こんにちは!
2025年度、毎週金曜日14:00~15:30担当の市川です。
今回は私が学部生だった時の数学の勉強事情についてお伝えしたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
📚数学に苦しめられた思い出📚
私は 理工学部 学門C (数学系) の出身です。
しかし、学部時代、私はあまり数学が得意ではなく、
数学の必修科目には毎回怯えて出席していました。
「授業を聞いても、先生が何を言っているのかわからない……」
「レポートが難しすぎる……」
「なんでこんなに難しい科目が必修なんだ……」
などなど、数学には何度も心を折られました。
そんな私が、数学の授業を乗り越えるためにやっていたことを、この記事にまとめます。
🔢数学の授業の乗り越え方🔢
私がおすすめする数学の授業の乗り越え方3選をご紹介いたします。
~その1~
授業の教科書や配布プリント以外でこれならわかる!という本を一冊手に入れる。
数学は教科書との相性が非常に大事です。「教科書に書いてあることが、何度読み返してもわからない……」。そんな時は、一度自分とその教科書との相性を疑い、さらに自分に合った教科書はないか、探してみるのもひとつの手です。実際に、私はこの方法に何度も助けられました。「授業でわからなかった内容も、この本の説明を合わせれば理解できる」。そんな本が一冊でも見つけられれば、心に余裕を持った状態で数学の授業に臨むことができます。
私がお世話になったのは、マセマ出版の“キャンパス・ゼミ”という数学の参考書シリーズです。教科書では言葉でしか説明されないような内容も、例題や練習問題を使って具体的にわかりやすく説明してくれるのでおすすめです。
~その2~
授業中の"わかった"をそのままにしない
数学の授業の内容をノートにまとめる時、皆さんはどのようにしていますか。
・後で考え直すために授業中理解できなかったところをまとめる。
・テストやレポートに出ると言われたところをピックアップする。
など、いろいろなやり方があると思います。その中でも、私が特におすすめするのは、
「授業中に自分が理解したところをまとめる」
というやり方です。なぜなら、数学の勉強においては、一度理解したことを忘れてしまった時に、すぐ思い出せる状況を作ることがとても重要だからです。大学の数学の勉強ともなると、解き方が複雑で一度覚えた解き方もすぐに忘れてしまうということがよく起こります。だからこそ、授業中にわかったことはそのままにせず、たとえ後でレポートを解く際に忘れてしまったとしても、すぐに思い出せるようにノートにまとめておきましょう。理解して、忘れて、また理解して……このサイクルをどれだけ早く回せるかが、数学の勉強において大きなカギとなります。
~その3~
どうしてもわからない問題は、検索するか、生成AIに聞く
どうしてもわからない問題に出会ってしまったときは、ネットの力を借りてみましょう。しかし、答えをそのまま得ようとしてはいけません。重要なのは、解法を理解するためにネットの力を借りるということです。
「検索した結果、なんだかよくわからないけど、答えが〇〇になることだけはわかった。」
これが一番危険です。当然ですが、ネットに書かれた情報は間違っている可能性が高いです。加えて、答えだけわかったとしても、テストで似たような問題が出たときに対応することができません。ですので、ネットの力を借りる時は、答えだけでなく解法までしっかりと理解するようにしましょう。
解法まで含めて正しいと判断できれば、その情報が間違っている可能性は低くなります。加えて、解法まで理解することができれば、テストで似たような問題が出てきても対応することができます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうでしたか?当然、わからない箇所を友達や先輩に聞く、過去問を解くなど勉強の仕方にはさまざまなやり方があります。是非、自分に合った勉強方法を探してみてください。
この記事が、少しでもそのお役に立てていれば幸いです。
市川
------------------------------
理工学研究科の院生スタッフが自身の経験をもとに、学習や研究・進路に関する質問・相談に応じます。
授業の課題や試験に向けての学習相談はもちろん、学科分け、研究室選び、大学院進学、就職活動などの進路相談にも、経験豊富な院生スタッフが親身になって相談に乗ります。ぜひお気軽にご相談ください。
日吉キャンパスの1・2年生も相談できます! オンラインでも相談できます!
-----------------------------