初めまして。
春学期月曜担当の小野塚です。
今回は1回目の投稿なので、自己紹介をさせて頂こうと思います。
春学期月曜担当の小野塚です。
今回は1回目の投稿なので、自己紹介をさせて頂こうと思います。
~プロフィール~
- 学年:修士2年
- 学科:電気情報工学科
- 研究室:久保研究室
- 研究内容:自動運転車両のAoIに基づいた通信量削減
- 趣味:旅行、スキー
~研究~
私の所属している久保研究室では「通信と制御の融合」をテーマに掲げています。特に近年は車両制御や映像ストリーミングに関する研究を重点的に行っています。
鉄道や自動車等、乗り物の自動運転に関するニュースをご覧になったことがある方も多いと思いますが、まだまだ広く普及しているわけではないのが現状です。また近年は法整備も進んではいますが、技術的な課題も多く残っています。自動運転の技術的な難しさは通信の部分にあると私は考えています。
自動運転を行う際にはコントロールセンターと車両の間で絶えず通信を行い、その時の状況に応じた柔軟な速度制御を行っています。しかし万が一情報が送信できなかったらどうなってしまうでしょうか?制限速度をオーバーしてしまったり、最悪の場合事故につながってしまうかもしれません。情報をきちんと送信すればいいじゃないか、と考える方も多いでしょう。私もそう思います。しかし無線通信は(有線と比較して)あまり信頼性が高いとは言えず、情報が届かないことも多々あります。皆さんもYoutubeを見ていて映像がカクカクしたり、止まってしまった経験がありませんか?動画が視聴できないくらいなら大した問題ではありませんが、自動運転の場合は安全に直結するので大問題です。
では、なぜ情報の損失が生じてしまうのでしょうか。それは、多くのユーザーが一度に大量の情報を送信しようとすることで通信路が情報で溢れてしまうことが原因であることが多いです。また、近年無線通信を用いるアプリケーションは増加しており、それに伴ってユーザー数そのものが増加しています。いずれにしても、通信量が課題となっています。そこで、私の研究ではAoI(Age of information)という情報の目新しさの指標を用いて通信間隔を間引くことで通信量を削減する手法の検討を行っています。
~趣味~
私はいわゆる乗り鉄で、青春18切符を使って全国の鉄道路線の乗りつぶしをしています。在来線にしか乗れないという制約もありますが、新幹線では味わえない"旅してる感"を満喫できるので中々良いです(あと、すごく安いです)。おすすめは東海道線です。普段横浜近辺で活動していることが多い慶應生にとって東海道線は小田原や熱海に行く路線という印象が強いかと思いますが、実際は東京から名古屋、大阪を経由して神戸までを結ぶ長い路線です(昨年開業150周年を迎えた、日本で最初に開業した鉄道路線でもあります)。一つの路線であるにも関わらず都会と地方の両方の景色を楽しめるのがおすすめポイントです。皆様も是非一度東京から神戸まで乗り通してみてください。新幹線の速さを実感すると思います(笑)。
もう一つの趣味はスキーです。小学生の頃初めて体験したのがきっかけで、大学生になってからは年に3,4回滑りに行っています。昨年ついに板とブーツを購入してしまいました。検定取得、スキー場開拓など、色々やりたいこともあるので毎年冬が待ち遠しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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小野塚