2024年7月8日月曜日

やりたいことで選ばない~研究室の選び方~(金曜担当 江藤)

 矢上の体育館は学生でも借りられる。

どうも金曜担当の江藤です!

そろそろ研究室選びの時期ですね~

研究室決めってめちゃくちゃ悩みますよね。

私にもそんな時代がありました。。。

「研究?やりたいことなんかねーよ」って

そんな当時の私のガバガバ研究室選びを語っていきたいと思います。

この記事を参考にするもよし、人を以て鑑としてもよし。

是非後悔の無い研究室選びをしてください。

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「研究室?いろんな種類があるしとりあえず全部の説明会でて内容聞いてみるべ」

最初にこの考えをしてしまったのが、振り返ってみると本当に悪手でした。

当時の私はとにかく手当たり次第に説明会を聞きました。なにも考えずとにかく説明会を聞きました。その結果・・・

「ほとんど興味ない研究室ばかりだけど一個だけなんとなくおもろそうな研究室あるしここにするべ。こんなに説明会いっぱい聞いて頑張ったし多分入れるでしょ」

と思ってしまったわけです。

その後運悪く、その研究室への応募者が多数いたため面接となってしまいました。

教授「君、説明会にいっぱい参加したって話だけど、なんで研究室見学にこなかったの?」

ぼく「う、、、あ、、、」

教授「他の志望者ほとんどきてたんだけど」

ぼく「ひっ、、、、うぅぅ、、、」

はい、案の定落ちました。

今考えるとその研究室は自分にあってなかったと思うんで、選考におちて当然だと思います。

その後第二志望であった今の研究室に辿り着き、イキイキと研究活動に励んでいます。

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このように大分酷い研究室選びでしたが、運よく自分に合った環境がある研究室に入ることができ、今は楽しく研究活動に励めています。そういった私がみなさんに伝えたいことはただひとつ

研究室選びは自分にあった環境で探せ☝

ということだけです。

やりたい研究内容といった評価軸に重きを置いて研究室を選べといった話をよく耳にします。私はそれに異論を唱えたい。研究活動はちょっとその研究をやりたいといったモチベーションだけでは続きません。研究活動の期間は一年から三年と非常に長いです。そのため最初はモチベーションがあったとしても外部要因(教授との相性、同期・先輩との関係。コアタイム)によってモチベーションが無くなる可能性があります。そしてその研究室を選んだことを後悔する......

そういった未来はいやですよね?

ではどうすればそんな未来を回避できるのか?

答えは簡単です。

興味関心で研究室を選ぶな!

研究内容に対して最初はあまり興味がなくて研究活動にモチベーションがなかったとしても、研究活動は後でいくらでもモチベーションを沸かすことができます。(研究活動にモチベーションを沸かす方法は後日執筆予定)

そのため研究内容に少し興味があるといった理由で研究室を選ぶのではなく、自分にあった環境がある研究室を選ぶことをお勧めします(どうしてもやりたい研究がある人は除いて)。そうした評価軸で選んだ研究室では少なくとも研究室に行きたくないといった事態は防げ、充実した研究活動を送れる可能性は高くなると思います。

ここまで大分穿った視点で研究室の選び方を述べてきましたが、少しでもみなさんの研究室選びの参考になれば幸いです。

他にも研究室選びで相談したいことがあるという人は、是非メディアセンターのラーニングサポートを訪れてください。


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