皆さんこんにちは!
木曜12 : 30から14 : 00までラーニングサポートのデスクにおります、学生スタッフの能登です。
今日は「天然物化学談話会」(天然物談話会)という、いわゆる「若手の会」「夏の学校」とも呼ばれる合宿形式の学会に参加してきましたので、その様子をお届けします。
今回の学会の概要は以下になります↓
学会名:第58回天然物化学談話会
開催地:トーセイホテル&セミナー幕張(千葉県習志野市)
日程:2025年7月13日(日)〜 2025年7月15日(火)
後援:日本化学会、日本農芸化学会、日本薬学会
分野:天然物化学(天然物の合成、生合成、単離、ケミカルバイオロジーなど)
以下のようなスケジュールで3日間を過ごし、他大の学生とも交流を深めました。
細かくて分かりにくいかもしれませんが、上の表で黄色、緑色、水色で塗られているところはすべて先生方の講演になります。そしてオレンジ色の所は学生がポスター発表をする時間です。
合宿形式ということで、他の学会にはない楽しさや面白さがあると感じましたので、3点ほどご紹介したいと思います。
1. 若手研究者に向けた講演やメッセージ
天然物談話会の最大の特徴は、若手研究者に向けた学会、勉強会であるということです。大御所の先生方が、自身の研究内容や経験をもとに若手研究者や学生に向けたメッセージをお話ししてくださいます。
先生が過去に行ってきた研究の話はもちろん、研究に向けた心構えなど、勉強になるだけでなく、モチベーションが上がる話もたくさん聞けました!
3日間ずっと勉強会なんて……と思われるかもしれませんが、自身の専門分野の大御所の先生が経験してきた、研究を行う上での苦労や喜びを聞く機会なんてそうそうありません。貴重な機会ですし、「聞いてよかった」となることが多いと思います。
私自身、自分もこんな研究がしたい!と思わされるお話が聞けてとても楽しかったです。
2. 天然物界隈に研究仲間ができる
こういった若手研究者向けの学会は、研究仲間を見つけやすいという特徴があります。「若手の会」と呼ばれるだけあって参加者のほとんどが修士課程、博士課程に所属する学生であり、同年代ばかりです。参加する教員も若手教員が多く、交流を深めやすい雰囲気になっています。
さらに合宿形式ということで、部屋は基本的に他大の学生と相部屋になっており、男子は4~6人ずつ、女子は2人ずつで部屋を割り当てられます(※年によって違います)。
私は他大の M1 の女の子(初対面)と同室でした。初対面の人と同じ部屋で3日間過ごす人がほとんどで、他大に同分野の研究仲間が欲しい人にはもってこいの形になっていると思います。
そしてなんといっても、夜の意見交換会と懇親会です。どちらもお酒と食べ物が提供されて盛り上がります。多くの学生が参加しているので、知り合いの知り合いを紹介してもらったり、同室の子の友達を紹介してもらったり……どんどん知り合いが増えていきます。
最終的には10人以上で輪になって、研究室の生活や自身の研究内容について、就職や進学について……様々な話題で延々と喋ったりもしました。
ちなみにお気づきかもしれませんが、意見交換会は終了の時間が設定されていません。眠くなったら寝る、というスタンスで際限なく語り合います。私は早々にリタイアしましたが、外が明るくなるまで交流した人もいたとかなんとか……(※もちろん強制もアルハラもないのでご安心を)
3. 堅苦しくない雰囲気で研究についての議論ができる
先ほどお話ししたように、若手の会の参加者はほとんどが学生、若手教員であり、学会はかなりフランクな雰囲気で進みます。
参加する学生はポスター発表を行うことが必須なのですが、発表って緊張しますよね。自分がポスター発表をみる側になったときも、「なんかいい感じの質問しなきゃ!」といった変なプレッシャーを感じたり……とにかく慣れないとリラックスして議論するのは難しいと思います。
その点天然物化学談話会は、ポスター発表の際もお酒が持ち込まれたりと雰囲気が堅くなく、純粋に議論を楽しみやすいように思います。しかも発表内容はまとまっていなくても良く、途中の成果でも参加が可能なので「今研究でこんなこと困ってます!誰か良いアイデアください!」みたいなポスターを貼っている人もいます。
私もこのポスター発表でうまくいかなかった実験結果を発表し、他研究室の学生や先生方とディスカッションすることで新たな気づきを得たり、知らなかった知識を学んだりできました。
興味がある方は自身の研究テーマを持って若手の会へ参加してみてはいかがでしょうか。
以上、天然物談話会について、学会の特徴と感想をお話ししてきました。
やはり同じ分野を研究する同世代の研究者(や学生)が一堂に会して情報交換を行う機会はそう多くないので、今回参加して本当に良かったなと思います。博士に進学する仲間もいっぱいできたので、今後別の学会で再会するのが楽しみです。
若手の会は様々な分野で開催されているので、興味を持った方は自分の分野の若手の会について調べてみてください。
お読みいただきありがとうございました!
能登
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