こんにちは。ラーニングサポート木曜日担当の櫻井です。
今回は海外での学会発表について紹介させていただきます。
12月5日から8日に香港大学で開催されたThe 19th Asia Pacific Industrial Engineering And Management Systems (APIEMS 2018)に行ってきました。
香港は狭い島でありながら山が海岸近くまで迫っており、住む場所が狭いためか非常に高いビルが乱立していました。
イギリス領時代の名残かバスも二階建てで、車道も左側通行でした。
香港は世界有数の金融センターであり、世界中の金融機関が集まっている姿は圧巻でした。またセブンイレブンがいたるところにあったことには驚きました。
学会は経営工学(慶應では管理工学)に関するもので、マーケティング、データ分析、機械学習、ロジスティクス、都市工学、そして私の専門の金融工学など様々な話題の発表がありました。
発表当日はとても緊張しました。数週間前から練習をした成果が出たのか大きな失敗こそありませんでしたが、緊張のため早口になってしまい持ち時間が余ってしまいました。時間オーバーになるよりはましですがとても残念です。人前で話す経験がまだまだ足りないと思い知らされました。
雨などの悪天候による日常的な渋滞が社会問題になっている東南アジアから来た学生が、渋滞発生場所をビッグデータから予測するモデルを発表していました。普通の雨程度では大きな混乱が起きない日本からするとなかなか思いつかないテーマだと思います。国によって抱えている問題は様々であり、経営工学やデータ分析で解決できる問題が世界にはたくさんあるのだと改めて感じました。
理工学部では多くの研究室が海外の学会に参加しています。自分の研究の報告だけではなく様々な事を学べるのでオススメです。
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