

みなさんこんにちは!

毎週水曜日12:30~14:00のラーニングサポートを担当する谷尻と申します。

昨年度に引き続き、よろしくお願いいたします!

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”機械系の授業で分からない部分がある”

”機械科の履修を相談したい”

”機械科の研究室について知りたい”

”機械系の就職活動を知りたい”

という方は気軽にご相談ください!


2025年9月24日水曜日

就職活動の面接で聞かれた質問100選(水曜担当 谷尻)

みなさんこんにちは!

毎週水曜日12:30~14:00のラーニングサポートを担当する谷尻と申します。

昨年度に引き続き、よろしくお願いいたします!

皆様のお役に立ちたいと考えております!

“機械系の授業で分からない部分がある”

“機械科の履修を相談したい”

“機械科の研究室について知りたい”

“機械系の就職活動を知りたい”

という方はお気軽にご相談ください!


2025年9月22日月曜日

就活のいろいろ ~夏編~(火曜担当 跡部)

 皆さん、こんにちは!


毎週火曜日14:00~15:30にラーニングサポートをしている跡部(あとべ)です。

「大学の勉強」「部活動やサークル活動」「資格試験」「就職活動」「研究」等

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2025年9月19日金曜日

研究室合宿は何をするの?(金曜担当 斯波)

 みなさんこんにちは😊💙

毎週金曜日12:30~14:00のラーニングサポートを担当している斯波です。

「管理工学の授業で困っている」

「研究室選びで相談がある」

「留学を考えている」

という方はお気軽にご相談ください!

些細な質問や相談もウェルカムです☺ ぜひ遊びに来てください!


2025年9月18日木曜日

コスパの良い試験勉強(金曜担当 斯波)

 みなさんこんにちは😊💙

毎週金曜日12:30~14:00のラーニングサポートを担当している斯波です。

「管理工学の授業で困っている」

「研究室選びで相談がある」

「留学を考えている」

という方はお気軽にご相談ください!

些細な質問や相談もウェルカムです☺ ぜひ遊びに来てください!


2025年9月17日水曜日

「クロミズム」で見える化する!(火曜担当 下永)

 
皆さんはじめまして!
2025年度の毎週火曜12:30~14:00のラーニングサポートを担当しております、下永と申します。どうぞよろしくお願いいたします!

・化学系の講義の課題や試験学習の仕方について
・応用化学科の研究室選びについて
・就職活動について

などなどご相談のある方はぜひ気軽にお越しください!(オンライン・メールでの対応もいたします)
本稿では簡単に自己紹介させていただきます。

【プロフィール】
・学年:修士2年
・所属:理工学研究科 応用化学系
・研究室:無機構造科学研究室(藤原研究室)
・アルバイト:個別指導塾
・趣味:テニス、ランニング、音楽

【研究】
みなさん、「クロミズム」という言葉を耳にしたことはありますか?クロミズムとは物質に何かしらの刺激を加えることで、物質の色が変化することを指します。クロミズムには様々な種類があり、例えば光が当たると色が変わるフォトクロミズムや、電圧を印加すると色が変わるエレクトロクロミズムなどがあげられます。これらのクロミズムを利用した製品として、紫外線や強い光によって透明な状態からサングラスへ変化する調光レンズや、スイッチを押すだけで遮光できる電気シェードなどが生み出されています。

私の研究ではこの「クロミズム」という現象に着目したセンサー材料の研究を行っています。刺激によって色が変化することを利用して、目には見えない変化を、目に見える色の変化へ変換してセンシングを行う試みはこれまで多くなされてきました。私の研究で特に面白い点が、色の変化ではなく発光の変化である点です。色は、その物質に当たった光のうち、物質に吸収されずに反射された光が目に届くことで感じ取っています。対して発光は、そのままの色が直接目に届くため、色よりも敏感に感じ取ることができます。そのため発光が変化するようなクロミック材料は、温度・応力などの物理的変化から、酸化還元・pHなどの化学的変化まで、目には見えにくい変化を「見える化」できる高感度なセンサーとして利用できます!

