2024年6月25日火曜日

これまでの学習で役に立った本の紹介(月曜担当 利光)

こんにちは。
ラーニングサポート月曜担当の利光です。
今回は、私がこれまでに学習に利用して役に立った書籍を紹介します。


初めから学べる力学キャンパス・ゼミ : 大学物理入門編 : 大学物理を楽しく短期間で学べます! 馬場敬之著
初めから学べる電磁気学キャンパス・ゼミ : 大学物理入門編 : 大学物理を楽しく短期間で学べます! 馬場敬之著
(日吉のメディアセンターが所蔵)


物理学の内容を復習するのに役立ちました。
大学の物理の教科書は説明部分は情報量が多く、問題の回答解説は簡単な説明のみです。確かに、これは物理を学問として学ぶには適しているのですが、物理があまり得意ではない人が最初に勉強するには適していないと思います。
一方でマセマシリーズの書籍は問題を解くことを主目的としているので説明部分は要点のみを記載、問題の解答解説は丁寧に記述されています。そのため物理でつまづいてしまった人が改めて取り組むのに適していると思います。
マセマシリーズで最低限問題を解けるだけの知識を身につけ、その後に大学の物理の教科書を読み理解を深めるのが理想的だと思います。


メカ屋のための脳科学入門 : 脳をリバースエンジニアリングする 高橋宏知著
(日吉、矢上、藤沢のメディアセンターが所蔵)


生物の勉強をしていなくても面白く読むことができ、新たな視点で物事を考えられるようになりました。
学部2年生のころに読みました。この本を手に取ったきっかけは、ソードアートオンラインというライトノベルに出てくる、まるでゲームの中に入り込んだかのようにプレイできるゲームに憧れ、脳科学に興味を持ったことです。
この本には脳がどのような仕組みで働いているのか、また、目や鼻、耳といった感覚器が光や匂い、音といった物理的な情報をどのように神経を伝わる信号に変換しているのかが分かりやすく書かれています。
読み物としても面白かった上に、機械学習・人工知能の勉強に役立ちました。また、日ごろ何気なく使っている物がどのような仕組みで動いているのかに目を向けられるようになり、良い方向に自分の考え方が変わりました。


~番外編~
最後におまけとして、私の好きな小説を1冊紹介します。
砂漠 伊坂幸太郎著
(日吉、藤沢のメディアセンターが所蔵)

伊坂幸太郎さんの作品が好きでいろいろ読んだ中で特に印象に残っている1冊です。
先入観なく読んだ方が面白いと思うので多くは語りませんが、私はこの本を読んで、日々の選択における考え方が少しだけ変わりました。読みやすいのでぜひ読んでみて下さい!
以下のリンクから簡単なあらすじが読めます!(新潮社 https://www.shinchosha.co.jp/book/125025/ 


以上です。
本に関する質問や相談も受け付けているので、なにかあればラーニングサポートまでよろしくお願いします。