こんにちは!水曜担当の小野塚です。
今回は、多くの学生が頭を悩ますことになるであろう就職活動についてお話しします。
僕は鉄道会社と電力会社を中心に見ていたので、この2つに共通する点についてお話ししていきたいと思います。
~インフラ業界の仕事~
インフラには電気、水道、ガス、運輸、通信など様々ありますが、共通しているのは人々の生活の根幹を支えているということです。
基本的に24時間365日絶え間なくサービスが提供され続けるため、インフラ企業での仕事はこれらを維持し続けるためのものが中心になります。
必要な知識は入社後に教わるので、特定の専攻出身の学生が有利になるというようなことはないと思います。
僕は電気系の仕事をする予定ですが同じ職種の同期には弱電、強電、化学系など様々な専攻出身の人がいます。
~どんな人が向いている?~
集団で動くことが苦にならない人です。
インフラ企業はサービスを提供している範囲が広いため、どうしても大人数で仕事を進める機会が多くなります。
チームで動いた経験や、チーム内でどのような役割を果たしてきたかを思い返してみると良いと思います。
(面接で聞かれます)
もう一つ大事な点があります。
どのような職種で入社したとしても最初の数年間は現場仕事を経験します。
そして、インフラである関係上どうしても現場仕事には夜勤がつきものです。
夜勤のある生活に対する心構えが必要です。
~選考(リクルーター面談)~
インフラ業界に特有な制度としてリクルーター面談があります。
リクルーターとは、会社で働いている慶應の卒業生のことです。
マイページ登録後にリクルーターの方から「個別に会社説明をしたいのでお会いしませんか?」という電話が掛かってきます。
企業により異なりますが、2~3回程度行われます。
初回は若手のリクルーターが1対1で対応して下さり、企業説明や質問対応が中心になります。
2回目以降は若手の方に加えて年次が高い社員数名との面談です。学生から質問する時間もありますが、ここから先は選考要素が強くなります。
~選考(面接)~
リクルーター面談を突破すると面接に呼ばれます。
こちらも2~3回行われます。
面接の内容自体はあまり他業界と差はないと思いますが、最終面接の際、回答に困った質問をされたので皆さんにもご紹介します。
「あなたにとって働くとはどういうことですか?」
想定外過ぎて何を答えたのかあまり覚えていませんが、頭の片隅にでも置いて頂けると良いかもしれません。
結局働くってどういうことなんでしょうか…
ただ、一つだけ言えることは例え想定外の質問が飛んできたとしても、自分の本音をそのまま言葉にすることが大切だということです。
そもそも、面接で聞かれる質問に模範解答はありません。
採用担当者が聞きたいのは就活対策本に書いてあるようなお仕着せの回答ではなく就活生の本音です。
しどろもどろでも自分の思いをそのまま言葉にすれば面接官にもきっと届くと思います。
健闘を祈ります。
小野塚