私は特に、発光変化のしやすさの制御や、発光変化の原理の特定などを目指して日々研究を進めています💪

【趣味】
平日はどうしてもデスク作業が多くなってしまうので、体を動かせるような趣味を探しています。最近は高校の友人や研究室仲間とテニスすることが多いです。高校の友人とは硬式テニス、研究室仲間とは軟式テニスをしています。硬式と軟式とでは打ち方から戦略まで大きく異なるので、違いを楽しみながらプレイしています!

【最後に】
最後まで読んでくださりありがとうございます!
講義の課題や試験勉強、研究室選び、就活などなど、ご相談がありましたら気軽にラーニングサポートデスクにお越しください!

下永

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理工学研究科の院生スタッフが自身の経験をもとに、学習や研究・進路に関する質問・相談に応じます。

授業の課題や試験に向けての学習相談はもちろん、学科分け、研究室選び、大学院進学、就職活動などの進路相談にも、経験豊富な院生スタッフが親身になって相談に乗ります。ぜひお気軽にご相談ください。

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2025年6月26日木曜日

大学生活を上手に過ごすコツ(勉強編)(水曜担当 跡部)

 皆さん、こんにちは!


毎週水曜日12:30~14:00にラーニングサポートをしている跡部(あとべ)です。

「大学の勉強」「部活動やサークル活動」「資格試験」「就職活動」「研究」等

迷うことがあったら気軽に話しかけて下さい!

第2回目は、サークル、部活動、バイトで意外と時間がない大学生がいかに勉強へ向き合うかについてお話します。


~イントロ


3部構成で展開していきます。Part1では、勉強のモチベーションが上がらない人向け。
Part2では、勉強のモチベーションはあるけど何の勉強をするべきか迷っている人向けにお話しします。Part3では、自分自身の経験談をお話します。


~Part1~


まずは、勉強のモチベーションが上がらない人向けに。
やるべきことは、シンプルです。

「その場でやる」 です。


授業課題を例に出すと、授業内容を理解し、授業が終わったら休み時間等ですぐに課題をすると良いです。

勉強のモチベーションが上がらない人でも周りに課題を助けてくれる友達がいたり、授業後すぐの理解度が高いときに課題をすると意外とすぐに課題が片付いてしまいます。

勉強のモチベーションが上がらない人はおそらく、他に熱中しているものがある or 単純にやる気が出ないの2パターンだと思います。
他にやりたいことがあったり、やる気がない状態で1人になってしまうと勉強や課題は、はかどりません。

すぐに課題を終わらせて、自由な時間を楽しみましょう!


~Part2~


続いて、勉強のモチベーションはあるけど何の勉強をするべきか迷っている人向けに。

するべきことは・・・

「直感に従ってすぐに学び始める」 です。

何を学ぶか様々な観点から考えている人も多いと思います。

何を学ぶかが、どのような方向へ就職するかにつながってくるかもしれませんし大きな決断の1つだと思います。

大切なことは、学んだ学問に対し責任は自分で負うということです。

そのためにも熟考した中で、自分の直感で決断するということが必要です。

直感は意外と信じていいものです。自分の興味や今まで考えてきたことなどを踏まえ、最適解を示してくれていると考えた方がよいです。

悩んだり、迷ったりする時間はもったいないです。自分の決断に対し自信を持ち、すぐに行動に移すことが大切です。

学びながら見えてくるものや自分の考えが変わることがあるかもしれません。

その際は、軌道修正し学びなおせば大丈夫です。

大学生のうちに勉強しておけばよかったと後悔のないように勉強に励んでください!


~Part3~


最後に、自分自身の経験談をお話しします。

私は、物理情報工学科だったため、物理学をメインに受講してきました。

高校生の時、物理学は数学を工業的に応用した学問であり、数学の世界と現実世界を結んでいるような気がして好きになりました。

しかし、大学に入り、数学は物理以外にもっと別の方法でも役に立っているのではないかと思い、見つけたのが金融数理でした。

銀行、証券、保険、資産運用の世界では数理的アプローチによる、金融商品開発やリスク量評価などが行われており、数理人材はとても重宝されているとわかりました。

自分自身の舵を物理学から金融数理へ切り替えました。

金融の世界はとても面白く、数学が直接的に実務に関わっており、経営判断の意思決定に大きなインパクトを及ぼすため、勉強しがいのある学問だと考えています。



学問は無限にあるため、アンテナを高く張り巡らし、これだと思えるものに出会ってください!


