システムデザイン工学科の建物の待合室は豪華!
金曜日担当の江藤です!
今日は就活の本番でグループディスカッション(GD)を全勝した私が、各役割ごとのGDの極意を語っていこうと思います。
①ファシリテーター
就活生に人気の役割のファシリテーター。議論を引っ張っているリーダーとして企業に評価されやすいと誰もが思い、やりたがるファシリテーターですが、私はあまりおすすめしません。学歴の高い人に限ってファシリテーターをやろうとしてGD失敗しているのをこれまで見てきました(諸説あり)。では、なぜ失敗するのかのか?それをこれから述べて行こうと思います。
1.そもそもファシリテーターはとても難しい
議論をまとめるのはそもそもとても難しいです。議論をまとめるのは次の三つの能力がいります。
一つ目は傾聴力。周りの人の話をしっかりと聞く力が求められます。ここの聞く力はただただ人の話を聞き取るだけではありません。聞いた内容からその人が本当は何が言いたいのかをしっかりと理解して、議論に取り入れていく必要があります。
二つ目は議論の進行能力。議論を円滑に進めるために適切な目標や課題の設定、時間内に議論を収束させるためのスケジューリング、参加者にを発言を促すなどして議論を活性化させるための雰囲気づくりなど、議論を進行させるために柔軟な立ち回りが求められます。
三つ目はプレゼン能力。議論でまとまった案を企業に伝える係はファシリテーターがやることが多いです。そのためきちんと議論の内容を正確にまとめて、わかりやすく面接官に伝えられるプレゼン能力が求められます。
これらの三つの能力はきちんと訓練しないと身につくものではありません。自信がない人が面接官の評価欲しさにファシリテーターをやると、かえってひどい内容のGDになってしまう可能性があります。
2.普通の議論とGDは別物
日常的にグループをまとめる経験(バイトリーダーやサークル部長)をしてきたからファシリテーターをやる能力を自分は備えていると考えているそこのあなた!
その能力はもしかしたらGDでは通用しないかもしれません!!
GDには魔物がいます。そう、就活生という名の魔物が・・・・・
普段グループで議論する時、おそらくグループに所属している人は同じゴールを向いて議論に参加していると思います。
しかしながら、GDのメンバー間では同じゴールを向いて議論を行うことはまずありません。
なぜならGDの各メンバーそれぞれの目標は議論がうまく収束することよりも面接官にアピールすることだからです。そのため、GDには自分の意見絶対に曲げないマンやとにかく意見だけ投げて議論に参加しないマンといった魔物が湧きます。そういった方々の意見にうまく対処しつつ議論を展開することがファシリテーターに求められます。考えただけでもとても難しそうですよね・・・。
じゃあファシリテーターやるだけそんじゃん・・・・
そんなことはありません!!!
ファシリテーターは大変な分、うまくこなせば質の高いGDを行うことが出来ます。ではどのようにファシリテーターを行えばいいのか?そのコツを後半のブログで伝授します。