跡部


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理工学研究科の院生スタッフが自身の経験をもとに、学習や研究・進路に関する質問・相談に応じます。

授業の課題や試験に向けての学習相談はもちろん、学科分け、研究室選び、大学院進学、就職活動などの進路相談にも、経験豊富な院生スタッフが親身になって相談に乗ります。ぜひお気軽にご相談ください。

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2025年6月23日月曜日

質問を自分にも他の人にもし続ける(月曜担当 草壁)

 こんにちは!ラーニングサポート月曜前半(12:30-14:00)担当の草壁です!

入学や新学年になって早2か月が経ち、人によっては春学期前半の中間試験がある人もいるのではないでしょうか。新入生のみなさんは特に、大学の講義や試験は初めてで、高校の時の授業とはスタイルや難易度が全く異なり、どのように勉強を進めていけばよいのかわからないと思います。今回は、中間試験や期末試験に向けての勉強方法や準備・対策において押さえておきたいポイントを4つ紹介します。


ポイント(1) 難しいということを受け止める

大学で学ぶ数学や物理、化学は理解することが高校までのものと比べてとても難しく、理解するのに相当な時間を要します。みんなはわかっていて、わかっていないのは自分だけなのではないかと不安になることもあると思いますが、そんなことはないと思います。みんなにとって難しく、理解するのに時間がかかるはずです。ここで、理解する、とは、その時点で自分が疑問に思っているとが全て解決されていて、自分で説明できる状態のことです。このときに焦って、理解することに時間をかけず、中途半端な状態で次に進むと、さらに先の内容が分からなくなってしまいます。また、将来的には、研究室に入って実際に研究するときに基礎的な知識がないと苦労することになってしまいます。ですから、大学で学ぶ内容は難しくて、理解にとても時間がかかるから焦る必要はないと自覚することが必要です。


ポイント(2) 講義ではすべての内容に触れられるわけではない

高校までは、先生が教科書の隅々まで詳細に説明し、それに付随して練習問題を逐一解くというようなスタイルが多かったと思いますが、大学の講義では、時間の制約や難易度の理由から、重要な部分のみが説明される場合がほとんどです。特に演習の時間は、物理に関しては講義と演習が分かれていると思いますが、それ以外はなかなかまとまった演習の時間はありません。演習の時間も、理解の時間もたっぷりとることが肝要です。


ポイント(3) 練習問題・過去問で練習し身に付ける

多くの場合、数学や物理の試験は、過去問が公開されていたり、友達や先輩が持っていたりします。また、練習問題に関しては、どの授業においても扱われるか、少なくとも教科書には載っているはずです。理解したものを実際にアウトプットするとより理解が深まったり、意外と理解していなかったということが明らかになったりするもので、これはみなさんも経験していることではないかと思います。過去問や練習問題は試験前に必ず繰り返し解くようにしましょう。


ポイント(4) 友達や先生などに質問をたくさんする

先ほども述べた通り、大学の勉強はとても難しく、疑問点が高頻度で出てくるはずです。こんなときは、迷わず友達や先生に質問してみたり、友達に一緒に勉強することを提案してみましょう。わからないところはすぐにディスカッションできて、疑問を解決しあったり、新しい視点を与えたり、与えられたりします。もちろん、疑問点があれば、私たちラーニングサポートスタッフに尋ねに来てください!


以上、試験準備における心構えを4つ紹介しました。心構えとしては、本当に自分が理解できているのかを、その時の自分の最大限の知恵で自問自答してみることです。内容を理解し、わからないことがあったら、友達同士でディスカッションしたり、ラーニングサポートを利用したりしながら、みなさんがよりよい試験対策ができるように祈っています!


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